充実の対応で安心!スターフライヤー予約の変更とキャンセル
スターフライヤーは日本の地域航空会社です。早い時期から「ハイブリッド・エアライン」として、格安航空会社との差別化をはかり、「お得な運賃」と「充実したサービス内容」を両立することに成功しました。
以前は北九州を中心として主要都市を結んでいましたが、近年は路線を増やすなど、今後の活躍が期待される航空会社です。九州地方を旅行される方には特におすすめできる航空会社です!
せっかくスターフライヤーの航空券を予約し手に入れて旅行に備えていても、予定が変わってしまって、フライトを変更したりキャンセルする必要が生じることがあります。
そんなとき、スターフライヤーではどのような対応を受けられるのでしょうか。
スターフライヤーには非常に豊富な運賃タイプがあります。そのため、予約している運賃タイプによって、予定の変更やキャンセルの条件に違いがあります。
スターフライヤーの運賃タイプには大きく分けて2つの種類があります。
「予約の変更が可能な運賃タイプ」と、
「予約の変更ができない運賃タイプ」です。
それぞれの場合によって、細かな条件が設定されています。
初めてスターフライヤーを利用される方は、そういった条件等がやや分かりづらいかもしれませんね。
そこで、スターフライヤーのフライトの予約変更とキャンセルについて、これから詳しく見ていきましょう!
1.予約の変更
他の多くのLCC(格安航空会社)や地域航空会社がそうであるように、スターフライヤーでも予約した「運賃タイプ」によって、予約の変更が可能なものと出来ないものがあります。
(1)運賃タイプによる違い
①予約の変更が可能な運賃タイプ
次の運賃タイプは予約の変更が無料で可能です。
・大人普通運賃
・往復運賃
・小児運賃
・スター小児
・スターQ割
・株主優待割引運賃
②予約の変更ができない運賃タイプ
残念ながら、次の運賃タイプでは予約の変更ができません。
・スターユース
・スターシニア
・STAR 1
・STAR 3
・STAR 7
・そら旅21
・そら旅28
・そら旅45
・そら旅60
・そら旅80
やはり、割引率の高いお得な運賃タイプでは、予約の変更ができないなどの制約があるのですね。
(2)予約変更の方法
予約の変更手続きは、公式ホームページ上のこちら(https://rsv.starflyer.jp/rsv_p/aln_web/BERetrieve.do)から簡単に行えます。「搭乗予定日」「便名」「予約番号」「搭乗者名」を入力して、「次へ」をクリックしましょう。
予約番号を忘れてしまった場合は、「SF CALL CENTER(国内線予約案内センター)」もしくは、公式ホームページ上のこちら(https://request-form.starflyer.jp/form/33076-8/)から、問い合わせることができます。
その他にも、空港カウンターや航空券を予約購入した旅行代理店でも、予約の変更が可能となっています。
ただし、予約の変更手続きは、必ず出発時刻までに行う必要があります。それを過ぎてしまうと変更ができなくなるので、ご注意ください。
また、「予約の変更が可能な運賃タイプ」であっても、路線や搭乗者名などの変更はできません。あくまで日程の変更のみとなっています。もしそれらの変更の必要が生じた場合は、一度購入済みの航空券の払い戻しを受けて、新たに航空券を購入しなおす必要があります。
2.予約のキャンセル
(1)キャンセル手数料について
先ほどの「予約の変更条件」と同様に、予約のキャンセルも「予約の変更が可能な運賃タイプ」と「予約の変更ができない運賃タイプ」に分類することができます。
①予約の変更が可能な運賃タイプ
先述の「予約の変更が可能な運賃タイプ」では、出発時刻までにキャンセル手続きを行った場合は、手数料が掛かりません。ただし、払い戻しの際には「払い戻し手数料」として、430円が差し引かれます。
航空券の有効期限満了日(航空券購入日から90日後)の翌日から起算して、10日以内に手続きをした場合は、路線によって次のように手数料が必要になります。
羽田=北九州・福岡・山口宇部線: 6,000円
羽田=関西線: 4,000円
中部=福岡線: 4,000円
「小児運賃」および「スター小児」では、次のとおりになっています。
羽田=北九州・福岡・山口宇部線: 3,000円
羽田=関西線: 2,000円
中部=福岡線: 2,000円
上記の期間内に手続きをしなかった場合は、払い戻しが受けられなくなるので注意が必要です!
②予約の変更ができない運賃タイプ
こちらは運賃タイプによって大きな違いがあります。
「スターユース」「スターシニア」「STAR 1」「STAR 3」「STAR 7」「そら旅21」では、
手続きの時期や路線によって、キャンセル手数料は次のようになっています。
(1)出発時刻までに手続きした場合
・「スターユース」「スターシニア」の場合
羽田=北九州・福岡・山口宇部線: 3,000円
羽田=関西線: 2,000円
中部=福岡線: 2,000円
・「STAR 1」「STAR 3」「STAR 7」「そら旅21」の場合
羽田=北九州・福岡・山口宇部線: 1,500円
羽田=関西線: 1,000円
中部=福岡線: 1,000円
(2)出発日の翌日から10日以内に手続きした場合
・どの運賃タイプでも同じ
羽田=北九州・福岡・山口宇部線: 6,000円
羽田=関西線: 4,000円
中部=福岡線: 4,000円
上記の期間内に手続きを行わなかった場合は、払い戻しを受けられなくなってしまうので、注意が必要です!
「そら旅28」「そら旅45」「そら旅60」「そら旅80」では、
細かな取り決めがあるので、あらかじめしっかりと確認しておきましょう。
「そら旅28」の場合は次のようになっています。
(1)予約便出発日の60日前までに手続きした場合: 運賃額の10%相当額が差し引かれます。
(2)予約便出発日の59日前から28日前までに手続きした場合: 運賃額の30%相当額が差し引かれます。
(3)予約便出発日の27日前から、出発日の翌日より10日以内に手続きした場合: 運賃額の50%相当額が差し引かれます。
(4)上記の期間以降: 払い戻しを受けられません!
「そら旅45」の場合は次のようになっています。
(1)予約便出発日の60日前までに手続きした場合: 運賃額の10%相当額が差し引かれます。
(2)予約便出発日の59日前から45日前までに手続きした場合: 運賃額の30%相当額が差し引かれます。
(3)予約便出発日の44日前から、出発日の翌日より10日以内に手続きした場合: 運賃額の50%相当額が差し引かれます。
(4)上記の期間以降: 払い戻しを受けられません!
「そら旅60」の場合は次のようになっています。
(1)予約便出発日の70日前までに手続きした場合: 運賃額の10%相当額が差し引かれます。
(2)予約便出発日の69日前から60日前までに手続きした場合: 運賃額の30%相当額が差し引かれます。
(3)予約便出発日の59日前から、出発日の翌日より10日以内に手続きした場合: 運賃額の50%相当額が差し引かれます。
(4)上記の期間以降: 払い戻しを受けられません!
「そら旅80」の場合は次のようになっています。
(1)予約便出発日の90日前までに手続きした場合: 運賃額の10%相当額が差し引かれます。
(2)予約便出発日の89日前から80日前までに手続きした場合: 運賃額の30%相当額が差し引かれます。
(3)予約便出発日の79日前から、出発日の翌日より10日以内に手続きした場合: 運賃額の50%相当額が差し引かれます。
(4)上記の期間以降: 払い戻しを受けられません!
このように、「そら旅28」「そら旅45」「そら旅60」「そら旅80」では、非常に細かな制限が設けられています。予約の際はその点について、しっかりと理解しておきましょう。
(2)予約キャンセルの方法
公式ホームページ・空港カウンター・SF CALL CENTER(国内線予約・案内センター)から手続きすることによって、キャンセル手続きを行うことができます。
ただし、旅行代理店で予約購入された航空券の場合は、旅行代理店でのみ手続きが可能になります。
(3)払い戻しの方法
①クレジットカードで支払った場合
支払い時に利用したクレジットカード会社を通して、払い戻しが行われます。
返金までの日数は、払い戻し手続きを行った日と、クレジットカード会社の返金手続きのタイミングによって異なります。あらかじめ了承しておきましょう。
②現金で支払った場合
「現金での返金」もしくは「銀行口座への返金」のどちらかを選択することができます。
(1)現金での返金の場合
スターフライヤーの空港カウンターで払い戻しを受けられます。
(2)銀行口座への返金の場合
「SF CALL CENTER(国内線予約・案内センター)」で払い戻し手続きを行うことになります。
なお、振り込みは搭乗者本人の銀行口座でなければなりません。振り込み手数料は搭乗者の負担となり、返金には10日から2週間程度を要します。
ただし、金融機関のシステム障害時や、天候不良等による多数の便が欠航した場合は、返金の遅延が生じる場合があります。
(3)株主優待割引運賃を利用した場合
「株主優待券」の有効期間内に、購入した航空券の払い戻し期間内に払い戻しを受ける場合、「優待券未使用証明書」が発行されることになります。
この「優待券未使用証明書」は、払い戻しと同時に発行する必要があるので注意が必要です。発行は「スターフライヤー空港カウンター」または「SF CALL CENTER(国内線予約・案内センター)」で行えます。
旅行代理店では「未使用証明書」の発行はできないのでご注意ください。
(4)払い戻し手数料
どの運賃タイプでも、航空券1枚あたり430円の手数料が必要となります。
(5)払い戻しの特例
病気などのやむを得ない事情で旅行が不可能となった場合は、次の対応を受けることができます。
・予約便出発予定日の翌日から起算して、30日間以内の便へフライトを変更することができます。
・変更や払い戻しに伴う手数料は発生しません。
・予約の変更および取り消しは、予約便出発時刻までに行う必要があります。
・病気などの理由で変更や払い戻しをする場合は、「医師の診断書」の提出が必要となります。
・口座振り込みによる払い戻しの場合は、振込手数料は搭乗者の負担となります。
3.欠航時の対応
スターフライヤーでは大幅な遅延や欠航時に、どの運賃タイプでも手数料なしで振り替えや返金手続きを受けることができます。
ただし、他社の便への振り替えや、交通費や宿泊費などの補償は、機材故障などのスターフライヤー側が原因の場合に限られています。
悪天候などのやむを得ない原因で欠航の場合には、それらの補償は受けられません。あらかじめ注意が必要ですね。
大幅な遅延や欠航時の対応の詳細については、別の記事で詳しく解説いたしますので、ぜひご覧くださいませ。
4.スターフライヤー予約とキャンセル~おわりに
以上がスターフライヤーでの予約変更とキャンセルの詳細となります。いかがでしたか?
スターフライヤーは「LCC-格安航空会社」ではなく「地域航空会社」に属するので、予定の変更やキャンセル時の融通は十分に充実していると言えます。
ただし、「STAR」シリーズや「そら旅」シリーズのような「割引運賃」では、予約の変更が不可能でキャンセル時に高額な手数料が必要になるので、予約の際は注意が必要です。
もし、事前に変更やキャンセルの可能性が考えられるような場合には、「普通運賃」での予約をおすすめします。変更やキャンセル時の融通が利くので安心ですね。
万が一の予約変更やキャンセルに備えて、豊富な運賃タイプを上手に選ぶと、スターフライヤーでの旅行をさらに安心で快適に楽しめるようになりますね!
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