スカイマーク「あしのばシート」、神戸-茨城便搭乗レポート
格安料金と良心的なサービス、話題性のあるプロモーションで注目を集めるスカイマーク。
中堅航空会社ながら路線網は幅広く、搭乗したことのある皆さんも多いのではないでしょうか?
昨年10月から、ネスレと共同で「また乗りたくなる空の旅プロジェクト」と題し、
キットカットの配布や一部路線でのコーヒーの無料配布などのサービスを拡充し、
ますますお得感が強まってきました。
そして、これらのプロジェクトに合わせてあしのばシートのサービスも拡充されたので、
実際に体験したいと思い、搭乗して来ました。
今回は、あしのばシートの魅力、スカイマークの魅力、茨城便の利便性を、
神戸から茨城へ飛ぶスカイマーク186便の搭乗レポートとともにあますところなくご紹介していきたいと思います!
あしのばシートとは
あしのばシートとは、機内最前列席を対象とした、
通常の座席より足元が19~38cmも広い席をたったの1000円の追加料金で指定できるサービスのことです。
付随するサービスは、
・足元の広い座席
・優先的に機内に入れる”優先搭乗”での案内
・機内でソフトドリンク1杯(100円分)無償提供
・受託手荷物(チェックイン時に預ける荷物)に目印タグの取り付け
・ビデオプログラムなどが閲覧できるタブレット端末(iPad)の貸し出し
となっています。
足元の広い座席を有料で指定できるサービスは、JALのクラスJや、各LCCの有料座席指定などがありますが、
たった1,000円の差額でここまでのサービスがそろっているのはスカイマークのみとなっています。
注意事項として、足元の広い座席は非常口前となるので、足元に荷物が置けないこと、
天候等の状況によってはドリンクなどの機内サービスが中止になる可能性があることなどがあります。
あしのばシートを希望する場合はスカイマークの有人カウンターまで申し出て、
現金またはクレジットカードで追加料金を支払うことになります。
先日、神戸から茨城までスカイマークBC186便に搭乗してきたので、
搭乗レポートを紹介していきたいと思います!
スカイマーク神戸-茨城あしのばシート搭乗レポート
日にち2016年12月27日
便名BC186
神戸-茨城
定刻18:55
ANAのA320neo初便に搭乗すべく企画した関西旅行。
帰京のための旅程を考えていたのですが、直前の予約となったため、
大手航空会社の運賃は控えめに言ってもいいお値段。
少しでも安く帰る方法はないかとスカイマークの神戸-茨城便の運賃を調べてみるとわずか6,600円!
再建後のスカイマークに興味があったこと、あしのばシートを体験してみたいと考えていたこともあり、
この便を選択しました。
3日前(路線によっては前日)まで予約可能な正規格安航空券「いま得」運賃での予約となっています。
今回、久しぶりのスカイマーク搭乗ということで、
せっかくなので1,000円の追加料金を支払ってあしのばシートにアップグレードをしてみることに。
カウンターで尋ねてみると、あしのばシートの空席には余裕があるとのことで、
座席の希望を聞かれ、最前列左の窓側”1A”の座席を選択しました。
余談ですが、飛行機は左を港に寄せて停泊する船舶にならい、
番号やアルファベットはすべて左から振られており、座席番号のアルファベットも左からA,B,C、
エンジンが4つある機材は左から順番に第一エンジン、第二エンジンと名付けられます。
パイロットの席順も機長の席が左、副操縦士(副機長)の席は左となっています。
うんちく話はこの辺で切り上げ、舞台は機内へ移ります。
あしのばシートの特典のひとつ、優先搭乗を利用して真っ先に機内へ行き、
座席の写真を撮らせていただいたくことにしました。
優先搭乗を利用することで、混雑する便でも荷物の収納スペースを確保することができます。
スカイマークは、LCC(格安航空会社)と異なり、比較的余裕を持った座席配置をしていますが、
最前列のスペースはそれ以上に快適に過ごせるようになっており、
足を伸ばしても壁に届かないほど個人のスペースが確保されているので、
身長の高い人や大柄な人でもゆったり座ることができます。
使用機到着遅れの影響で定刻より15分ほど遅れて19:10頃出発となりました。
天候の乱れもあり、上昇時はかなり揺れたものの、巡航に入ると一転して穏やかなフライトとなりました。
先述の「また乗りたくなる空の旅プロジェクト」の一環でキットカットが無償提供されました。
キットカットの配布の後は、有料のドリンクなどのサービスが開始。
夜の便で、おやすみになっている乗客が多いためか、機内の照明は落とされていました。
今回、あしのばシートを利用している乗客はドリンクを1本無料でいただけるとのことで、
今回はコカ・コーラをチョイス。上空で飲む炭酸は格別です。
また、あしのばシートに座る希望者にはタブレットの貸し出しが行われました。
今回は、ネスレとスカイマークのタイアップ企画から生まれたオリジナル連続ドラマ「踊る大空港」を視聴。
スカイマークが経営再建に取り組む中で避けては通れないイメージアップのため、
部署や所属を横断して組織された『スカイマーク・イイネ!推進委員会』の中で奮闘する人々を描いた
コメディーチックな短編ドラマとなっています。
インターネットでも視聴できるので、興味のある方はぜひご覧ください!
https://nestle.jp/brand/nescafe/odoru/
ドラマを楽しんでいる最中でしたが、20時頃、宇都宮上空で着陸に向けた降下を開始です。
それに先立ちタブレット端末の回収。
頂いたコカ・コーラを飲み干し、しばし窓の外を眺めることとしました。
20時20分頃、定刻より15分程遅れて茨城空港に到着。
茨城空港は、成田や羽田と比べてコンパクトな空港なので、飛行機は着陸後あっという間に駐機場に到着します。
また、飛行機を降りてから数分で空港を出ることができるのも便利ですね!
今回、茨城空港から東京駅まで高速バスを予約していました。
茨城空港から東京駅まで航空便利用客はたった500円。
送迎客など航空機を利用しない場合でも1,000円となっており、
比較的安価に利用できると旅行好きや航空ファンの間で評判になっています。
定期航空便と接続をとっており、
今回もスカイマーク186便の遅延に合わせて10分遅らせる措置が取られており、安心して利用できます。
運賃はワンコインですが、座席間隔も充分、御手洗も準備されており、
比較的長距離の移動となりますが、快適に過ごすことができます。
一泊の弾丸旅行で疲れが溜まっていましたが、快適な車内でぐっすりと眠ることができました。
まとめ
今回、わずか1,000円の追加料金で利用できる「あしのばシート」を利用しましたが、
快適性や利便性は想像以上のものでした。
また東京発着で航空機を利用するには、羽田空港からANA、JALといった大手航空会社、
スカイマーク、スターフライヤーやエアドゥなどの中堅航空会社・地域航空会社を利用する、
成田空港からLCC(格安航空会社)を利用する、などの手段が主流ですが、
スカイマークの茨城便は、筆者自身が想像したよりも快適に、お得に利用することができました。
読者の皆様も、より快適に、よりお得に、より楽しく移動することができる、
スカイマークのあしのばシートや茨城空港便を利用してみてくださいね!
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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
航空会社規定等は航空会社の判断により随時変動しておりますので
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