バニラエア 東京成田=関空(大阪関西)就航初便搭乗レポート
少し前になりますが、2017年2月18日、バニラエアは、
東京・成田空港と、大阪・関西国際空港(以下:関空)を結ぶ路線を新規就航しました。
今回、新規就航の現場を見るべく初便に搭乗してきたので、レポートしたいと思います!
時間・価格
搭乗レポートに移る前に、新規路線の運行ダイヤや運賃について軽く紹介したいと思います。
バニラエアの成田=関空路線は、一日二往復の運航となっています。
成田発の便名はJW703便(期間によっては701便)とJW709便。
703便は3月17日まで10:30成田発12:15関空(関西空港)着、3月26日以降は10:00成田発11:45関空着
709便は3月25日まで19:30成田発21:15関空着、3月26日から19:55成田発21:40関空着。
関空(関西空港)発の便名はJW702便とJW710便(期間によっては704便)。
702便は3月25日まで9:30関空発11:05成田着、3月26日から9:45関空発11:20成田着
710便は3月26日から18:00関空発19:35成田着。
どちらの発着でも午前に出発して昼頃到着できる便、夕方~夜の時間帯の便から選ぶことができるので、
滞在時間を長くとったり、仕事終わりに出かけたりすることができる、
非常に利便性の高いダイヤ設定となっています。
運賃は、セールを除き3,650円からで、諸税・手数料などを合わせて往復1万円以内で移動できる、
魅力的な運賃設定です。
それでは、搭乗レポートに移っていきたいと思います!!
JW709便搭乗レポート
就航記念セレモニー
今回の成田=関空、成田=函館の新規就航は、バニラエアにとって奄美大島以来の国内線。
実に2年半ぶりとなる国内新規就航はバニラエア社内のみならず、
成田空港会社、地元自治体などからも期待が寄せられている路線であるようです。
バニラエアの五島社長はもちろん、周辺自治体など多数の来賓が来ていたことからも期待の高さが伺えます。
五島社長からの挨拶では、より便利になる成田=関空の移動はもちろん、乗り継ぎのインバウンド、
海外の方の国内移動でも利用してもらいたいという事、バニラエアは、
今後もLCCとしてお求め安い運賃と安心できるサービスを提供し続けていきたい、
といった事を話していました。
また、スペシャルゲストとしてドーベルマンインフィニティのSWAYさんも登場。
ドーベルマンインフィニティは、ミュージックビデオでバニラエアの機体を使用したことがあるなど、
バニラエアとは縁が深いようでした。
いよいよ搭乗
30分にも及ぶ、盛大なセレモニーを終えるといよいよ搭乗です。
乗客一人一人に就航初便の搭乗証明書、ボールペン、メモ帳が手渡され、バスで機体まで向かいます。
盛大な就航記念セレモニーの影響からか、定刻より15分程遅れて19:45頃出発。
ほぼ満席となった就航初便は、少し重そうに離陸しました。
上昇時は前日の春一番の余波のためか少し揺れたものの、
巡航に入ると一転、穏やかなフライトとなりました。
20:00頃シートベルト着用サインが消灯、機内販売も開始です。
事前の説明の通り、ほぼ満席の機内。
航空ファンや、取材関係者、旅行客などでにぎわっていました。
機内販売開始に際し、FA(フライトアテンダント)お勧めの機内食が紹介されました。
バニラエアでは、フライトアテンダントも商品開発にかかわっており、
自信を持ってお勧めできる商品ばかりとのこと。
就航先の関空ベースのピーチを意識した巧みなセールストークの影響か、
非常に多くの乗客が機内食を注文しており、私から見える範囲では2割ほどの人が
看板商品のクリームパンを頼んでいました。
従来のバニラエアの路線より距離や時間が短く、
満席の機内から注文が殺到していたため忙しかったはずですが、
接客するFAの素敵な笑顔は絶えることがなく、バニラエアらしさが感じられました。
余談ですが、バニラエアでは客室乗務員のことをフライトアテンダント、
Flight と Attendant の頭文字を取ってFAと呼ぶようです。
近年の日本の航空会社ではキャビンアテンダント。
CabinとAttendantの頭文字を取ってCAと呼ぶのが主流なので珍しい呼び方になっています。
記事内でも、バニラエアでの呼称に合わせてフライトアテンダント,FAと表記しています。
私も、FAお勧めのメニューからいくつか購入。
左から「ハムエッグカツレツサンド」「ブールミッシュトリュフケーキ」
「バニラエア特製とろーりクリームパン」「コカ・コーラ」。
料金は、それぞれ650円、350円、250円、200円、
バリューメニュー(セット割)適用で50円引きとなり、合計1,400円でした。
カツレツサンドは、機内のオーブンで仕上げられ、外はサクサク、中はジューシーな食感が楽しめる一品。
トリュフケーキは、チョコレート生地にトリュフが包まれた贅沢な一品。
クリームパンは、とろとろのクリームがぎっしり詰まった、バニラエアの看板商品で、
昨年販売を止めた時期があったものの、乗客からの要望に応えて再登場したとのこと。
どれも美味しく、楽しいフライトに華を添えるものとなりました。
出発が遅れたにもかかわらず、定刻より5分程早く21:10に到着しました。
降機する際、男性FAの方に「初日の出フライトの時もご搭乗なさっていましたよね?」と声をかけていただき、
まさかの再会に驚き半分、恥ずかしさ半分でした(苦笑)
まとめ
搭乗レポートはいかがでしたか?皆さんにバニラエアの楽しい機内の様子が伝わっていれば幸いです。
成田=関空の路線には、既にピーチ、ジェットスター、スプリングジャパンの3社が就航しており、
バニラエアが加わることで日本のLCC4社がすべて出揃う唯一の路線となります。
(ピーチが札幌=成田を運休するため)
これからは、大阪と東京間の移動の選択肢にバニラエアも加え、
より楽しく、よりお得に出かけましょう!!
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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
航空会社規定等は航空会社の判断により随時変動しておりますので
最新情報はお客様ご自身にてご確認頂けますよう
お願い申し上げます。予めご了承くださいませ。
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