初夏の北海道は美しい自然にあふれ、爽やかな風が吹き抜け
気候も過ごしやすく、観光のベストシーズンと言われています。
また北海道のグルメや食材は、どちらかというと秋・冬のイメージが強い方が多いと思いますが、市場には多く出回らないレアな食材も多いというのが北海道の初夏グルメ。
そこで今回は初夏にぜひ訪れてほしい北海道のおすすめの観光スポットやグルメをご案内いたします。

 
 

★観光スポット編★

①青い池(美瑛)

アップル社のiOSの壁紙に写真が採用されるなど世界的に有名な観光スポットです。
 
青く見える理由は滝から流れでたアルミニウムを含んだ水が川の水と混ざることで
コロイド状という粒子となりそれが太陽の光で散乱し青く反射するから。

 
曇りの日や雨が降った次の日も、はっきりした青さが出ないため
ベストなタイミングは“晴れの続いた”晴れの日と言われています。
つまり晴れの日が多い初夏がベストシーズンといえます。

 
<アクセス>JR美瑛駅から車または道北バスで約20分
 
②ラベンダー畑( 富良野)

「富良野」と聞けばみなさんが思い浮かべるのは“ラベンダー畑”ではないでしょうか。
その紫色に染まった美しく広大な風景を一度は見てみたい方も多いと思います。
丘一面を彩るラベンダーの花畑は北海道の代表的な初夏の風物詩です♪

 
ラベンダーの開花時期は6月下旬から8月上旬、ベストなのが初夏の7月と言われています。
中でも人気なのがラベンダーの聖地「ファーム富田」
毎年100万人もの観光客が訪れるという日本最大級のラベンダー畑です。
カラフルな花畑の丘「彩りの畑」や斜面一面に広がる「トラディショナルラベンダー畑」など園内には数多くの見どころスポットがあります。
また園内のカフェではラベンダーソフトクリームなどラベンダーを使ったスイーツも楽しめますよ♪

 
<アクセス>旭川空港から車で約45分、
      JR中富良野駅から徒歩で約25分、
      JRラベンダー畑駅(臨時列車のノロッコ号)から徒歩で約7分

 
③滝野すずらん丘陵公園(札幌)

札幌市内にある「滝野すずらん丘陵公園」は、北海道でも最大規模の国営公園です。
5月にはチューリップ、6月にはすずらんが見頃を迎えます。

 
また、初夏らしい緑一色の森の散策路もありますので、自然の中でのウォーキングやお散歩なども楽しめますよ。
森の中は人との距離が取りやすいので自由に歩き回りながら
森の澄んだ空気を吸ってのんびりとリフレッシュしましょう。

 
子供が楽しく遊べる遊具は種類も豊富かつ、15歳未満の方は無料なので、
ファミリー層から特に人気の高いスポットです。

 
<アクセス>JR札幌駅から車で約1時間
 
④神の子池(清里町)

摩周湖の地下水によってできたと言われている青い清水を湛える池です。
神の子池は、道東・清里町の南部、摩周湖の近くの森にあります。
摩周湖(アイヌ語で“カムイトー”=神の湖)の伏流水からできているという言い伝えで「神の子」池と呼ばれます。
池の周囲は220m、水深は5m。そこに伏流水が1日12,000tも湧き出ており、澄んだ水が
不思議な青色に輝き、底までくっきりと見えます。
水温が年間通して8℃と低いため、倒木が腐らずに化石のように沈んでいるそうです。

 
6月から9月にかけてがベストシーズンと言われているので、ぜひこの神秘的な世界に直接訪れてみてはいかがでしょうか。
 
<アクセス>女満別空港から車で約70km、約1時間30分
      清里町緑駅から車で20分

 
⑤「四季彩の丘」(美瑛)

丘のまち、美瑛の美しい農村風景を象徴するような「四季彩の丘」。
約15万平方メートルの広大な花畑が楽しめる展望花畑です。
約30種類の花が咲き誇る4月下旬〜10月下旬の春から秋にかけて
丘いっぱいにカラフルな花のストライプが描かれます。
この奇跡のような花畑は近年、最強の絶景フォトジェニックスポットとして爆発的に人気を集めています!
思いつくままにシャッターを切るだけで、“映え”ます♪

 
園内を約15分かけて1周するトラクターバス(途中の撮影ポイントでは停車してくれます。)や
4人乗りのレンタルカートを使って園内を乗り物で移動することもできますよ。

 
<アクセス>美瑛駅から車で約12分
      美馬牛駅から徒歩で約25分
      旭川、富良野から車で約40分

 

★食べ物編★

①礼文島・積丹半島のウニ


出典:食堂うしお公式HP https://www.ushioshakotan.com/

 
北海道は一年中ウニが獲られる最高の産地です。
東西南北のどこかで常に旬のウニが獲れるのですが
中でも特においしいと言われているのが、礼文島や積丹で獲れるウニです。
この地のウニの最も美味しい旬の時期が、6月から8月頃と言われています。

 
積丹は、ウニをはじめ豊富な海の幸が自慢の町ですが、手つかずの大自然も多く残る観光の町としても有名です。
旬の海鮮もたっぷり贅沢に楽しみつつ、積丹岬や神威岬など青く澄んだ積丹ブルーの海で心も癒してください。

 
②夕張メロン

高級フルーツとして有名な「夕張(ゆうばり)メロン」。
5月の中旬頃から収穫が始まり、6月にハイシーズンを迎える北海道の初夏の風物詩といっても過言ではない北海道を代表する高級果物です♪

 
毎年6月下旬には夕張市で「夕張メロン祭り」が開催され、
恒例の夕張メロン模擬セリ市や、メロン早食い競争など、夕張メロンを存分に楽しめるイベントとなっており多くの人で賑わいを見せます。

 
夕張市は北海道空知地方に位置し、新千歳空港からたったの1時間と、実はアクセス抜群の立地です。
千鳥ヶ滝など大自然が織りなす迫力と美しさを堪能できる観光スポットもあるためぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 
③道東のエビ


出典:高木商店オンラインショップHP http://www.aurens.or.jp/hp/kaneshin/default.html

 
北海道といえばカニ!なイメージですが初夏の道東は「エビ」の季節です!
“海のルビー”とも呼ばれる「北海シマエビ」は北海道でもきれいな海にしか生息しないといわれる希少なエビです。
漁期は、例年夏は6月中旬から、秋は10月中旬からのそれぞれ約2週間とされています。
茹でたシマエビはもちろんですが、わずかな漁期だけの限定メニューの踊り食いや刺身も人気です。

 
また“幻のエビ”と呼ばれることがある、とても美味しく稀少な「ブドウエビ」は、
7月から9月が漁期とされ、主に知床の羅臼漁港で水揚げされます。
こりこり、プリプリとした食感でありながらとても濃厚な味わいなのだそうです。

 
我こそはエビ好き!という方、、この夏はぜひ道東、オホーツクエリアへ。
 
 
 
いかがでしたでしょうか。
5-7月頃の初夏におすすめの観光スポットやグルメをご紹介しました。
是非このベストシーズンの北海道観光を楽しんでくださいね。