非常時に備えよう! ピーチ航空欠航時の対処法

 

 

ピーチ航空は関西空港を拠点とする、日本の代表的なLCC(格安航空会社)です。

 

非常に安い運賃で多くの路線が就航しているので、近年人気急上昇中です!これからピーチ航空予約して旅行しようかな、と考えている方も多いのではないでしょうか。

 

ところが、せっかくピーチ航空の航空券を手に入れても、悪天候や機材故障などで予約便が欠航してしまうことがあります。

 

「そんなとき、ピーチ航空はどんな対応をしてくれるの?」

 

航空機の欠航率はほとんどの航空会社で1%程度なので、非常に珍しいことだと言えます。しかし、初めて欠航に遭遇すると、どうすればいいのか分からず不安になってしまうものです。

 

欠航の原因は大きく分けて2つあります。「悪天候などが原因の場合」と「航空会社側の都合」です。

 

結論を言うと、ピーチ航空の欠航時の対応は他のLCCと同程度なので、正直なところあまり良いとは言えません。最近はLCCでも自社都合が欠航の時は、振り替え便の待機時間に生じる交通費や宿泊費は補償されるところがありますが、ピーチ航空ではそのような対応補償はありません

 

つまり、ピーチ航空の場合は予約便欠航の原因に関わらず、対応は同じということになります。大幅な遅延時(およそ6時間以上の遅延)でも同様の対応になります。

 

①他の便へ振り替える
②払い戻しを受ける

 

この2つの選択肢について、これから詳しく見ていきましょう!

 

 

①他の便へ振り替える

 

出発予定日から10日以内の便へ予約を変更することが出来ます。同一路線だけではなく、他の路線への振り替えも可能です。ただし、他社の便への振り替えはできません。

 

振り替えの手続きはコレクトセンターもしくは空港カウンターで行えます。インターネットでの予約変更はできません。どの運賃種別でも手数料は不要ですが、差額を支払う必要はあります。振り替え先の運賃が安い場合でも、差額は返金されません。

ただし、振り替えの際に生じる交通費は宿泊費はいっさい補償されないので、注意が必要です。これは機材故障などのピーチ航空側が原因のものでも同じです。

 

そのため、万が一当日中の振り替えができない場合は、自分でホテルなどの宿泊施設を手配する必要があります。

 

 

②払い戻しを受ける

 

次の期間内にピーチエア予約用公式ホームページのフォーム(https://www.flypeach.com/pc/jp/form/refund)から申請することによって、払い戻しを受けられます。

 

悪天候などで欠航の場合: 搭乗予定日から10日以内

ピーチ航空側の都合で予約便欠航の場合: 搭乗予定日から30日以内

 

払い戻しの方法については、支払方法によって次のように異なります。

 

クレジットカード: カード口座への返金もしくはピーチポイントでの返金

コンビニ・インターネットバンキング: 銀行口座への振り込みもしくはピーチポイントでの返金

Yahoo!ウォレット: Yahoo!ウォレットでの返金

ピーチポイント: ピーチポイントで返金

クレジットカードとピーチポイントを併用: クレジットカードでの支払い額をカード口座へ返金し、残額をピーチポイントで返金、もしくは全額をピーチポイントで返金

 

どの運賃種別でも手数料は不要です。

 

振り替え便を待っていては予定に間に合わない場合、自分で他社の便へ予約し直すか、他の交通手段を手配した方が早いです。上記のとおり、払い戻し手続きは後回しにしても大丈夫です。

 

 

ピーチ航空 予約の注意点

 

往復での旅行の場合は、必ず往路と復路を同時に予約してください。別々に予約してしまうと、例えば往路で欠航になったとき、払い戻しを受けられるのは往路分のみとなってしまいます。この場合、復路の航空券が無駄になってしまうことになります。往復の予約を同時にしていれば、往路で欠航になったときに、往復どちらも払い戻しを受けられます。

 

ピーチ航空では大幅な遅延や欠航時に、交通費や宿泊費の補償がありません。そのため、「航空機遅延費用」のある旅行保険に加入して予約しておくことを強くおすすめします。保険に加入しておくと、遅延や欠航時に必要な費用が補償されるので安心です。

 

旅行保険には様々な種類がありますが、通常は次のような場合に保険金が支払われます。

 

・搭乗予定の航空機が6時間以上の遅延や欠航した場合

・搭乗予約受付の不備で搭乗できなかった場合

・搭乗した航空機の着陸地が変更されて、6時間以内に代替機を利用できない場合

 

一般的に保険の対象となる「遅延」は6時間以上なので、3時間程度の遅延では保険金の支払い対象にはなりません。

 

上記に当てはまる場合、一般的には次のようなものが補償の対象となります。

 

・交通費

・宿泊費

・食事代

・通信費(電話など)

 

また、これらの費用に加えて、旅行キャンセルの見舞金として20,000円程度が支払われます。

 

このように、旅行保険に加入しておくと、いざというときに補償を受けられるので安心です。

 

旅行保険に加入しておくと、いざというときに補償を受けられるので安心

 

LCCは航空券が圧倒的に安いぶん、大手航空会社と比べて遅延や欠航時の対応が不十分なことが多いです。そこは格安な運賃と引き換えなので仕方ないことなのでしょう。

 

とはいえ、ピーチ航空は素晴らしい航空会社です。LCCの中でも航空券の安さは群を抜いていながら

欠航率はLCCの中でも最も低い部類に入ります。大事なのは旅行の前に非常時の対応をしっかり確認しておくことです。

 

ピーチエアの特徴や予約・対応サービスの体制しっかり知り、事前に備えておくことで、安心して旅行を楽しむことができますね!

 

 

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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
航空会社規定等は航空会社の判断により随時変動しておりますので
最新情報はお客様ご自身にてご確認頂けますよう

お願い申し上げます。予めご了承くださいませ。
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