運賃タイプに注意! バニラエアの変更とキャンセル

 

運賃タイプに注意! バニラエアの変更とキャンセル

 

バニラエアは日本各地で路線を展開している、大人気のLCC(格安航空会社)です。

 

「エアアジア・ジャパン」との提携を解消して完全ANA系列となったということで、一時期話題になりましたね。ANAと比べて格段に安い航空券が魅力的です。

 

せっかくLCC(格安航空券)バニラエアの航空券を手に入れても、予定の変更や急用などで、日程の変更やキャンセルが必要になってしまうことがあります。

 

一般的にLCCでは予約の変更やキャンセルは不可能なことが多いですが、バニラエアではどのような対応になるのでしょうか。これから詳しく見ていきましょう!

 

 

1.予約の変更

 

(1)予約変更の可否と手数料

 

最安運賃の「わくわくバニラ」の場合、残念ながら予約の変更はできません。払い戻しもできないので、変更の必要があれば、新たな航空券を購入しなおす必要があります。

 

「わくわくバニラ」運賃を購入する場合は、あらかじめ予定の変更のないことを確認しましょう。予定が流動的で旅程が変わる可能性が考えられる場合、変更や払い戻しが可能な「シンプルバニラ」もしくは「コミコミバニラ」での予約をおすすめします。

 

「シンプルバニラ」は4,000円、「コミコミバニラ」は500円の手数料で、予約の変更が可能です。

 

 

(2)注意点

 

ただし、LCC(格安航空券)バニラエアの変更は同一路線の同じ運賃タイプへの変更に限られているので、注意が必要です。別の路線へ変更したり、搭乗者名を変更したり、運賃タイプをアンプグレードするなどの変更はできません。変更可能なのはあくまで日時のみです。

 

もし予約後に名前の入力間違いに気付いた場合は、予約センターへ連絡することで変更できます。修正には身分証明書(免許証やパスポートなど)のコピーが必要となります。

 

ただし、姓と名が逆の場合の訂正・婚姻による姓の変更以外の名前訂正には、3,000円の手数料が別途必要になるので注意しましょう。そのため、「コミコミバニラ」運賃では、場合によってはキャンセルしてから新たに予約し直す方が安いこともあります。

 

 

 

(3)受付時間

 

変更受付の締切は国内線は出発時刻の90分前国際線は出発時刻の120分前までとなっています。これ以降の変更や、チェックイン後の変更はできないので要注意です。

 

LCC(格安航空券)バニラエア予約の変更は公式ホームページ上(https://www.vanilla-air.com/jp/manage/#/itinerary/retrieve.html)で簡単に行えます。

 

予約センターや空港カウンターでの変更もできますが、予約センターは1,000円・空港カウンターは2,000円の手数料が別途必要になるので、割高になってしまいます。混雑の可能性のあるので、公式ホームページ上での変更をおすすめします。

 

 

(4)大幅な遅延や欠航時の対応

 

また、何らかの理由で6時間以上の大幅な遅延や欠航が生じた場合、どの運賃タイプでも手数料なしで、搭乗予定日から2週間以内の後続便へ変更可能です。この場合でも、同一路線の同じ運賃タイプへの変更に限られています。

 

 

2.予約のキャンセル

 

(1)予約キャンセルの可否と手数料

 

「わくわくバニラ」および「シンプルバニラ」運賃では、残念ながら予約キャンセルしても払い戻しはありません。予約の際は、あらかじめ予定の変更のないことをしっかり確認しておくことをおすすめします。

 

「コミコミバニラ」運賃の場合は、路線によって3,000円から5,000円の手数料を支払うことで、キャンセル時の払い戻しが可能です。

 

そのため、LCC(格安航空券)バニラエアでの旅行のキャンセルが考えられる場合は、保険として「コミコミバニラ」運賃で予約しておく方が無難かもしれません。

 

 

(2)受付時間

 

キャンセル受付の締切は国内線は出発時刻の90分前、国際線は出発時刻の120分前までとなっています。これ以降の変更や、チェックイン後の変更はできないので要注意です。

 

予約のキャンセルは先ほどの変更時と同様に、公式ホームページ上で簡単に行えます。

 

LCC(格安航空券)バニラエアでは予約センターや空港カウンターでのキャンセルもできますが、予約センターは1,000円・空港カウンターは2,000円の手数料が別途必要になります。割高になってしまいますね。やはり公式ホームページ上での変更がおすすめです。

 

 

(4)大幅な遅延や欠航時の対応

 

また、何らかの理由で6時間以上の大幅な遅延や欠航が生じた場合、どの運賃タイプでも手数料なしで払い戻しが可能です。この場合は手続きの期限が搭乗予定日から30日以内なので、後日の手続きが必要です。

 

バニラエアの変更とキャンセル

 

以上がLCC(格安航空券)バニラエアでの予約の変更とキャンセルについての詳細となります。いかがでしたか?

 

 

3.注意点

 

LCC(格安航空券)バニラエアは運賃が非常に安いぶん、変更やキャンセル時の融通が利きません。予約の際はあらかじめ理解しておきましょう。

 

事前に予定の変更の可能性が考えられる場合は、「シンプルバニラ」運賃での予約が無難です。キャンセルの可能性が考えられる場合は、「コミコミバニラ」で予約しておけば、いざというときでも払い戻しが可能なので無難ですね。

 

LCC(格安航空券)バニラエアでは必要に応じて運賃タイプを選び、万が一の変更やキャンセルに備えておけば安心ですね!

 

 

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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
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