スターフライヤーがなぜ国内航空会社欠航率ワースト1位になってしまったのか

 

こんにちは!

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スターフライヤーがなぜ国内航空会社欠航率ワースト1位

 

みなさんは、最近飛行に乗っていますか?

 

LCC格安航空券 の就航が増えて来た今だからこそ、

実際に利用されている方、また気になっている人も増えて来ているのではないでしょうか。

 

 

そんなLCCですが、いざ乗る!と決めたときに気になること

それは、欠航だと思います。

 

 

最近では、台風で欠航が相次いだりと、

LCC格安航空券だけに限らず「欠航」の文字はテレビやニュースで頻繁に見ますよね。

 

 

 

今日は、航空会社各社で比較する中で、

欠航」が特に多いスターフライヤーに焦点を当ててお伝えしたいと思います。

 

 

 

◆スターフライヤーの欠航率

 

それでは、実際に「欠航率」がどのくらいなのか、実際の数字を見てみたいと思います。

 

参照:http://www.mlit.go.jp/common/001135077.pdf

※国土交通省平成28年(2016年)1〜3月分の特定本邦航空運送事業者に関する航空輸送サービスに係る情報より

 

 

この内容から見ると、スターフライヤーの欠航率は3.21%でした。

この数字は他のLCC格安航空券国内航空会社と比較しても最も高い数字です。

 

 

なぜスターフライヤーはこんなに「欠航率」が高いのでしょうか。

 

 

 

欠航の大きな要因は『機材繰り』だった

 

内容はありがちな天候が原因なのかと思いきや・・。

 

理由を細かくみてみると、

『機材繰り』が1番の要因のようです。

 

天候は意外にもJALやANAの方が「欠航率」が高いのですね。

 

 

では、その『機材繰り』とは何なのでしょうか。

 

 

飛行機の「機材繰りによる欠航」とは、

航空機材が用意できなかったため運休するというものです。

 

 

『機材繰り』には『整備不良』なども含まれること、

そして、利用予定の機材が天候の影響で到着しなかった場合などもあります。

 

飛行機が用意できない場合を総合して『機材操り』と言います。

 

 

 

なぜANAやJALの「機材操り」の率が低いのかというと、

代替の飛行機が沢山あるため、対処することができます。

 

 

しかし、LCC格安航空券ではコストを抑えるために、

機材を何度も使い回して、一日で出来る限り多く飛行機を飛ばして便を増やすことをしています。

 

 

そのため、代替の飛行機が用意できないということになります。

 

さらに、大事な1機が故障した場合、修理をすると、機材が即足りなくなります。

 

修理の期間を考えると、その期間に運用される予定だった便に欠航が出てしまうということになります。

 

 

 

現在、LCC格安航空券 スターフライヤー(SFJ)が保有している機材(飛行機)の数は9機です。

 

この少ない機材で1日に運用している数を

スターフライヤー国内線時刻表より抜粋すると、

 

東京羽田 北九州 約11便

北九州 東京羽田 約11便

 

東京羽田 福岡【直行便】 約便

福岡 東京羽田【直行便】 約便

 

東京羽田 福岡【北九州空港経由便】 約便

福岡 東京羽田【北九州空港経由便】 約便

 

東京羽田 大阪関西 約便

大阪関西 東京羽田 約便

 

名古屋中部 福岡 約便

福岡 名古屋中部 約便

 

東京羽田 山口宇部 約便

山口宇部 東京羽田 約便

 

 

 

以上、合計64便です。

※約と表記したのは日や月によって変動があるため。

※スターフライヤーHPより
 

 

これは、1日で1つの飛行機を 平均片道約7便以上使い回しているという計算になります。

 

 

この計算が正しければ、飛行機に何かがあれば、

1便どころか、どれだけの数に影響が出るか予測できますね。

 

 

しかし、今までの数字を見ていると、もの凄い数が「欠航」している!

と感じてしまいますが、

 

 

欠航率」が1番高いこのスターフライヤーでも97.79%

運行しているので、そこまで心配しなくても大丈夫でしょう。

 

 

これは、世界的に見ても非常に高い数値です。

東南アジアに行くと、今日は飛ぶのか飛ばないのか・・

分からないようなこともありますから。

 

海外の航空会社と比較すると、

安全・時間厳守・高サービスの

日本基準ってやはりすごいですよね!

 

 

今年、就航10周年を迎えたLCC格安航空券 スターフライヤー

 

松石禎己社長は

 

「どの路線に何機飛んでいるか、すぐには分からないほどでっかい会社にしたい」

 

と意気込んでいます。

 

 

財務体質の向上をテコに機材計画を再検討し、

2018年度までに保有機を2機増やして11機体制とする方針も出ており、

どれだけ『機材繰り』による「欠航率」を下げられるかが

ポイントの1つになりそうですね。

 

 

スターフライヤーの2015年〜2020年の中期経営戦略はこちらでご覧いただけます。

https://www.starflyer.jp/corporate/mid-term-plan.html

 

 

 

 

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最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

それでは、あなたの旅がますます素敵になることを願って☆

Have a nice trip!

 

 

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