厳しい制約に注意! 春秋航空の変更とキャンセル
春秋航空は中国のLCC(格安航空会社)です。近年日本へ進出して路線を展開し始めたことで、話題を呼びましたね。
他の航空会社の追随を許さない、極めて安い運賃が特徴的で、お得な旅行を楽しみたい方にはうってつけの航空会社です!
しかし、せっかく春秋航空の航空券を用意していても、何らかの事情でフライトの変更やキャンセルの必要が生じてしまうことがあります。そんなときは困ってしまいますよね。
一般的にLCC(格安航空会社)会社では、予約の変更やキャンセル時の融通が利かないと言われています。払い戻しも受けられるかどうか不安ですよね。特に春秋航空は中国の航空会社なので、日本の航空会社とは事情が違っていそうです。
実際に、春秋航空のフライトの変更やキャンセルの条件は、他のLCC(格安航空会社)会社よりもさらに厳しいものとなっています。細かな制限がいろいろとあるので、厄介なトラブルを未然に防ぐためにも、事前に確認しておく必要がありますね。
そこで、春秋航空のフライトの予約変更やキャンセル条件について、これから詳しく見ていきましょう!
1.フライトの変更
最もお得な運賃タイプである「ラッキースプリング」では、残念ながらフライト情報の変更はいっさい出来ません。
極めて安い運賃であるとはいえ、あらかじめ予定変更の可能性が考えられる場合は、この運賃タイプでは予約しないほうがよいでしょう。
その他の運賃タイプ(「スプリング」および「スプリングプラス」)では、フライト情報の変更は可能ですが、手続きを行う時期によって、手数料は次のとおりに異なっています。
(1)スプリング運賃の場合
出発予定日の15日以上前: 運賃の15%相当額
出発予定日の14日から8日前: 運賃の50%相当額
出発日の7日前から出発時刻まで: 変更不可能
出発時刻以降: 変更不可能
(2)スプリングプラス運賃の場合
出発予定日の15日以上前: 運賃の5%相当額
出発予定日の14日から8日前: 運賃の30%相当額
出発日の7日前から出発時刻まで: 運賃の50%相当額
出発時刻以降: 変更不可能
高額な手数料を請求されるものの、一定の期限内に手続きをすれば、フライト情報の変更は可能となります。事前に予約変更の可能性が考えられる場合には、「スプリング」もしくは「スプリングプラス」運賃で予約しておくことを、強くおすすめします!
ただし、変更可能なのはあくまでも「フライト日時」だけに限られています。運賃タイプの変更は、高いものへの変更のみ可能です。路線や搭乗者名の変更はできないので、注意が必要です。予約の際は名前に間違いがないか、必ず確認しておきましょう。
搭乗者名の「ローマ字つづり」の間違いは、1回限り有料で修正することができます。修正時にまた間違えてしまうと搭乗できなくなってしまうので、修正の際は要注意です!名前の修正手順の詳細については、後ほど詳しく見ていきましょう。
なお、幼児(生後15日~2歳未満)のフライト変更の手数料は、出発時刻までに手続きを行えば無料になります。
2.フライトのキャンセルおよび払い戻し
最もお得な運賃タイプである「ラッキースプリング」では、やはりフライトのキャンセルおよび払い戻しはいっさい出来ません。
極めて安い運賃は魅力的ですが、あらかじめ予約キャンセルの可能性が考えられる場合は、この運賃タイプでは予約しないほうがよいでしょう。
その他の運賃タイプでは、予約のキャンセルおよび払い戻しは可能ですが、手続きを行う時期によって、手数料は次のとおりに異なっています。
(1)スプリング運賃の場合
出発予定日の15日以上前: 運賃の30%相当額
出発予定日の14日から8日前: キャンセル不可能
出発日の7日前から出発時刻まで: キャンセル不可能
出発時刻以降: キャンセル不可能
(2)スプリングプラス運賃の場合
出発予定日の15日以上前: 運賃の10%相当額
出発予定日の14日から8日前: 運賃の50%相当額
出発日の7日前から出発時刻まで: キャンセル不可能
出発時刻以降: キャンセル不可能
高額な手数料を請求されるものの、一定の期限内に手続きをすればフライトのキャンセルは可能になります。そのため、事前に予約キャンセルの可能性が考えられる場合には、「スプリング」もしくは「スプリングプラス」運賃で予約しておくことを、強くおすすめします!
なお、幼児(生後15日~2歳未満)のキャンセルおよび払い戻し手数料は、出発時刻までに手続きを行えば無料になります。
3.フライトの変更およびキャンセル方法
運賃タイプや手続きを行う時期によって、必要な手数料には大きな違いが生じてきます。それだけではなく、春秋航空では予約の変更やキャンセル方法にも注意が必要です。予約方法と同じ方法でなければ、予約の変更やキャンセルの手続きができないからです。
例えば、コールセンターで予約した場合は、コールセンターのみでの受け付け可能となります。公式ホームページなどでの手続きは行えないので、注意が必要です。
他の航空会社ではどの予約方法でも、インターネット上で簡単に変更できるのですが、春秋航空では様子が違っています。やや不便ですね。
公式ホームページ上で予約した場合は、こちら(https://passport.ch.com/?lang=ja-JP&pn=9C00211312241938530009&return_url=http://jp.ch.com/Sso/Login)からログインすることで、簡単に予約の変更やキャンセル手続きを行えるので、安心ですね。
なお、支払いをクレジットカードで行っていた場合は、返金先はクレジットカードの決済口座となります。払い戻しを銀行振込で受け取る場合は、振込手数料は搭乗者の負担となります。あらかじめご注意ください。
4.予約時に名前を間違えてしまった場合
搭乗者の氏名と航空券に登録された氏名は、ローマ字のつづりも含めて、完全に一致しなければなりません。一致しない場合は、搭乗を拒否される可能性があります。
万が一間違えてしまった場合は、1回限り有料で変更することができます。変更手続きはチェックインカウンターでのみ可能となります。
変更手数料は姓・名それぞれ2,000円となり、両方とも間違えていた場合は、なんと4,000円もの手数料が必要になってしまいます。しかも、国際線では姓の変更はできず、名の変更もアルファベット2文字までに限られています。
そのため、国際線の予約時に姓を間違えていた場合は、搭乗を拒否されてしまう可能性が高いのです。そのため、予約時には必ず間違いのないように、予約内容をしっかり確認しておきましょう。
4.春秋航空 予約キャンセル~おわりに
以上が春秋航空でのフライトの予約変更およびキャンセルの詳細となります。いかがでしたか?
春秋航空は非常に安い運賃が魅力的ですが、そのぶん制約も多く、予約の変更やキャンセル時の融通が利きにくいところが多いです。
運賃タイプを上手に選ぶことで、春秋航空でのお得な旅行をぜひともお楽しみください!
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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
航空会社規定等は航空会社の判断により随時変動しておりますので
最新情報はお客様ご自身にてご確認頂けますよう
お願い申し上げます。予めご了承くださいませ。
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