セール最安値の買い方☆ジェットスター
飛行機の旅は高い!…というイメージは、もうすでに過去のものとなっています。
ジェットスター・ジャパンは、以前から航空券の格安セールやバーゲンを頻繁に行っている
LCC(ローコストキャリア=Low Cost Carrier)の航空会社で有名です。
日本では2007年8月から、ケアンズ~関西・シドニー~成田 などの就航を始めた、国際線が
メインの比較的新しい航空会社になります。
ジェットスター・ジャパンという名称から私は日本で生まれた航空会社かと思っていましたが
生まれはオーストラリアの航空会社だったのですね。
最近の若い方たちの場合、飛行機を使った旅行はLCCに最初から慣れている方が多いので、
格安航空券と言っても、従来のJALやANAの定額料金の半額でも「高い」と感じる方も多いと
思います。
逆に言えば、日本の従来からの航空会社は これまで国から手厚い保護を受け続けていた
事の裏返しでもあると言えますね。
ともかく、2021年2月の時点で、ジェットスターのLCC航空券セールは こんな感じで
なんと 東京~高知間が最安値で片道2,990円から、
という とんでもない値段で売り出されて
いるんです。
航空運賃の自由化がもたらした、
オーストラリアの航空会社 ジェットスター(Jetstar)
LCCセールでは、セールの種類や時期的な
バーゲン航空券などもあり、タイミング次第では
東京~沖縄間を500円代で搭乗できる!
という、破格すぎるレベルのバーゲンセールなども行われています!
一年を通して不定期に行われている【ジェットスタースーパースターセール】では、ときおり桁外れな
500円~などの 常識外れの破格で売り出しを行うことも多々あります。
ここまで安いと、ホテルサービスやツアー観光地などの国内旅行のスペックそのものに、
ふんだんに宿泊や旅行ボリュームなどのポイントをあげることも可能になりますね!
ジェットスターのLCC航空券セールはなぜこんなに安いのか?
これはジェットスターだけに限った話ではないのですが、日本のLCC航空会社のほとんどは
運賃の取り決め方を【空席連動型】という仕組みでつくっているところにあります。
従来からある大手航空会社の場合は、基本的に運賃を距離に応じて割り出し、航空会社の
豊富なサービス維持に必要なコストを計算した「経費」から、路線数や乗客確保数の実績を
もとに旅客運賃を決めていたわけです。
ところが 空席連動型運賃の場合だと、そもそも自由化競争原理の仕組みなので考え方が
全く違います。
その仕組みを簡単に説明すると、
「乗る人が多い=空席が少ない=価格が高くなる」
「乗る人が少ない=空席が多い=価格が安くなる」
こういう、市場原理という需要と供給のバランス状況によって、価値が変動するという
成り立ちを作っているわけなんですね。
なので、ジェットスター側の立場でみると、搭乗予約が多い日は価格が高く、少ない日は
価格が安い、という成り立ちが生まれてきますので、
たとえば土日や連休の時に限って やたら運賃が高額に思えるのは、みんな平日仕事を
してるので出かけづらく、連休になると会社が休みなので家族で旅行する。
この原理がしっかりと働いているのです。
ジェットスターのLCC航空券セールを効果的に攻略する方法
最初に、そのポイントを簡単にまとめます。
1.ジェットスターのセールの特徴と仕組みを理解する
2.セール情報をいち早く察知する
3.情報アクセスの媒体は複数持つ
4.「券」以外の付加価値を求めない
5.欲張りすぎない
1.ジェットスターのセールの特徴と仕組みを理解する
これはジェットスターに限らず、LCC航空会社全体でも言えることなのですが、
「最安値で買えるチャンスがあっても、最安値で買えるとは限らない」という理屈があります。
それってどういうこと?となってしまいそうですけど、これにも「需要と供給のバランス」が
働いている理由があります。
買う人の立場だと、できるだけ最安値で買いたい人がものすごく多いわけですから、競争
倍率は最高に高いわけで 数少ない席の「最安値」めがけて、一斉に大量の人が
押し寄せるわけですから、かりに1万人が買い付けると考えると、
買える確率は1/10,000=0.01%になるわけですよね。
なので最安値で買える確率は「奇跡レベル」と考えるのがふつうです。
つまり人寄せの手段だと割り切って、買えたらラッキー程度に解釈しましょう。
それを前提に現実的に激安価格で買うためには、ジェットスターのセールの特徴とタイミング
をしっかり把握しておく必要があるわけです。
・ジェットスターセールの特徴とタイミングの仕組み
ジェットスターの場合は、時期やタイミングにより満席になると予想される便の場合は高く、
空席率が高いと予想される便の場合にセールが行われる傾向があります。
おおむね基本的に「2か月前」に売り出される航空券が最も安い価格で提示されやすいです。
GWやお盆、正月などの「旅行シーズン」にセールで最安値を買おうと思っても、
そのシーズンの航空券自体が相場的には最高の満席率になりやすい時期ですから
(黙っていても乗ってくれる)
わざわざ安値をちらつかせてセールで人を寄せるという必要がないですよね。
それ以外の旅行シーズンオフの時期や、毎年搭乗率が低いとわかっている時期に「大安売り」
をしやすいわけですから(たとえば祝祭日のない6月など)、
その時期に狙いを定めておいて その2か月前=4月上旬から重点チェックを始めておく、という
戦略が必要になってくるのです。
ジェットスターは、最初に「安く」提示を行って、予約申し込みが増えてきた【需要率】を
見極めながら、段階的に値上げをしていくという、オークションタイプ空席連動型の仕組み
になっています。
なので、セールはタイミングがすべてなのでいつも不定期ですし、価格も予約者倍率によって
日々変動するので一定しない、というわけなのです。
その見極めと変動の周期が、2か月前、1ヶ月前、2週間前というスパンで訪れやすい
=チェックタイミングとなるわけです。
2.セール情報をいち早く察知する
これは一番簡単な、誰でもできる方法ですので、最安値に近い価格で買いたければ
ぜひやっておくべき対策です。
・ジェットスターのメルマガに登録する…セール情報をいち早くアラートで受信することができます。
・FaceBookやTwitterなどのジェットスタージャパンのアカウントをフォローする。
・有料会員メルマガに登録する…これは一般のメルマガ情報には配信されない、プレミアムな
最安値情報が特別情報として配信されます。
※Club Jetstar Japanの会員になる…入会金:3,280円
年会費:3,380円 かかりますが、会員限定情報を受けることができるサービスです。
会員になるメリットは、
手荷物や座席指定を20%OFFで追加できるようになったり、
不定期開催される会員限定の特別セールに参加することができたりで、
会員限定のセールでは販売座席数も少ないですが、一般のジェットスターのセールよりも
さらに低価格でチケットが販売されることが頻繁にありますから、
年間を通して旅行の頻度が多い人には最高のサービスですね。
3.情報アクセスの媒体は複数持つ
チケット予約申し込みの時に「いまだ!」と思ったタイミングでアクセスする手段が、たとえば
スマホまたはPCのみしかない場合、「サーバー混雑のためログインできません」などのログイン混雑
メッセージが起きることも多々あります。
そんな時に、ひとつのキャリアだけで何度もログインを試そうとしても 結局混雑が解けたときには
「もう完売」となるケースが非常に多いわけです。
そこで、アクセスする時には、PC、スマホ、場合によってはコンビニのロッピーから予約をする
くらいのアクセス媒体の強化を備えておけば、チャンス喪失の機会を1/3に落とすことも可能になります。
買い付けのタイミングが来たら、スマホ・PC・ロッピーなど
アクセスできる体勢を何重にも確保しておくことも意外に大事!
4.「券」以外の付加価値を求めない
LCCの安い航空券情報ばかりに目が向きすぎると、意外に「飛行機に乗ることの一連の流れ」
をだんだん見失いがちになってきます。
どういう事かといいますと、手荷物を預けるサービスがオプション追加料金になっていることを
見落としてしまっていたり、本当に自分が行きたい目的地までの「空港に降りてからの交通費」
を予算の計算に見込んでいなかったり、
行きのチケットを3000円で購入したはいいが、帰りのチケットがすべて2万円を超えていたり
チケットの価格を最重要視したために、空港周辺の宿泊ホテルがすべて満室で泊まるところが
なかったなどの誤算も、日常的に起こり得る問題になります。
このようにセールやバーゲンの場合「乗って、飛ぶ」ということ以外の付加サービスはほとんど
なにも考えられていないという事を肝に銘じておく必要があります。
またセールで買った航空券は、一度買えば まず変更や返金は不可能と思ったほうが良い
ですから、あとで予定が変わってしまったり、暴風雨や自然災害、悪天候で出発そのものを
見合わせようと思っても、そのチケットはすべて「無効化」されてしまう覚悟も必要です。
このように、「格安」で買うということは 何もかも
すべてのプランやサービスを自己責任で行って管理しながら行動する、という心構え
が非常に大切なのです。
5.欲張りすぎない
セールをウォッチしている時、価格がどんどん値下がりしていくさまを目にすることがあると
思いますが、そうなると気持ち的に「今でも十分安いけど、これはもっと下がるんじゃないか」
という期待感が同時に生まれてくる気持ちになるかも知れません。
しかし、「今でも十分安いけど」とあなたが感じているそのとき、ほとんどの場合は他の人も
同じようにそう思っています。
そこで「あと一声」と粘っていると、次の瞬間売り切れになっているものです。
たとえば現在6,800円の航空券を、6,300円まで下がれば買う!と決めていると
その500円の価格差を狙っている間に ほぼ他の方が落札してしまうことが非常に多いです。
相場の世界は、常に変動していて、自分が「安い」と思ったときはまずそこで売れてしまうもの。
旅行の経験を積めば積むほど、直感で【安い】と確信した時には、それ以上迷わず即決で購入
するという決断力こそが、LCCセールで安値を渡り歩くための攻略になるのです。
最後に、「購入前にはしっかり内容の最終確認を」。
いくら直感的に「これは安い!」と思っても、内容確認もせずにあわてて購入してしまうと
思わぬ条件ミスを見逃すことになりやすいですし、変更も返金もできません。
急いで購入の場合でも【内容を指先しながら、声に出してしっかり読んでみて、それでもOK】
まで確認してから、予約ボタンを押す癖をつけておきましょう。
以上、ジェットスターのLCC格安航空券を、最安値で買うための方法でした。
意外と、格安購入のためには時間と労力と知恵が必要だな~、ということの
お役に立てましたたなら、幸いです。
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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
航空会社規定等は航空会社の判断により随時変動しておりますので
最新情報はお客様ご自身にてご確認頂けますよう
お願い申し上げます。予めご了承くださいませ。
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