上手に選ぼう! バニラエアの運賃とオプション

 

バニラエアの評判・予約方法を解析した結果

 

今回は、バニラエア評判予約方法・運賃体系などを調べてまとめてみました。

バニラエアは成田空港を拠点として多数の路線を展開している、大人気のLCC(格安航空会社)です。

 

かつてはANAとマレーシアが提携して運航していた「エアアジア・ジャパン」が、提携を解消して現在の「バニラエア」になったという歴史があります。そのため、現在では完全にANA系列の航空会社となっています。

 

LCC(格安航空券)バニラエアには3つの「運賃タイプ」があります。

 

①わくわくバニラ

②シンプルバニラ

③コミコミバニラ

 

「わくわくバニラ」不定期に発売される限定運賃で、最安値で航空券を購入できます。

「シンプルバニラ」と「コミコミバニラ」は、常時販売されている運賃です。

 

 

運賃タイプによって様々な違いがあるのですが、初めてLCC(格安航空券)バニラエアで旅行される方は違いが分かりにくいかもしれません。そこで、3つの運賃タイプの違いや注意点・評判について、これから詳しく見ていきましょう!

 

 

1.わくわくバニラとシンプルバニラは受託手荷物が有料

 

初めてLCCを利用される方がまず初めに戸惑うのは、多くの航空会社で受託手荷物が有料だという点でしょう。LCC(格安航空券)バニラエアもその例外にもれず、受託手荷物が重量に関係なく有料です。

 

その手数料は「エリア」ごとに分かれています。バニラエアには5つのエリアがあります。

 

エリア1: 東京(成田)=札幌 / 奄美大島 / 沖縄

エリア2: 東京(成田)=台北 / 高雄、大阪(関西)=台北、 台北=ホーチミン

エリア3: 東京(成田)=香港

エリア4: 沖縄=台北

エリア5: 東京(成田)=ホーチミン(台北経由)

 

受託手荷物を預け入れる場合、20kgまでの料金はエリアによって次のとおりになっています。

 

エリア1: 2,000円

エリア2: 3,000円

エリア3: 4,000円

エリア4: 2,000円

エリア5: 6,000円

 

運賃タイプが「わくわくバニラ」と「シンプルバニラ」の場合、手荷物を預ける場合はこの手数料が必要になるので注意しましょう。

 

「コミコミバニラ」運賃の場合は、この手荷物料金は無料となっています。ただし、どちらの運賃でも、20kgを超える場合は5kgごとに超過料金が生じます。超過料金もエリアによって次のとおりになっています。

 

エリア1: 1,000円 / 5kg

エリア2: 1,000円 / 5kg

エリア3: 1,000円 / 5kg

エリア4: 1,000円 / 5kg

エリア5: 2,000円 / 5kg

 

 

2.コミコミバニラでは通常座席の指定が無料

 

LCC(格安航空券)バニラエアではエアバス社の「A320」という機材を使用しています。エアバス社の中でも最も人気が高く、全世界で飛行している高性能で安全性の高い旅客機です。

 

バニラエアの使用機体:エアバス社のA320

 

LCC(格安航空券)バニラエアでは2種類の座席タイプが用意されており、次のような内容になっています。

 

 

①スタンダードシート

 

通常の座席です。「わくわくバニラ」と「シンプルバニラ」で座席を指定する場合、路線によって500円から600円程度の手数料が必要です。

 

「コミコミバニラ」では、どの路線でも「スタンダードシート」の指定は無料です。

 

ただし、11列目は後方が非常口列のため・31列目は最後尾座席のため、リクライニングができないので注意が必要です。

 

バニラエアのスタンダードシート

 

 

②リラックスシート

 

足元に余裕のある座席です。それ以外は「スタンダードシート」と同じですが、足を伸ばしてゆったり座れるので快適です。

この座席を指定する場合、どの運賃でも路線によって1,000円から1,300円程度の手数料が必要です。

 

ただし、12列目は後方が非常口列のため、リクライニングができないので注意が必要です。

 

また、12・14列目の「非常口列」の座席を利用する場合は、次のすべての条件を満たしている必要があるので、必ず確認しておきましょう。

 

 

(1)日本語または英語で客室乗務員とコミュニケーションできる

(2)15歳以上である

(3)12歳未満の子供を連れていない

(4)搭乗の際に付き添いや係員の援助を必要としない

(5)エクストラシートまたは大型楽器のための予約ではない

(6)緊急脱出援助に同意できる

(7)妊婦(出産予定日から28日以内)ではない

(8)医療用酸素ボトルを持ち込みしない

 

 

最前列座席を利用する場合は、次のすべての条件を満たしている必要があります。

 

(1)延長ベルトを利用しない

(2)乳幼児(2歳未満)ではない

(3)チャイルドシートを利用しない

(4)エクストラシートまたは大型楽器のための予約ではない

(5)医療用酸素ボトルを持ち込みしない

 

バニラエアのリラックスシート

 

以上がLCC(格安航空券)バニラエアで用意されている座席です。座席指定は公式ホームページ上

(https://www.vanilla-air.com/jp/manage/#/itinerary/retrieve.html)で簡単にできます。ただし、ウェブチェックイン後の座席指定はできません。

 

バニラエアのシートマップ

 

 

3.わくわくバニラでは予約の変更ができない

 

「わくわくバニラ」運賃では予約の変更はいっさい出来ないので、購入の際は予定が変更になる可能性がないか、確認しておきましょう。あらかじめ変更の可能性が考えられる場合は、「シンプルバニラ」運賃で予約することをおすすめします。

 

また、「シンプルバニラ」と「コミコミバニラ」でも、予約の変更は同一区間かつ同運賃タイプへの変更に限られるので注意が必要です。つまり、別の路線に変更したり、運賃タイプを変更するような予約変更はできないということです。搭乗者名の変更もできません。あくまで日時の変更に限られています。

 

変更の手数料は、「シンプルバニラ」で4,000円、「コミコミバニラ」で500円となっています。差額の支払いが必要で、もし変更先の運賃が安い場合でも、差額は返金されません。

 

座席の指定と同じく、予約の変更等も公式ホームページ上で簡単にできます。予約センターや空港カウンターでの変更も可能ですが、予約センターでの変更は1,000円・空港カウンターでは2,000円の手数料が別途発生するので、かなり割高になってしまいます。

 

また、変更手続きの締切は出発時刻の90分前(国際線は120分)です。それ以降やチェックイン後の変更はできません。

 

 

4.コミコミバニラでは払い戻しが可能

 

「コミコミバニラ」運賃では、路線によって3,000円から5,000円の手数料を支払うことによって、予約のキャンセルと払い戻しが可能です。ただし、各種オプションに支払い済みの料金は返金されません。返金されるのはあくまで航空券の代金のみです。

 

予約のキャンセルは公式ホームページ・予約センター・空港カウンターで行えます。ただし、予約の変更と同様に、予約センターでのキャンセルは1,000円・空港カウンターでは2,000円の手数料が別途発生するので、割高になります。

 

また、キャンセル手続きの締切は出発時刻の90分前(国際線は120分)です。それ以降やチェックイン後のキャンセルはできません。チェックインの際は予約内容を必ず確認しておきましょう。

 

 

払い戻しの方法は、支払方法によって異なります。クレジットカードの場合はクレジットカード口座へ、コンビニの場合は銀行口座への返金となります。

 

バニラエアの運賃タイプの違い

 

以上がLCC(格安航空券)バニラエアの評判や、運賃タイプと各種オプションの詳細となります。

 

必要な運賃やオプションを上手に選んで、ぜひLCC(格安航空券)バニラエアでのお得で快適な旅行をお楽しみください!

 

 

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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
航空会社規定等は航空会社の判断により随時変動しておりますので
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