海外旅行に行く際に必要なパスポートには、各国によって様々なルールがあります。
知らなかった為に現地に着いてから入国できなかったり、行きの空港で飛行機に乗れなかったりする場合もあります。
そこでこのページでは各国のパスポートの期限について、またパスポートの期限が短い場合の対処法などを紹介して行きます。
格安航空券の予約をする前に必ずチェックしておきましょう。
各国のパスポートの期限について
パスポートには期限があるのは知っていると思いますが、
その期限が半年を切ると入国できない国があるのを知っていましたか?
最近では旅行代理店に頼らず、自分でインターネットを利用し海外に行く旅券を購入する人も増えているので、
このパスポートの期限が足りない為に入国できないケースが多く発生しています。
私も以前、このルールを気にしていなかった為に行きたかった国に入国できなかったことがあります。
その時は地方の空港から東京国際空港へ行き国際線への乗り換る便だったので、
地方の空港からは国内線に乗った為パスポートの掲示を求められず、
東京国際空港でパスポートの期限がないことに乗務員が気づいて、足止めされました。
ゴールデンウィーク初日で飛行機の予約もいっぱいだった為、東京国際空港から地方の空港に戻る便もなく、
深夜まで待たされ泣き泣き家に帰ったことがあります。
もちろん、パスポートの更新には時間もかかるので、旅行はキャンセル。
キャンセル当日で、お金も返って来ませんでした。
そんな目に皆さんが合わないように、各人気国のパスポートの期限についてまとめたので、
必ず格安航空券の予約をする前に確認してください。
6ヶ月以上必要な国
タイ・中国・シンガポール・ベトナム・インドネシア・フィリピン・インド・カンボジア・ミャンマー・チェコ
3ヶ月以上必要な国
台湾・韓国・フランス・イタリア・ドイツ
現地出発日+1日以上必要な国
カナダ・アメリカ・グアム・オーストラリア・イギリス・オーストリア・スペイン・スイス
※2016年12月6日時点の情報です。
パスポートの切り替えについて
パスポートの切り替えは有効期限が一年を切ったらできるようになります。
切り替えをするなら、有効期限が半年を切る前に切り替えをするようにしましょう。
パスポートの切り替えをすると旅券番号などが変わるので、できれば格安航空券を予約する前にするようにしてください。
パスポート切替発給に必要な書類
1、一般旅券発給申請書(申請する時にもらえます)
2、住民票の写し1通(市役所などでもらえます)
3、写真1葉(縦45ミリメートル×横35ミリメートル)
4、有効旅券(返納して失効処理をします)
5、戸籍謄本または抄本1通
パスポートの窓口は市役所・町村役場などに設置されています。
パスポートの切り替えには6日〜8日かかると言われていますが、都心部や年末前などは窓口が忙しくなるので、
余裕を持って切替手続きをしましょう。
格安航空券を購入した後にパスポートの更新をする場合
格安航空券を購入した後に、パスポートの期限について気づいてしますこともありますよね。
先ほども言いましたがパスポートに載っている旅券番号は、パスポートを切替発給すると番号が変わってしまいます。
ですので、航空券を購入した後にパスポートを切り替えると、旅券番号が変わってしまい、
予約した時とは違うパスポート番号で飛行機に乗ることになります。
基本的には、予約した名前とパスポートの名前で本人確認をするので、パスポート番号は関係ありませんが、
トラブルの元にもなりますので、必ず予約した航空会社にパスポート番号が変更になったことを伝えて、
新しい旅券番号を伝えましょう。
結婚して名前が変更になった場合は、パスポートの名前で予約をすることが大切です。
パスポートの名前と予約した名前が違う場合、飛行機に乗れないこともありますので、注意してください。
旧姓で予約をして、パスポート切替で名前を変更した場合は、航空会社に連絡して名前の変更を必ず事前にしてください。
旅行出発一週間前に有効期限が短い事に気付いた場合
パスポートの切替に必要な期間は6日〜8日間ですので、出発の一週間前にパスポートの有効期限が短い事に気付いたら、
できることは限られてきます。
1. まず航空会社に確認する
もしかしたら、この有効期限についてのルールが変更になっているかもしれませんので、一応確認してみましょう。
また、この後の変更やキャンセルについて航空会社の方からアドバイスがもらえるかもしれません。
2. 旅行に行く日を変更する
LCC(格安航空券)航空券の場合、出発日などを変更すると変更料金が必要になるかもしれません(プランにもよります)。
しかし、パスポートの有効期限が指定されているものより短いのであれば、どっちみち空港会社に搭乗拒否をされるので、
仕事の休みを調整できるなら旅行の日程を変更しましょう。
一週間前ならホテルもキャンセル料が取られないですし、前日でも日程変更ならキャンセル料金を取られないかもしれません。
3. 行く国を変える
例えば、タイに行くには6ヶ月以上の有効期限が必要ですが、
グアムやオーストラリアなら旅行期間中をパスポートの有効期限がカバーしている場合、入国できるようになっています。
以前、有効期限が足りなくて行きたい国に行けなかった時は、
格安航空券の方から『プラスで数万円出せば違う国への航空券に変更できますがいかがしますか?』と提案された事もあります。
もしかしたら、行ける国を探してもらえるかもしれませんので、航空会社に連絡してみましょう。
4. とりあえずダメもとで行ってみる!
『搭乗拒否』という言葉を先ほど使いましたが、
このパスポートの有効期限のルールに関しては航空会社の方が厳しく取り扱っています。
では飛行機代を払っているのに、なぜ搭乗拒否をされるのでしょう。
例えば、Aさんが残り3ヶ月のパスポートでシンガポールに行こうとしています。
シンガポールは6ヶ月以上のパスポートの有効期限が必要ですが、
これを出発時に航空会社が見逃してシンガポールまで行き、Aさんがシンガポールで入国拒否をされた場合、
その航空会社がAさんを無料で連れて帰らなければ行けないルールになっています。
ですので、有効期限が指定された期限を切っている場合は、
航空会社の方がストイックに有効期限を気にして、搭乗拒否をします。
しかし最近ではインターネットで『有効期限ギリギリでも入国できた』などのコメントも見かけます。
『航空会社に自腹で帰国する事を一筆書いたら載せてくれた。入国もできた。』などの意見もあります。
これは稀に起こる事で、ラッキーだったとしか言いようがありませんので、あまり期待しないようにしましょう。
入国できないで帰国する人も沢山いるのも事実です。
まとめ
今回は、パスポートの期限が残り少ない場合の対処法を紹介しましたがいかがでしたか?
必要な時にしか開かないパスポートですので、当日空港でパスポートの期限が切れている事に気づく人もいます。
トラブルが絶えないパスポート!格安航空券の予約をする前に必ず有効期限を確認してくださいね!
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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
航空会社規定等は航空会社の判断により随時変動しておりますので
最新情報はお客様ご自身にてご確認頂けますよう
お願い申し上げます。予めご了承くださいませ。
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