激安運賃を楽しもう! エアアジアの運賃とオプション

 

激安運賃を楽しもう! エアアジアの運賃とオプション

 

 

エアアジアはその名の通りアジアを中心に就航しているLCC(格安航空会社)です。

 

現在はマレーシアのLCCであるエアアジアが、楽天などの企業の出資を受けて「エアアジア・ジャパン」として日本に進出する予定ですが、今のところまだ就航していません。

 

 

ちょっと複雑ですが、2013年末までエアアジアとANAの合併会社だった「エアアジア・ジャパン」とは別物です。そちらの方は「バニラエア」としてANAのブランドになっています。

 

今回解説する「エアアジア」は、それらの「エアアジア・ジャパン」とは別物ですので、あらかじめご注意ください。あくまでマレーシアのエアアジアについての記事になります。

 

エアアジアはマレーシアの格安航空券会社で、極めて安い運賃でアジア各国を旅行できるので、非常に魅力的です。しかし、初めて利用される方は、エアアジアの運賃タイプや、格安航空会社独特のシステムに戸惑いを感じるかもしれません。

格安航空券を上手く乗りこなすために、それらの特徴をこれから詳しく説明していきます。

 

まず、エアアジアには4種類の運賃タイプがあります。

 

①割引運賃
②バリューパック
③プレミアムフレックス
④プレミアムフラットベッド

 

これらの運賃タイプについての詳細や注意点などを、これから詳しく見ていきましょう!

 

1.割引運賃は受託手荷物が有料

 

多くの格安航空会社がそうであるように、エアアジアでも「割引運賃」は受託手荷物が重量に関係なく有料です。

そのため、受託手荷物を預ける必要がある場合は、重量に応じて手数料を支払う必要があります。オンラインで事前に受託手荷物を予約しておくと、当日空港で直接申請するより遙かに安いのでおすすめです。

 

「バリューパック」および「プレミアムフレックス」運賃では、20kgまでの受託手荷物が無料になります。これらの運賃でも、20kgを超えた場合は超過料金を請求されます。

 

ただし、バリューパック運賃を利用する場合は、予約時にあらかじめ指定しておく必要があります。予約完了後にバリューパックにアップグレードすることはできません。

 

「プレミアムフラットベッド」運賃では、なんと40kgまで無料です。それもそのはずで、この運賃タイプは、他の航空会社の「ビジネスクラス」に相当するクラスで、座席がフラットになるまで倒せるなど、非常に快適な飛行を楽しめるようになっているのです。

 

 

どの運賃タイプでも、荷物1個当たりの重さは32kg以下で、大きさは81cm×119cm×119cm以下でなければなりません。

 

エアアジアでは各種手数料は路線ごとに細かく決められています。公式ホームページの「料金および手数料」(http://www.airasia.com/jp/ja/our-fares/fees-and-charges.page)で路線を指定することによって、各手数料の詳細を確認できます。ただし、すべて英語表記なので、分かりにくい点もあるかもしれません。

 

 

2.バリューパック以上の運賃では座席指定が無料

 

エアアジアでは路線によって2種類の航空機を使い分けています。エアバスA320型機とA330型機です。

どちらも非常に性能も安全性も高く、全世界で使用されている旅客機です。長距離フライトでは、大型のA330型機が使用されます。

LCC(格安航空券)会社では、機種を信頼性の高いもので統一する傾向があり、エアアジアもまさにそのパターンです。

 

エアバスA-320

 

A320型機の場合は2種類の座席が、A330型機では4種類の座席タイプが設けられています。

 

 

①スタンダードシート

通常の座席です。A320型機、A330型機ともに選択できます。事前に座席を指定していない場合は、この「スタンダードシート」の中から自動的に割り当てられることになります。

 

「バリューパック」および「プレミアムフレックス運賃」では、無料でこの座席を指定できます。

 

 

②ホットシート

優先的に搭乗できる座席です。以前はプレミアムシートと呼ばれていました。A320型機・A330型機ともに選択できます。座席自体はスタンダードシートと同じです。

 

A320型機では各ホットシートゾーンの最前列(1列目・12列目・14列目)は足元が広くなっています。A330型機の場合は全てホットシートの足元が広くなっているので快適です。

 

「プレミアムフレックス運賃」では、無料でこの座席を指定できます。ただし、座席数に限りがあるため、早めの指定が必要です。

 

 

③クワイエットゾーン

プレミアムフラットベッドシートのすぐ後ろに配置された「静かな座席エリア」です。A330型機でのみ利用可能です。

騒音等が極力抑えられており、特別な雰囲気のある照明が備えられています。機内食がより早く提供されるなどの特典もあります。座席自体はスタンダードシートと同じで、足元の広さも同じです。

 

また、クワイエットゾーンの最前列(7列目)は「ホットシート」の要素も兼ね備えているので、足元も広くて非常に快適ですが、指定料金もエコノミークラスでは最も高くつきます。

「プレミアムフレックス運賃」では、無料でこの座席を指定できます。ただし、座席数に限りがあるため、早めの指定が必要です。

LCC(格安航空券)の煩雑なルールはここでも際立ちますね。

 

 

④プレミアムフラットベッド

「プレミアムフラットベッド」運賃で予約した場合は、自動的にこの座席を使用できます。他の運賃タイプからこの座席を指定することはできません。通常の航空会社の「ビジネスクラス」に相当する座席で、機体の最前列に位置しています。

 

座席のリクライニングはやはりビジネスクラスの座席のように、フラットになるまでリクライニングできるので、非常に快適な座席です!

ユニバーサル電源コンセント・読書ライト・折り畳み式テーブルを備えているので、とてもリラックスした空間を楽しめます。

 

エアアジア機内 画像引用:http://www.airasia.com/jp/ja/home.page

 

運賃タイプと座席タイプは違うので注意が必要です。例えば「プレミアムフレックス」運賃を選んだからといって、必ず「ホットシート」や「クワイエットゾーン」を指定できる、というわけではありません。

 

「割安運賃」「バリューパック」「プレミアムフレックス」運賃は、あくまで同じエコノミークラスで、初期設定は「スタンダードシート」です。座席の違いがあるわけではありません。ただし、「プレミアムフラットベッド」はビジネスクラスですので、指定できる座席は「プレミアムフラットベッド」座席に限られています。

 

LCC(格安航空券)エアアジアではこういった分かりづらい・誤解を招くような仕様が多々ありますので、充分にご注意ください。

なお、各座席の指定料金は、先ほどの「料金および手数料」ページでご確認ください。

 

 

3.プレミアムフレックス以上では機内食が無料で楽しめる

 

「割引運賃」では、すべての機内食が有料です。機内への飲食物の持ち込みは禁止されているので、欲しい場合は有料で注文することになります。飲み物まで有料なので、あらかじめ注意しておく必要があります。

 

「バリューパック」では、路線によってサンドイッチやホットミールが無料で提供されることがありますが、機内食が出ない路線もあります。

「プレミアムフレックス」もしくは「プレミアムフラットベッド」運賃では、機内食が無料になります。

 

また、機内食の予約購入はフライト予約時もしくは、出発予定時刻の24時間前までであれば、公式ホームページ(https://member.airasia.com/login.aspx?location=mmb)の「マイ・ブッキングの管理」メニューからできます。

 

 

事前に機内食を購入すると、機内で直接買うより安くなります。

機内で購入する場合、支払方法は現金のみで、クレジットカードは使えません。使用可能な通貨はマレーシアリンギットかアメリカドルです。発着地の通貨も使用可能なので、日本発着の便では日本円も使えます。

 

 

機内食の詳細はこちら(http://www.airasia.com/jp/ja/inflight-comforts/hot-meals.page)で確認できるので、

事前の予約で好きな機内食を確保しておきましょう。ただし、当日突然メニューが変更されて、予約していた食事を食べられないこともあります。LCC(格安航空券)エアアジアではこのような事態をあらかじめ想定しておきましょう。

 

 

4.割引運賃とバリューパックでは予定変更が有料

 

LCC(格安航空券)エアアジアでは、どの運賃タイプでも予約の変更が可能です。

「割引運賃」と「バリューパック」運賃では、フライトの変更は有料となるので注意が必要です。変更の際に必要な手数料は路線によって違うので、先ほどの公式ホームページ「料金および手数料」でご確認ください。

 

「割引運賃」と「バリューパック」運賃の場合、フライトの変更受付は出発予定時刻の48時間前までとなっています。これ以降の予約の変更はできません。なお、手数料は片道1名ごとに掛かります。往復で予約の変更をする場合は、表示されている金額の倍額が必要になります。

 

 

そのため、これらの運賃で予約する場合は、できるだけ予定変更の可能性がないことを確認しておくほうが良いでしょう。

 

「プレミアムフレックス」と「プレミアムフラットベッド」運賃の場合、フライトの変更受付は出発予定時刻の2時間前までとなっています。これ以降の予約の変更はできません。

「プレミアムフレックス」運賃では、フライト日時の変更が2回まで無料で可能です。事前に予定変更の可能性が考えられる場合は、こちらの運賃で予約しておいた方が無難かもしれません。

 

「プレミアムフラットベッド」運賃では、フライト日時の変更が何回でも可能になります。

ただし、どの運賃タイプでも、搭乗者名の変更、出発地・到着地の変更はいっさいできません。また、次の項目で説明するように、キャンセル時の払い戻しもいっさいできません。予約の際は慎重に考えてから予約を確定させましょう!

 

 

5.どの運賃でもキャンセル時の払い戻しはできない

 

LCC(格安航空券)エアアジアでは、どの運賃でもキャンセル時の払い戻しはありません。たとえ「プレミアムフラットベッド」運賃でも、いっさい返金されません!もしキャンセルの可能性が考えられるなら、正直なところエアアジアでは予約しない方が無難かもしれません。

 

公式ホームページの「料金および手数料」ページ(http://www.airasia.com/jp/ja/our-fares/fees-and-charges.page)では、「Refund」という項目があります。これは「払い戻し」の意味ですが、決して航空券料金の払い戻しではないので、要注意です!

この「Refund」項目は、あくまで「空港税の払い戻し」だけです。公式ホームページ上のE-Form(https://eform.airasia.com/?lang=ja-jp)で払い戻し手続きが可能です。

 

 

詳細はこちら(http://www.airasia.com/ask/template.do?id=443&locale=ja_JP)に記述されていますが、注意点があります。エアアジアではよくあることなのですが、日本語ページの記述が不完全なものになっています。

払い戻しの際に差し引かれるのは「払い戻し手数料」だけではありません

クレジットカード口座への返金の際に、「支払手数料」も差し引かれます。(それについては「料金および手数料」ページで検索後、下の方に英語で記述されています。)

 

そのため最終的に払い戻しされる金額は数千円程度になります。それでもいっさい返金されないよりは良いですが、返金には数か月程度を要するので、気長に待つ必要があります。

 

また、LCC(格安航空券)エアアジア側の都合が原因で欠航の場合は、その運賃タイプでも航空券の料金も全額返金されます。

 

 

6.注意点

 

LCC(格安航空券)エアアジア極めて安い運賃でアジア各国を旅行できる点が魅力的です。

しかしその反面、サービス内容は非常に簡素です。手荷物の紛失時に対応を受けられなかったり、何事もなく突然欠航したり、どの運賃でも返金が不可能だったり、LCC(格安航空券)の中でもサービスの悪さは際立っています。

 

特に、何事もなく突然欠航が決まることがある点には、要注意です!この場合は返金はされますが、せっかくの予定が台無しになってしまいますね。

 

LCC(格安航空券)エアアジアの運賃の驚異的な安さには秘密があります。

「利益の出ないフライトは飛ばさない」ことで、利益を得ているのです。

 

格安航空会社であるということは、超低コスト航空会社だということなのです。そのため、

 

搭乗者数が少ないなどの理由で利益が見込めないときは、エアアジア側の都合で容赦なく欠航されます。

 

したがって、ビジネス用途で航空券が必要な場合は、エアアジアは決しておすすめできません

 

また、公式ホームページで必要なことが明記されていなかったり、分かりづらいことがあります。

予約の際にも、余分なオプションが自動的に追加されていないか、よく確認しておく必要があります。特に「エアアジア旅行保険」はデフォルトで加入する設定になっているので、不要な場合は外しておきましょう。

 

あらかじめ運送約款(http://www.airasia.com/jp/ja/about-us/terms-and-conditions.page)に目を通しておくことを強くおすすめします。

 

 

LCC(格安航空券)エアアジアの存在意義は、「最安運賃でアジア各国を旅行できること」に尽きると言っても、過言ではありません。それ以上のサービスを求めたり、ビジネス用途で利用する場合、エアアジアは選ばない方が賢明です。

 

日程が確実に決まっていて、エアアジアが「格安航空会社」だということをよく理解しておけば、エアアジアは素晴らしい航空会社になります。どこよりも安い運賃で、手軽に旅行できるのですから。

 

事前にエアアジアについてよく理解しておいて、せひエアアジアでストレスの少ない、激安価格の楽しい旅行を満喫してください!

 

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