日本で大成功を納めたLCC、ピーチ!その実態を探る!
格安交通機関と言えば、みなさんはどこを想像するでしょうか。
わたしは大きく4つほど想像できます。
一つが夜行バスです。
これの利点はとっても安く、各地方の主要都市から主要都市を結んでくれるという事です。
しかしデメリットも多く、不衛生で「夜行」というのは名ばかり、
まったく寝られないなんていう事もしょっちゅうあります。
実際わたしも隣の人のいびきがうるさすぎて寝れませんでしたね・・・。
もう一つが青春18切符を使った移動。
これについてですが、夜行バスより過酷。腰を言わしてしまう事間違いなしです。
12時間鈍行列車に乗り続けるのは過酷という他なかったですね。
ヒッチハイクなんてものはどうでしょうか!?
これはコミュニティ力によっぽど自信があったり、
計画的な旅行ではない場合でないと中々移動手段として使うのは難しいですね。
最後に上げられるのは飛行機です。
最近ではLCCと呼ばれる格安航空会社がかなり進出しています。
しかし、
みなさんは知っているでしょうか?
LCCはうまい事いっていない所が多いのです。
ところが、経営が難しいと言われるLCCの中でも、成功をおさめた航空会社があります。
それがピーチ航空と呼ばれ親しまれている航空会社です。
ピンクの装飾をほどこした中型機はみなさんも見た事くらいはあるのではないでしょうか。
さて、
そんなピーチが大成功したのにはしっかりと理由があるのです。
その理由を知る事で、ピーチの良さが見えてくる!
安い!だけどそれだけじゃないんです。
今回はそんなピーチ航空の実態について探って行きましょう。
理由その① 欠航便が極めて少ない
まず、特筆すべき事として、欠航便がかなり少ない点です。
LCCがなぜ大衆からの受けが良くないのか、その最たる理由が欠航便の多さです。
それに加え、欠航・遅延時の対処や補償がまったくと言って良いほどないのです。
つまり、欠航リスクはかなり大きいと言わざるを得ません。
ところが、ピーチは稼働率がかなり高いです。
欠航率は0.2パーセント以下とこれは大手航空会社と比べてもかなり低い数値です。
ほとんど100パーセント飛んでいるのです。
この信頼性の高さは大衆が知らないピーチの隠れた凄い所なのです!
理由その② 特定のニーズ層を狙い撃ち
次の理由としては特定のニーズ層を狙っているという点です。
ピーチは絶対にビジネスマンを狙おうとはしません。
出張や仕事のために各地を飛び回るビジネスマンはFSC(フルサービスキャリア)に任せて、
ピーチはどちらかといえばリゾートや観光地に行くファミリーや学生向けのオプションやサービスが多いのです。
このように、数々ある大手航空会社の顧客層と競り合うのではなく、
自分達は新しいニーズ層を見つけてそのニッチに入り込んだわけです。
これにより、今のピーチの成功があるのです。
理由その③ 破格の搭乗率
次の理由として、破格の搭乗率です。
これは利用者であるみなさんとはあまり関係の無い話だと思われてしまうかもしれませんが、
そうではありません。
ピーチが叩きだしている76パーセントという搭乗率はピーチが広く親しまれ、
そしてその経営好調は今後ピーチが安定して安い航空券を我々に提供してくれるという事です。
路線減少しつつあるLCCが多い中、安定性というのは大事な要素なのかもしれませんね。
そもそもピーチって何?
そもそもピーチが何のか知らない人も多いのではないでしょうか?
そんな人のために、この記事の最後に、
そもそもピーチとはどのような航空会社なのかについて軽くご説明させていただきます。
先ほどから常々言っているように、ピーチは格安航空会社の一つです。
その安さは他のLCCに比べても安いと言われるくらいです。
実際、わたしもその感想に対しては多いに同意します。
ピーチにはたくさんのキャンペーンやセール期間があります。
その期間中は元々安い値段がもっともっと安くなっています。
一度わたしもそのキャンペーン期間中を利用してピーチに搭乗したのですが、
なんと関西国際空港-仙台空港間でわずか3000円という、
同じ距離を走る夜行バスの半額という結果になりました。
これは最早夜行バスを使うメリットなんてなくなってしまったと言うに等しいですね(笑)
経営の最初こそ、「嫌なら乗るな」と言われているみたいでいやだという声も相次ぎましたが、
理由その②でも申し上げた通り、ピーチはファミリーや学生に段々と受け入れられるようになり、
見事日本で今一番大成功を納めているLCCになる事ができたのです。
さらなるアクティブさ、そして求められるニーズに応えるため、
現在では国際路線も随時拡大しています。
国際線になってもその安さは変わりません。
ANAやJALなどの大手校区会社で国内旅行をするよりも安く海外旅行に行く事ができるのです!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ピーチがなぜ日本におけるLCC代表として頭角を現したのかよく分かったと思います。
実際わたしも何度も何度も搭乗させていただきましたが、
不満と言える不満はまったくなかったです。
ぜひとも、学生旅行、ファミリー旅行に行くならピーチにのりましょう!
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