ANA(全日空)のエアポートサポート
ANAでは、お手伝いを必要とする旅客に対して様々なサービスを行っています。
それがANAエアポートサポートと呼ばれるものです。そして、その中の1つに、小さなお子様連れの旅客に対するサポートがあります。
国際結婚や駐在をしている家庭の人は、女性一人で小さな子供を連れて国際線を乗ることも多くあります。しかし、ただでさえ大変な海外旅行。
赤ちゃんがいては一手間も二手間も増えます。そんなお母さんをサポートするのがこのANAのサービスです。
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利用条件
大人に1人に対し、3歳以下の子供が1人以上同伴する場合に、このANAエアポートサポートに申し込むことができます。
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予約
まず、このANAエアポートサービスを利用するためには、電話での予約が必要です。
72時間前までが受付の締め切りになりますので、航空券を購入したと同時に予約をしてしまうといいでしょう。
しかし、予約を忘れてしまった場合でも、当日空港にて係員にその旨を伝え、もしもまだ受付人数が上限に達していない場合は、その場でANAエアポートサポートを予約することができます。その場合は、人員手配に時間を要したりする場合もあるので、やはり事前予約をしておくのが無難でしょう。
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搭乗手続き
当日の搭乗手続きは、立ったまま長時間並ばずに済むように、ANAのお手伝いが必要なお客様カウンターで座ったままチェックインをすることができます。
ここでは、座ったままチェックインができるので、荷物の多いお母さんも一休みすることができますし、子供用のおもちゃも用意してあるのでチェックインの最中に子供を遊ばせておくこともできます。
また、このカウンターの近くには、ベビーカー置き場があり、必要であれば貸し出しを行っています。自身のベビーカーを搭乗口まで使用することも可能ですし、貸し出し用のものを使用することもできるので、都合のいいほうを選ぶといいでしょう。
しかし、この貸し出しベビーカーは、予約をすることができず、混雑時はすぐに用意できない場合もあります。
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搭乗口まで
搭手続きが終了した後は、搭乗口までANAの係員が付き添ってくれ、荷物運びの手伝いなどをしてくれます。このケア係員との待ち合わせは、大体便の出発の1時間前になりますが、
お土産の購入などで前後させることは可能です。そして、空港内の出発カウンターエリアから、保安検査場、出国審査、搭乗口まですべてケアをしてくれます。
搭乗開始時には優先搭乗もすることができるので、早めに搭乗口にいっておくのがいいでしょう。
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機内
ベビーベッド
まず、事前予約を必要ですが、機内ではベビーベッドを使用することができます。これは座席の目の前にある壁に取り付けられるもので、子供用の座席を買っていない場合は予約をしておくといいでしょう。
また、予約をする場合は、このベビーベッドが取り付けられるように、ギャレーと呼ばれる食事を用意するスペースのすぐ後ろなど、前が壁になっているバルクシートと呼ばれる席を予約する必要があります。
このベビーベッドのサイズは、横85cm、縦 45cm 、高さ 33cmです。子供の体重は安全上10キログラムまでという規定があります。チェックインの際に口頭での体重の確認がありますので、予め測定をして把握しておくようにしましょう。
また、ファーストクラスでは使用不可であること、機材によってはビジネスクラスでもベビーベッドが取り付けられない場合があるので、予約時に確認をしておきましょう。
エコノミークラスであっても、機材ごとに搭載数に限りがあるので、できるだけ早い段階で予約をすることをお勧めします。
ミール
ANAでは、ベビーミール、チャイルドミールを機内で提供しています。
※1幼児運賃であれば、ベビーミール、
※2小児運賃であれば、ベビーミール、チャイルドミールから選ぶことができます。
これらのミールを頼む際には24時間前に予約をしましょう。その際、ANAウェブサイトもしくは電話での予約が可能です。
また、アレルギー対応ミールも用意をしています。しかし、これに関しては96時間前までに予約が必要であるのと、電話のみでの予約となります。
その他にも、機内では粉ミルクも用意をしており、客室乗務員が作って提供をしてくれます。しかし、種類や数には限りがあるので、自身のものを持参するのが安心です。
また、離乳食など赤ちゃん用の食事に関しては液体であっても機内持ち込みに制限はないので、安心して持っていきましょう!
また、ANAのチャイルドミールは、食育とデコレーションにこだわって作られた非常にレベルの高いものなっています。彩り豊かなだけでなく、動物の顔などがデコレーションされている見た目はとてもかわいく、
子どもから大人気です。また、カルシウムやビタミンも多く食材を使っており、安心して子供に食べさせることができるのです!
※1 幼児運賃(大人運賃の10%)…座席を利用しない2歳未満の幼児
※2 小児運賃(大人運賃の75%)…座席を利用する歳未満の幼児、もしくは2歳から11歳の子供
紙おむつ
紙おむつはMサイズ・Lサイズのものが機内で用意されています。しかし、こちらも種類や数には限りがあるので、自身のものを持参しましょう。
機内には、おむつ交換台付の化粧室もあるので、赤ちゃんのおむつ替えも安心して行うことができます。
子供用グッズ
機内では、子供が長時間でのフライトでも飽きないように、様々なグッズやおもちゃを用意しています。折り紙や飛行機の形の風船などがありますので、ぜひ客室乗務員に声をかけてもらうようにしましょう。
その他、子供用のスキンケア用品から哺乳瓶、エプロンまで何でもそろっているので、必要なものは積極的に声をかけてもらうようにしましょう。
その他、荷物の出し入れや座席の移動など、困ったことがあれば、客室乗務員がサポートをしてくれます。ぜひ、遠慮をせずに何でも相談するようにしましょう。
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到着空港にて
飛行機が到着をした際には、搭乗口にてANAのケア係員が待っていてくれます。そして、搭乗口から到着ロビーまで付き添ってくれます。ターンテーブルでの荷物のピックアップなどもすべてやってくれるので安心でしょう。
そして、到着ロビーにて出迎え人に合流ができれば、そこでANAエアポートサポートは完了になります。
なお、乗り継ぎがある場合も、次のフライトの搭乗口までケアをしてくれるので安心です。
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注意点
座席を持たない幼児を複数連れて旅行をしたい場合は、酸素ボンベの数の関係で並びの席につけない場合があります。また、幼児連れの際には非常口座席には着席ができないなど、幼児連れ旅客には座席に関して制限があるので気を付けましょう。
いかがでしたでしょうか?このようにANAでは、一人で小さな子供を連れた旅行であっても安心して出発できるように、最初から最後まで至れり尽くせりのサービスが整っています。そのため、空港だけではなく、機内でも安心して過ごすことができるでしょう。
やはり、小さな子供が一緒だと、不安も普段の2倍、3倍になってしまうと思います。
ですが、ANAの係員はそんな不安すら解消させてくれるような温かいサービスを提供してくれるので、ぜひそこは甘えて、いろいろな面でサポートをしてもらうようにしましょう!
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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
航空会社規定等は航空会社の判断により随時変動しておりますので
最新情報はお客様ご自身にてご確認頂けますよう
お願い申し上げます。予めご了承くださいませ。
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