バニラエア 初日の出フライト2017搭乗レポート
少し遅い挨拶ではありますが、あけましておめでとうございます。
今年の元旦、筆者はバニラエア成田空港発の初日の出フライトに搭乗してきたので、
その様子をレポートしたいと思います。
わずか1時間半で売り切れてしまった人気ツアー、その様子を余すところなく紹介したいと思います!
バニラエアの初日の出フライトとは
皆さん、今年の初日の出は拝みましたか??
日本では、離島や山頂などを除くと、
千葉県銚子市の犬吠埼で最も早く初日の出が見ることが出来る(6:46頃)という事で、多くの人が集まります。
しかし、早起きして遠出してきても、時には曇っていて満足に見ることができないかもしれません。
確実に、地上よりも少し早く初日の出を拝む事ができるのが、そう。上空なのです。
そこで、ANAやJALなどの航空各社は10年以上も前から
「地上より少しだけ早く見ることができる」「確実に晴れる」
上空から初日の出を鑑賞するツアーを企画、実施してきました。
そして今年、2017年はバニラエアがLCCで初めて初日の出フライトを実施しました。
価格も「LCC価格」の諸税,手数料込みで9,800円~と、ANAやJALと比べて1/3程度なのでとてもリーズナブル。
昔から黄色は喜(き)と掛けて”喜色”として縁起のいいものだとされてきたそうで、
バニラエアの”喜色”の飛行機で年明けを祝福し、新年の幸せを祈ることができます。
それでは、説明はこの辺にして、搭乗レポートに移っていきたいと思います!!
バニラエア初日の出フライト2017搭乗レポート
集合完了、いよいよチェックイン!
こちらは、元旦早朝4時30分頃の成田空港バニラエアチェックインカウンター。
電光掲示板の「Vanilla air 初日の出フライト 2017年元旦」という表示とともに、
一区画だけ賑わっているところがあります。
今回のチェックインは、旅行会社によるチャーター便の形をとっているため、
通常のフライトとは異なり引換券と交換で搭乗券を受け取る形式。
初めての企画ですが、トラブルもおこらずスムーズにチェックインが済みました。
搭乗ゲート前では、記念撮影会と、バニラエアの五島社長からの挨拶が行われました。
記念撮影に混じっていただけるのは、五島社長、山室副社長と「櫻井翔」の面白いアナウンスで有名になり、
テレビでも紹介されたこともある竹内さんをはじめとした初日の出フライトに乗務する4名の客室乗務員。
五島社長からは、バニラエアの飛行機は太陽をイメージした黄色で、金運を表す縁起の良いものであること、
今年は酉年という事でとりこむという言葉にかけ、チャレンジには縁起の良い年で、
バニラエアも今年は挑戦の一年であること、
JW2017便の便名は今年一年が皆様にとって良い一年になるようにと準備したもので、
搭乗券は一年のお守りとして使ってほしいということなどとおっしゃっていました。
社長からの挨拶がおわるといよいよ搭乗です。
搭乗開始。搭乗機はピカピカの新造機!
今回の搭乗機、JA11VAは2016年12月16日に受領したばかりの新造機。新しい一年の幕開けにぴったりです。
今回の客室責任者は、先ほども触れた竹内さん。
今回のフライトは(地上と比べ)一足早く初日の出と、
いつも日本人の心の中にある富士山を鑑賞するための特別フライトであることなどが紹介され、
JW2017便の便名が新年,2017年にちなんだ便名であることや、飛行ルートの説明などがされました。
その後、名前だけでなく、特技や今年の抱負なども含めた少しユニークなパイロットや客室乗務員の紹介が行われ、
「そして、私は、本日客室を担当いたします責任者、並びに本日このフライトのバスガイド…ならぬエアガイドを担当いたします”櫻井翔”…と言えば」
から始まる竹内さんの自己紹介と案内がありました。
インターネットでも話題になっているので、興味のある方は調べてみてくださいね!
楽しい紹介やアナウンスも終わり、あっという間に離陸。
今回、成田空港の新年の離陸一番機であるとの案内がありました。
成田空港からの初日の出フライトはJALも行っていたのですが、それより先に離陸したことになります。
離陸したころには薄っすら夜が明けており、とても幻想的に感じました。
離陸前の案内では、銚子沖で初日の出を鑑賞する予定とのことでしたが、
実際には房総半島南方沖での鑑賞となりました。
館山上空で初日の出を鑑賞
東方には雲が出ていたため、予定より少し遅く日が出ました。
この写真の頃、「間もなく太陽がでます。おそらく右側のお客様が先に初日を見ることが出来ると思います。」
と案内がありましたが、予想より雲が厚かったのでしょうか?その後3度程旋回し、
左側の乗客が先に鑑賞することができました。
こちらは左側の窓から見た初日になります。
あいにく、雲から顔をだすかたちとなりましたが、飛行機から初日を見る機会は中々ないので、
貴重な体験となりました。
初日の出鑑賞を終え、富士山周辺へと巡航になります。
この間に、くじ引き大会が行われました。
目玉はバニラエアで使える3万円分の目録。うまく使えば家族連れでもタダで旅行に行けるような額です。
余談ですが、同行した友人はバニラエアのカレンダーに当選しておりました。
富士山鑑賞
お楽しみの抽選会が終わるころには富士山周辺に到着。
雲もなく、視程良好。とても綺麗な富士山を拝むことができました。
巡航高度は16,000フィート。5,000メートルほどで、一般的な旅客機の2/3程の高度なので、
周辺を飛ぶ定期便よりも間近に見る事ができました。
この後は、
成田空港へ一直線。集合時間は4:20だったため、
乗客は殆ど徹夜。疲れからか皆さんお休みになっていました。
成田空港に到着
楽しい時間はあっという間に過ぎ、成田空港に到着です。
出発時は真っ暗だった成田空港は快晴に照らされ、不思議と新年の始まりを実感させられました。
今回、元旦の特別フライトという事で、おせち弁当と成田の地酒”長命泉”のサービスがありました。
富士山から帰るときに食べている人もいましたが、持ち帰って到着後に食べることもできます。
筆者は第3ターミナルのフードコートの席を用いて食べていたところ、
同じようにフードコートで食べている他の乗客も見かけました。
まとめ
今回、LCCでの初日の出フライトという事でしたが、内容の濃さは想像以上のものでした!
もし来年も実施されるとしたら、
「他社では味わえない、そして、バニラエアの通常のフライトでも味わえない、一風変わった空の旅」
を味わってみてみてはいかがでしょうか!!
====================
※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
航空会社規定等は航空会社の判断により随時変動しておりますので
最新情報はお客様ご自身にてご確認頂けますよう
お願い申し上げます。予めご了承くださいませ。
====================
何か不明な点やご質問等、ありましたら、
以下よりお気軽にお問合せください!
メールでのお問合せはこちら:
お電話でのお問合せはこちら:
国内線ご予約は ↓
.
国際線ご予約は ↓
.
LCC(格安航空券)、
JAL(日本航空)・ANA(全日空)の航空券予約は
⇒ リアルチケット
.