基本知識に加えて知っておきたい知識

 

以前の記事で、ANAの国際線特典航空券の基本中の基本である知識についてお伝えをしました。

しかし、あれだけの知識だと、予約が上手くできなかったり、思わぬところで勘違いが発覚したりすることでしょう。

 

そこで今回は、せっかくの素晴らしいサービス、国際線特典航空券をよりスムーズに予約、発券し、要領よく使うために、知っておいた方がいい知識を紹介します。

 

 

 

 

1.特典カレンダー

 

国際線特典航空券を利用しようとする人の多くが悩まされているのが、予約が大変とりにくいということです。

 

というのも、一つのフライトに対して、特典航空券として販売できる座席数は決まっており、人気の路線だとすぐに埋まってしまうからです。

 

 

そして、従来までは空席状況を確認できるツールがなかったため、わざわざANAのマイレージセンターに電話をして、予約ができるかの確認をしていたのです。

 

しかし、2015年より、ANAのウェブサイト上に特典カレンダーというものが設置されました。

このカレンダーでは、国際線特典航空券の空席状況を6か月分見ることができるのです。路線、日にちごとに一覧になっているので、自分の乗りたい便の空席状況が一瞬でわかります。

 

これにより、わざわざ電話で問い合わせる必要がなくなり、好きな時に好きな便の空席状況を確認することができるようになったのです。

 

このおかげで、旅行の予定もずっと立てやすくなったのです、ぜひ国際線特典航空券を利用しようと思っている人は、このカレンダーを活用するといいでしょう!

 

そして、埋まってしまう前に、空席を見つけたらすぐに予約をするようにしましょう

 

 

 

 

2.特典航空券は家族での利用が可能

 

マイルというと、本人の搭乗分しか貯められないイメージから、他の人との共有ができないイメージが強くあります。

ですが、この国際線特典航空券に関してはそうではありません。

 

家族のうち、誰か一人が多くのマイルを持っていたら、それを使って家族の分も国際線特典航空券を購入することができるのです。

その際、利用できる家族は、配偶者と2親等以内の家族になります。事前の特典利用者登録は必要になりますが、それは電話一本で簡単に登録することができます。

 

 

もしくは、ANAマイレージクラブトップページの会員情報管理ページから登録をすることもできます。

さらに、ANAカードファミリーマイルというサービスに登録している、家族全員のマイルを合算して、国際線特典航空券を購入することができます。

 

出張の多い男性などは、家族の中でも一人だけANAのステータスを持っている、ということもよくあるでしょう。そういう場合に、そのマイルを使って家族みんなで旅行に行くこともできるのです。

 

 

 

 

 

3.空港での手続きは一切できない

 

これは国際線特典航空券を利用する際の一番のデメリットといってもいいでしょう。

この国際線特典航空券は、ANAマイレージクラブが管理をしているものですので、空港での手続きが一切できないのです。

 

 

そのため、当日空港に行ってから予約の変更をしたい、便に乗り遅れてしまった、などということがあっても、空港にいるANA係員では対応をすることができず、自分でANAマイレージセンターに電話をして、確認をしなければいけないのです。

 

そのため、空港にいってから予約内容の誤りに気が付いた場合など、ANAマイレージクラブにまず問い合わせてからでないと空港では何も対応をしてくれないので、問題解決に時間を要してしまうのです。

 

また、早朝便や深夜便になるとANAマイレージクラブの電話受付がやっていなかったりし、そういう際になすすべがなくなってしまうというのが、大きなデメリットです。

ですので、国際線特典航空券を利用する際は、普段よりも入念に準備をするようにしましょう。

 

 

 

 

 

4.幼児、小児の搭乗について

 

通常航空券を購入する際は、幼児運賃、小児運賃というものが用意されています。

 

しかし、この国際線特典航空券では、幼児、小児用のマイル数は用意されておらず、国際線特典航空券を利用する場合には、大人と同様のマイルが必要になってしまうのです。

 

そのため、もしその後も他の大人の方の国際線特典航空券の利用の予定があるのであれば、幼児、小児に関しては通常の航空券を購入して搭乗したほうが、トータルで見た時にお得に済ませることができるでしょう。

 

 

 

 

 

5.発券手数料

 

この国際線特典航空券を全国のANA支店で発券をする場合、発券手数料2,160円が発生します。

この発券手数はどの地区で発券をしたかによって、現地の通貨で計算されるので、わずかに金額が変わります。

 

しかし、ANAのウェブサイトから発券をする場合は、発券手数料をかけずに発券をすることができます。自分でやらなければいけないので、多少の手間はありますが、2,160円の節約になるので、ぜひ頭の隅に置いておきましょう。

 

 

 

6.空席まちついて

 

この国際線特典航空券は空席待ちをすることができます。

始めから一つのフライトでの配席数が少ないことから、すぐに満席になってしまう国際線特典航空券。申し込みが可能になる355日前の朝9時を狙って多くの人が一気に予約をするのです。

ですので、その時間帯に空席状況を確認するとほぼ満席だと思っていいでしょう。

 

 

そういう時は、ぜひ空席待ちをしましょう。

空席待ちは、搭乗日の14日前まですることができ、14日前になっても空席がでない場合は自動でキャンセルがされます。

 

国際線特典航空券は予約変更が可能なことから、ひとまず予約をしておこう、と考える人が多く、空席状況がよく変わります。

また、空席待ちをしているフライト全体の空席が多いと、国際線特典航空券に充てられる座席数が増やされることもあります。

 

ですので、空席待ちをしていれば、十分に予約確保をできる可能があるのです。ぜひ満席だからといって飽きらずに、希望のフライトを狙いましょう!

 

 

 

 

 

7.ステータスによる特別枠

 

実はこの国際線特典航空券ANAのステータスにより解放されている座席の数が違うのです。

上記にある特典カレンダーを見ると、一般マイレージ会員が空席状況を確認した際に2席の空席であったとしても、ダイヤモンド会員がみると空席が3席あったりするのです。

 

やはり、国際線特典航空券にもステータスが高いほど優位性があるようで、予約のしやすさが全く違ってきます。

 

 

特にビジネスクラスに関しては、国際線特典航空券に割り当てられる座席数は、2席、3席あたりと非常に少なく、かなりの競争率になります。

 

ですので、国際線特典航空券でビジネスクラスへの搭乗を目指している人は、同時にANAの上級ステータスの確保も目指すといいでしょう。そうすると、家族全員でのビジネスクラス利用などの夢も見えてきます。

 

 

 

 

いかがでしょうか?

 

国際線特典航空券に関しては、基本的な情報だけではなく、

ちょっとした裏事情なども知っておくことが、予約確保のキーポイントとなります。

 

競争率が高く、なかなか思った通りのフライトが予約できないかもしれませんが、めげずに頑張って、国際線特典航空券をゲットしましょう!

 

 

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