意外と知らない、ANAマイレージカードの落とし穴とは
せっかく作ったマイレージカード!最初はみんな頑張ってマイルを貯めようと思いますよね。
そして、ある程度マイルが溜まれば張り切って使うようになるでしょう。
ですが、その過程で意外と知らない落とし穴にはまってしまうことがあるかもしれません。そこで今回は、マイルを貯める際、使う際の注意点をいくつか紹介します。

ANAマイルを貯める際、使う際の注意点
1.予約ミスでマイレージが加算されない
意外とあるのが、予約を姓名逆で予約をしてしまうということです。
旅行会社を通して予約をしているときはこの心配はほぼいらないのですが、海外格安航空券サイトなどを利用すると、予約の姓名が逆になってしまっているというときがあります。
ANAでは、本人確認さえしっかりとできれば搭乗はすることができますが、マイルが上手く反映しない可能性があります。
搭乗確認は予約している氏名で確認をするので、それが誤っているとマイレージカードの登録名とも不一致になってしまい、システムが本人だと認証しないのです。
ですので、予約を誤って取ってしまった際は、マイルの登録ができているか後日ウェブサイト自分でも確認する必要があります。
もし登録ができていないようでしたら、半年以内に事後登録をしましょう。
※LCC(格安航空券)ではマイレージの概念がない格安航空会社もありますので、ご注意ください。
2.積算対象外の航空券
ANAには10種類以上の航空券の種類があります。そして、ステータスやその航空券の種類によって、積算率が計算されます。
ANA運航便利用の場合は、ほとんどの航空券がマイル加算の対象になるのですが、特典航空券、無償航空券、優待割引航空券などは一部積算対象外となるので注意が必要です。
また、スターアライアンス加盟航空会社の運航便ですと、さらにこの積算対象外の予約クラスの幅が広がります。ですので、購入している航空券がマイル加算対象のものかは詳細は各航空会社に問い合わせるとよいでしょう。
また、NH○○便と、ANAを指すNHが便名の先頭についていたとしても、コードシェア便だと運航便が他社になることもあります。その場合は、マイルの積算率も他社航空会社のルールに準じますので、勘違いには注意をしましょう。

コードシェア便だとマイル運航便が他社になることも
※LCC(格安航空券)ではマイレージの概念がない格安航空会社もありますので、ご注意ください。
3.アップグレードをした際のマイル積算率
マイルを使ってのアップグレードをした際は、元の予約クラスに基づいてマイルは積算されます。そのため、ビジネスクラスに搭乗したとしても、積算率は変更になりませんので、注意が必要です。
次に差額を払ってアップグレードをした際ですが、これは元から購入している航空券の種類によって異なります。元の航空券が変更不可のもので、新たに航空券を購入するという形でアップグレードをすれば、マイルはアップグレード後のクラスに基づいて積算されます。
しかし、元の航空券が変更可能のものですと、アップグレード前のクラスに応じてマイルが積算されることもあります。
航空券には細かいルールがあり、予約経路などによっても大きく異なりますので、その都度航空会社係員か旅行代理店に確認をするのが確実です。
※LCC(格安航空券)ではマイレージの概念がない格安航空会社もありますので、ご注意ください。
4.特典航空券は空港での問い合わせは不可
マイルの使い道としてもっとも人気なのが、特典航空券への交換です。
なんと、一定のマイルを貯めると、それだけで航空券に取得することができるのです。交換する際は往復航空券のみで片道航空券に交換することはできません。それでも、往復12000マイルから交換することができるので非常にお得なのです。
しかし、この特典航空券の不便なところは、空港での問い合わせが一切不可ということです。特典航空券とはANAマイレージセンターが管理しているものなので、空港の発券カウンターとは管轄が全く異なります。
ですので、もしも出発当日に予約の変更やキャンセルをしたいとなった時も、空港での手続きが一切できず、自分でマイレージセンターに問い合わせたりなどの対応が必要になります。
また、急なキャンセルでマイルを払い戻したいときも3000マイルの手数料がかかります。このように、特典航空券は融通が利かないことが多いので、利用する際には自身でしっかり管理する必要があります。
5.一度登録したものは移行不可
これは複数のマイレージカードを持っている人が注意をしなければいけないことですが、一度どこかの航空会社のマイレージカードに積算してしまったマイルは、一切他社マイレージカードに移行することはできません。
これは、本登録をする前のインスタントカードにおいても同じです。
マイルの加算は一回のみ!というのが大原則なのです。
ですので、各航空会社の積算率を比較しつつ、どの航空会社のマイレージカードに積算するかというのをよく考えなければいけません。
また、ある航空会社のマイレージカードを解約して、新しい航空会社のマイレージカードを作りたいという際も、移行は認められません。これはスターアライアンス加盟航空会社間であっても同様です。
ですので、マイルを着実に貯めたいという人は、予め一社に絞りためていくのがいいでしょう。
※LCC(格安航空券)ではマイレージの概念がない格安航空会社もありますので、ご注意ください。
いかがでしたでしょうか。
マイレージカードを作っても、今回紹介したような落とし穴を知らないとうまく貯めることができず、マイルを貯めること自体を楽しめなくなってしまいます。
ですので、マイルを貯める際、使う際の注意点をしっかり押さえ、ANAマイレージカードを使いこなせるようになりましょう!
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