出発前のトラブルは最小限に!

機内持ち込みと受託手荷物の基本的なルール!

 

せっかく買った大事なお土産が、保安検査の際に没収されてしまった!!

 

 

という、にがーい経験はありませんか?国際線の機内持ち込みや預け手荷物には細かい決まりがあり、何がOKで何がNGなのかよくわからないですよね!

そこで、今回はここは押さえておきたい!という国際線の受託手荷物と機内持ち込み手荷物の基本情報をお伝えします。

 

 

受託手荷物の機内持ち込み

  • 液体物

まず、機内には100ミリリットル以上の液体は持ち込むことはできません。これはテロを防ぐ目的であり、買ったばかりの開けていないペットボトル飲料ですら認められていません

持ち込み不可の液体には、具体的には以下のようなものが挙げられます。

 

飲み物類・歯磨き粉・洗顔料・ヨーグルト・ゼリー・ 缶詰・漬物・味噌・あんこ等々

液体物といっても、味噌やあんこのような一見個体に見えるものも持ち込みは不可となっています。

そして、100ミリリットル以下を持ち込む際の注意点は、液体そのものが100ミリリットル以下というわけではなく、その液体を入れる容器が100ミリリットル以下である必要があります。

つまり、500ミリリットルのペットボトルの容器に10ミリリットルの液体を入れて持ち込むというのは不可です。

 

 

また、100ミリリットル以下であっても機内に持ち込むには、ジッパー付透明のビニール袋に入れる必要があり、この袋は一人一つまでしか機内に持ち込むことができません。

 

例外的に赤ちゃん用のミルクや離乳食、その他制限食など健康にかかわるものは上記の制限を超えて機内に持ち込むことは可能ですが、保安検査上にて匂いの確認など、厳重に中身を調べられます。

 

 

スーツケースに入れるのをうっかり忘れてしまい、保安検査上にて没収されるケースもあるので、くれぐれも気を付けましょう!

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  • マッチ、ライター

マッチ、ライターは受託手荷物に含むことは一切できず、一人につき一つまで機内に持ち込むことができます。しかし、オイルタンク式のライターやトーチ式ライター、葉巻用ライターなどは持ち込むことができません。詳細は各航空会社のホームページで確認をしましょう。

そして、注意しなければいけないことは、中国、インド、フィリンピン、ベトナム、ミャンマー発の便に関しては、機内持ち込みも禁止されているということです。つまり、日本から持って行っても、持ち帰ることができないのです。そのため、破棄する以外の選択肢はなくなりますので、重要なものであれば、日本から持ち出さないようにしましょう。

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  • 鋭利なもの

ハイジャック防止のため、機内にて武器になるようなものも機内には持ち込むことができません。刃先が10センチ以上のハサミや剃刀、工具類、バッド、ゴルフクラブなどは持ち込めないので、預け荷物に含む必要があります。もし、このようなものの機内持ち込みが発覚した場合は、50万以下の罰金に処せられますので注意をしましょう。

 

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  • スプレー類

スプレーの中にも、機内に持ち込めるものと持ち込めないもので、細かく分けられています。

大まかな言い方をすると、身体に付けるものは機内持ち込みOK、身に付けないものはNGといった感覚です。

ですので、制汗スプレー、シェービングフォーム、ヘアスプレー、虫除けスプレーなどは機内に持ち込むことができます。しかし、上記のようなものでも、引火性ガスや毒性ガスが使用されているものは機内持ち込みはできません。海外に持っていきたいときは、スプレー缶の表示をよく確認するようにしましょう。

そして、工業用スプレーは機内持ち込みも預け入れも一切不可となっております。よく殺虫剤を海外に持っていこうという人がいますが、これは共に不可ですので、現地にて購入する必要があります。

 

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受託手荷物

  • 貴重品

紛失の可能性が0ではない預け入れ手荷物には、貴重品を含むことはできません。たとえば、現金や渡航書類、宝石、有価証券、美術品は預けることができません。

荷物を預ける際に、航空会社の係員は中に壊れやすいものや、貴重品が入っていないかを口頭で確認をします。その時に入っているといえば、機内持ち込みを推奨されます。しかし、それでも預けたいというのであれば、リミテッドリリースというものを取られます。これは、荷物を預けることによって、貴重品が紛失したり破損したりしても、航空会社は責任を取りませんよ!という同意書のようなものです。

これにサインをしない限り受託手荷物に上記のような貴重品を含むことはできません。そして、一度サインをしたのであれば、預けた荷物に何があろうとすべて自己責任になるということです。

特に乗り継ぎがある場合のスーツケースの紛失とはよくあることです。ですので、本当に預けていいものかどうか、よく考えて判断をしましょう。

 

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  • 危険品

受託手荷物に含めることができない危険品は多くあります。それらは、高圧ガス、引火性液体、可燃性物質、火薬類などが含まれます。つまり、爆発や航空火災に関わるものということです。

特に観光客には花火を預けようとする人が多いため、注意が必要です。また、クラッカーも火薬類に含まれるので預けることができません。

その他、工業用の磁石なども危険品に分類されますので覚えておきましょう。国土交通省のホームページには、詳しい品目が記載されているので、気になるものがあれば、そこで確認をするようにしましょう。

また、以下のものも危険品に分類されますが、容量によっては預けることができます。

・アルコール度数が24%から70%のアルコール飲料→5リットルまで

・ドライアイス→   2kg又は2リットルまで

・スポーツ用、狩猟用の装弾→5kgまで

・非放射性の化粧品及び医薬品→500gまで

・ヘアカーラー炭素ガスが充填してヘアカーラー→1個まで

 

受託手荷物の中に預けられないものが入っていると、搭乗口にて呼び出しをされて取り出さなければいけないという手間が生じます。

その際は、航空会社の係員だけではなく、保安検査係員も立ち合い、厳重に荷物が取り扱われます。そして、保安検査を受けた本人は、受託手荷物に触れることができないので、保安検査係員によって荷物の中を確認されものを取り出されるということになります。

中には大事のものやプライベートなものが入っていたりして、他人にいじられるのは誰でもいい気はしないですよね。ですので、そのようなことがないよう、予め預けられるものと預けられないものをよく確認し、問題なく出発できるようにしましょう!

 

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いかがでしたでしょうか。

大まかに機内持ち込み、受託手荷物について説明しましたが、少しは詳しくなることができたでしょうか?旅行者にとってはめんどくさいと感じてしまいがちですが、テロや航空事故を防ぐためにもとても重要なことです。これを機にしっかりとルールを学び、安全な旅ができるように、航空法にしっかりと従うようにしましょう!

 

 

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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
航空会社規定等は航空会社の判断により随時変動しておりますので
最新情報はお客様ご自身にてご確認頂けますよう

お願い申し上げます。予めご了承くださいませ。
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