スターフライヤーは北九州地方を拠点とする日本の地域航空会社です。

通称「ハイブリッド・エアライン」という名のとおり、お得な運賃と充実したサービス内容の両立を実現させた、素晴らしい航空会社です。

 

 

北九州地方を中心に多くの路線を展開しているので、九州を旅行される方には特にオススメできる航空会社なのです!

さらに、スターQ割のような独自のサービスを展開して、他の航空会社にはないお得な運賃も提供しています。

 

 

ところで、航空会社は大まかに「大手航空会社」と「格安航空会社(LCC)」の2つに分類されることが多いです。

しかし、実際には中堅航空会社や地域航空会社のような、大手とLCCの中間に位置するような航空会社もあります。

スターフライヤーもそのひとつです。

 

 

中堅航空会社や地域航空会社は、運営形態がLCCとは異なっているため、LCCほどは徹底的なコスト削減は行われていません。その違いは運賃にもよく表れています。

スターフライヤーの運賃は大手航空会社よりは安いものの、格安航空会社(LCC)よりは高いものとなっています。

 

 

それは何故でしょうか?サービス内容に特色をつけて、大手にもLCCにもない「独自の魅力」を生み出すためなのです。

スターフライヤーにも、他の航空会社にはない、独特の魅力があります。

 

 

日本の代表的な「地域航空会社である」スターフライヤーでは、高級感のある機内デザインと快適な機内空間などの、非常にデラックスな空間を全面に押し出しています。

その中でも、座席の広さ」は搭乗者にとって大きな魅力に感じられます。

 

 

果たして、実際のところはどうなのでしょうか?

スターフライヤーの座席の広さの真相について、その豪華な機内設計の詳細と合わせて、これから詳しく検証していきましょう!

 

 

 

1.スターフライヤーとは?

 

もともとスターフライヤーは、2002年に「神戸航空株式会社」として設立された地域航空会社でした。

2006年3月に拠点を北九州空港へ移して、それと同時に北九州空港と羽田空港を結ぶ路線の運航を開始しました。さらに、2007年から徐々に路線を増やしていき、現在のような運営形態となりました。

 

 

規制緩和後の1990年代に発足した国内の新規航空会社としては初めて、エアバス社製の旅客機を導入したことでも有名です。

さらに、早い時期から「ハイブリッド・エアライン」を唱え、お得な運賃と充実したサービス内容の両立を実現させてきました。

 

 

 

2.美しい機内デザインで快適な旅行へ!

 

スターフライヤーの特徴のひとつとして、非常に高級感のある機内インテリアのデザインが挙げられます。

使用されている機材と座席とを合わせて確認しておくことで、スターフライヤーでの旅行をさらに楽しむことができますね。

 

 

①使用機材の詳細

 

スターフライヤーでは、すべての路線で使用される機材が、エアバス社の「A320」という機種に統一されています。

 

この機種はエアバス社のもっともメジャーな機種のひとつで、全世界で多くの航空会社が使用している機種です。

最新の設備と優れた飛行性能、そして高い安全性を兼ね備えた、素晴らしい航空機なのです。安心ですね!

 

 

機体のデザインは、「21世紀のモダン」をテーマとして、洗練された美しい機体に仕上げられています。

他の航空会社にはない「細部へのこだわり」で、夢や希望を感じられるようなデザインとなっています!

 

 

②美しい機内インテリアデザイン

 

また、スターフライヤー機の機内インテリアは非常に美しくデザインされており、機内の空間設計も快適なものとなっています。

 

スターフライヤーのイメージカラーは「黒」なので、機内のインテリアも黒で統一されています。これによって機内はとても高級感のある印象となっています。

 

 

黒を基調とした非常に質感の高い機内、革張りのシートは非常に高級感の漂うもので、乗客はゴージャスでリラックスした空間で、空の旅を味わうことができるのです!

 

 

シート配列はゆとりのある設定で、他の航空会社よりも足元のスペースが格段に広くなっています。

具体的には、国内の格安航空会社(LCC)のエアバスA320型機は180席程度のところ、スターフライヤーではすべての路線で150席に設定しているのです。

 

そのため、座席間隔の広さもスターフライヤーの特徴となっています。

広々とした座席で、快適な時間を過ごすことができるのですね!

 

 

③座席の細部まで細かい気配りを

 

スターフライヤーでは座席にも細かい配慮がされており、機内でリラックスして過ごせるようになっています。

すべての座席が黒色の革張りなので、高級感のある落ち着いた雰囲気となっています。

 

 

その他にも各座席には、スマートフォンなどの充電が可能なUSBポートや、ノートパソコンの使用に便利なAC電源も設置されています。

さらに、国内線でありながら、すべての座席に液晶モニターが備え付けられているのです!しかも、それは最新のタッチパネル式のものなのです!

 

ヘッドレストやリクライニングも、身体にフィットしてリラックスできるものになっています。

まるで「プレミアムクラス」のような感覚です。それがスターフライヤーのトレードマークとなっていますね!

 

 

搭乗者へのこういった細かい気配りは、日本の航空会社では極めて珍しいことです。

大手航空会社よりも遥かに美しいデザインと、お得な運賃を両立させているスターフライヤーは、まさに「ハイブリッド・エアライン」の象徴的な存在ですね!

 

 

 

3.シートピッチは本当に広かった!

 

先述のとおり、スターフライヤーでは全ての路線で「エアバスA320型機」が使用されています。

座席数はどの路線も150席となっています。これだけではピンとこないかもしれませんが、実はA320型機で座席が150席というのは、非常にゆとりのある設計なのです!

 

 

①ゆとりのある機内設計!

 

実は、A320の標準的な座席数は166席となっており、それがJALやANAのような大手航空会社の座席数の基準となります。

ところが、ジェットスターやピーチ航空のようなLCCでは、なんと180席も詰め込まれているのです。(中国のLCCではなんと186席にまで詰め込んだ、究極の寿司詰め機もあります!)

格安航空会社(LCC)の座席間隔がとても狭く感じられるのも納得ですね。

 

 

つまり、スターフライヤーの座席配列は、大手と比べても16席・LCCと比べるとなんと30席も、座席が少なくなっているということなのです。

これはそのままシートピッチ(座席間隔)の違いに反映されます。

このことから、スターフライヤーのシートピッチが広いというのは、「明らかな事実」ということになりますね!

 

 

②大手航空会社よりも快適!

 

特筆すべきなのは、スターフライヤーのシートピッチは、なんとJALやANAのような大手航空会社よりも、圧倒的に広いということなのです!

その衝撃の真実について、これから詳しく検証していきましょう。

 

 

シートピッチの数値については、各航空会社ごとに次のようなものになっています。

 

格安航空会社(LCC)(ジェットスター・ピーチ航空など): 71cm

JAL・ANA・スカイマークのエコノミー: 79cm

ソラシドエア: 81cm

スターフライヤー: なんと91cm!

 

(ちなみに、座席の横幅はどの航空会社でもほとんど同じです。機体の横幅が限られているので、座席の幅を広くするなどというのは不可能な話です。)

 

このように、なんとスターフライヤーのシートピッチは、格安航空会社と比べるとおよそ20cmも、大手航空会社と比べても10cm以上も、広くなっているということになります。

もはや国際線レベルの座席と言っても過言ではありません。驚きの結果ですね!(また、ソラシドエアの座席も、大手よりも広いものになっています。)

 

 

 

 

③本物の「おもてなし」を実現!

 

もともと、日本の航空会社は大手であっても座席を詰め込みすぎで、西洋の航空会社と比べるとシートピッチがかなり狭い傾向にあります。

特に国際線では、アジア系よりも欧州系の航空会社のほうが快適だというのは、有名な話ですよね。

 

 

乗客の立場に立った本当の意味での「ホスピタリティー(おもてなし)」、つまり快適な機内空間を搭乗者に提供できている航空会社というのは、実は日本では極めて少ないものなのです。

 

 

運賃の高額なビジネスクラスなどでは、機内環境が快適だというのは当然なことですが、価格の安い地域航空会社でしかもどの座席でもそれを実現できているのですから、まさに驚異的ですね!

 

オリンピック招致などで偽善的な「おもてなし」が持てはやされるなか、スターフライヤーは本当の意味で乗客の立場に立って考えた、真の「おもてなし」を実現しているのです。

スターフライヤご自慢の快適な機内環境は、紛れもなく「本物」だということがわかりましたね!

 

 

また、スターフライヤーは格安航空会社(LCC)ではないため、運賃タイプが豊富で予約の変更やキャンセル時の融通も利きます。

さらに、座席を指定する際にも手数料はかかりません。そこもまた素晴らしい点のひとつですね。

 

 

④液晶パネルのコンテンツは?

 

国内線でありながら、全ての座席にタッチパネル式の液晶パネルが備え付けられていたり、座席が広々としていたり、フットレスト(足置き)やドリンクホルダーまで備え付けられていたり、

スターフライヤーはまるで国際線のプレミアムエコノミーのようです。

 

 

ところで、スターフライヤーの座席に搭載されているモニターでは、どのようなコンテンツを楽しむことができるのでしょうか?

 

 

まず、搭載されている液晶パネルは、およそ10インチのタッチパネル式で、解像度や発色も良いものです。

この個人用モニターは、離陸前は機内安全ビデオが放映されて、離陸後から自由に使用可能となります。

 

 

機内エンターテイメントのコンテンツは、国際線のような映画が見えるような充実したものではありませんが、そもそも国内線で個人モニター搭載という時点で驚異的なので、十分に満足できるレベルなのではないでしょうか。

 

 

具体的には、次のようなコンテンツを楽しむことが可能となっています。

 

・ビデオ

・音楽

・フライトマップ

・機内販売

・電子書籍

・機内の案内

・プロモーション映像

 

 

 

4.シートマップ

 

格安航空会社では「リラックスシート」や「ファストシート」のような、細かな座席タイプが設けられていますが、スターフライヤーではそういったものはありません。

 

 

「通常座席」や「非常口列座席」のみ設定されており、座席指定の手数料も必要ありません。

スターフライヤーは直球勝負だということなのですね!

 

肝心のスターフライヤー機のシートマップは、次のとおりになっています。

 

 

 

1列目は「最前列」の座席のため、また11列目および12列目は「非常口列」の座席となっているため、他の座席よりも足元のスペースが広くなっています。

 

 

ただし、11列目および12列目は「非常口列」の座席となっているため、非常時の場合は客室乗務員の要請によって緊急脱出時の援助をする必要があります。

そのため、この座席を指定する場合は、安全上の条件をすべて満たしている必要があります。

 

 

また、10列目および11列目の座席は、後ろが非常口列となっているため、リクライニングができません。

あらかじめ注意しておきましょう。救済処置として、この座席を使用する搭乗者には、「腰あてクッション」が支給されることになっています。

 

 

「おむつ交換台」はすべてのトイレに設置されているので、必要に応じて利用しましょう。

 

11・12列目の非常口列の座席は、通常の座席よりもさらに足元のスペースが広くなっており、最前列の座席ではビジネスクラス・ファーストクラスレベルに到達しています。

(ただし、座席自体は他と同じなので、リクライニングの角度が深いわけではありません。)

 

 

こういった素晴らしい座席が「無料」で指定できるのですから、競争率は非常に高いでしょう。

可能な限り早めに、公式ホームページ上(https://rsv.starflyer.jp/rsv_p/aln_web/BERetrieve.do)で座席を指定しておくことをオススメします!

 

ちなみに、非常口座席のシートベルトはエアバッグが装備されています。シートベルトに内蔵されているので厚みがあり、装着感が若干悪い点には注意が必要です。

 

 

5.おわりに

 

以上がスターフライヤーの機内設計の詳細や、シートピッチの検証結果の詳細となります。いかがでしたか?

 

今や大手航空会社でさえ、高い運賃でありながらサービスを簡素化しているような時代です。

運賃は据え置きでありながら、機内サービスがどんどん省かれていっています。

スターフライヤーは良い意味でそんな時代に逆行している、航空会社の魂を感じられる「おもてなし」を実現しています。

 

 

 

極めて残念なのが、スターフライヤーが西日本でしか路線を展開していないことです。

これが全国規模で路線を展開するとなれば、多くの顧客の取り込みが可能なのは間違いありません。大手航空会社にとっては脅威的な存在ですよね。

 

 

大手航空会社が迷走しているなか、格安航空会社は着実に道を見極めて勢力を伸ばしつつありますし、

中堅・地域航空会社は独自のサービスを展開しています。特にスターフライヤーの雰囲気やサービス内容は秀逸です。

 

 

美しいインテリアは他のどの航空会社も圧倒するものですし、シートピッチの広さも国内の航空会社ではピカイチです。

今後のさらなる発展が期待される航空会社ですね!

 

 

大手航空会社を蹂躙するほどのホスピタリティー、それでいて圧倒的にお得な運賃設定。スターフライヤーの「ハイブリッド・エアライン」の名は伊達ではありません!

 

大手航空会社とは違った雰囲気を味わいたい、でも格安航空会社(LCC)のような物足りないサービスは嫌……

そんな方にオススメなのが、スターフライヤーなのです!

 

 

九州を中心とする、西日本への空の旅では

ぜひ一度スターフライヤーをあなたの選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

 

 

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航空会社規定等は航空会社の判断により随時変動しておりますので
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