都内から神戸に!異人館街を巡るLCC格安旅行

近畿地方の観光地というと、やはり京都と奈良が一番手になるでしょう。

なるほど、確かに古い時代から伝わる“和の心”を感じたいなら、京都・奈良の右に出る場所はありません。しかし、歴史には古代史や中世史だけでなく、近現代史が存在します。

そして、明治維新以降の近代史に触れられる場所に興味があるなら、ぜひとも神戸を訪れてみてください。

 

神戸市街

 

神戸港は明治時代、欧米列強の圧力によって開港した港の1つです。結果、明治時代の神戸には日本に滞在する外国人が増加しました。

当時の日本政府は、宇治川と生田川の間に限り、外国人が日本人と混じって居住することを認めています。そうして、神戸の北野町山本通には外国人が住む屋敷−異人館が建ちならぶようになりました。

そう、この異人館街こそ、神戸が誇る最大の観光スポットなのです。

日本の文明開化、そして国際化の第一歩を踏み出した明治時代の新しい風。神戸の北野町山本通には、当時の雰囲気を伝える異国情緒を乗せた風が、今も吹き続けています。

こちらでは、そんな神戸異人館街にLCC(格安航空券)で格安旅行するためのアクセス手段を解説することにしました。

 

新幹線よりリーズナブル!東京から神戸に移動する方法

東京から神戸までの一般的な移動手段といえば、新幹線でしょう。

しかし、新幹線を利用するために必要な費用は高額です。東京駅から新神戸駅まで新幹線−のぞみ号に乗り、新神戸駅で市営地下鉄に乗り換えて、異人館街の最寄り駅である三ノ宮駅を目指す…としましょう。

すると、東京〜三ノ宮までの運賃が9,500円、新幹線の自由席特急券が4,870円になります。つまり、片道の交通費合計が14,370円ということです。往復すると、交通費だけで約3万円…。もう少し安くならないか…と悩むところですね。

そこで、LCC(格安航空券)を利用して交通費を節約できないか…という部分について検討してみましょう。

 

最初に検討するのは、東京−羽田空港から神戸空港に直行便を運航しているLCC(格安航空券)スカイマークです。LCCの範疇に入れるかどうか微妙な航空会社ですが、JALやANAよりリーズナブルなのは間違いありません。こちらでは広義のLCC(格安航空券)として扱うことにします。

 

スカイマークの羽田〜神戸便は普通運賃で1万2,000円〜1万5,000円程度

前日予約の前割1で1万1,000円〜1万4,000円程度、3日前予約の前割3で1万円〜1万2,000円程度となっています。

ただ、3日前以前の早期に予約することでリーズナブルになる“いま得”だと6,000円〜9,000円程度で航空券が買えることも多いです。神戸空港から三ノ宮までは電車で330円。

つまり、前日までに予約するなら、“基本的にスカイマークのほうが新幹線より安い”という図式が成り立ちます。事前に予定が決まっていれば、“いま得”を利用することで、5,000円以上もリーズナブルに抑えることが可能です。

 

三ノ宮までの所要時間も比較してみましょう。新幹線が東京駅から三ノ宮まで3時間強、LCC(格安航空券)スカイマーク便が羽田空港から三ノ宮まで2時間弱です。スカイマークを使ったほうが、時間的にも効率が良い…と言えそう。

 

東京~神戸の旅では”いま得”のスカイマークがおすすめ

 

 

関空経由のLCCルートは?神戸への格安旅行法

さらに費用を抑えたいなら、別の手段もあります。仮に東京駅付近を出発地とするなら、まず東京駅からJR総武快速線のエアポート成田で、成田空港の空港第2ビル駅に向かい、成田〜関西国際空港のLCC(格安航空券)便に乗る…という方法です。

エアポート成田の運賃は1,317円となっています。

 

さて、成田から関空への路線を運行しているのはピーチ・アビエーション、ジェットスター・ジャパンの2社

最安なら4,000円強、平均して5,000〜6,000円程度で関空までの航空券が購入できるはずです。ちなみに、2016年8月現在、どちらかというと、ピーチ・アビエーションのほうが安い航空券を購入しやすい印象があります。

 

関西国際空港からはバスを利用します。空港リムジンバスの三ノ宮駅前行きに乗れば1本です。リムジンバスの運賃は1,950円。

以上から、LCC(格安航空券)を利用した関空経由のルートを利用した場合、片道交通費は7,500円〜9,500円程度に抑えられる可能性が高いのです。

 

ただ、所要時間は長くなります。東京駅から成田空港まで1時間30分弱、保安検査などで30分消費し、関空までのフライトが1時間30分弱、さらに関空から三ノ宮までの所要時間が1時間30分。すべて合計すると、5時間ほどになります。

 

スカイマークの“いま得”と同水準でありながら、所要時間は倍以上…。スマイマークの“いま特”で安価なチケットが取れるのであれば、敢えて関空を経由する理由はありません。たまたまスカイマーク便の航空券代が高騰している場合など、例外的な状況でだけ関空経由を考慮すれば十分でしょう。

 

 

神戸に行くなら絶対に立ち寄りたい!オススメの異人館3選

神戸の北野異人館街は21の異人館で構成されています。ただ、平均700円ほどの入館料がかかりますから、全部を回ると入館料だけで1万4,000円くらいになる計算…。

また、時間的な問題もあります。じっくりと見て回るなら1ヶ所あたり30分以上は欲しいところでしょう。異人館の間を移動する時間もありますから、1日に回れるのは最大7、8ヶ所が限界だと思います。

そこで、こちらでは優先して回っておきたいオススメの異人館3選を紹介することにしました。北野異人館街に初めて訪れるなら、まずは以下の3ヶ所から回ってみてください。

 

・うろこの家

魚のうろこのような見た目の外壁が特徴的な異人館です。営業時間は4月〜9月が9:30〜18:00、10月〜3月が9:30〜17:00。入館料は1,050円です。敷地内には“うろこ美術館”が併設されており、美術館内にはピエール=オーギュスト・ルノワール、アンリ・マティス、ジョルジュ・ルオーといった有名画家の作品が所蔵されています。

1ヶ所で異人館と美術館が両方とも楽しめる。うろこの家を回る際には、ぜひ、時間をたっぷりと取っていただければと思います。明治維新の空気感、絵画の魅力…。五感のすべてをフル活用して、近代の歴史に身を委ねる楽しみを知ることでしょう。

神戸観光地 うろこの家

 

・イタリア館

イタリア館の正式名称は、プラトン装飾美術館。営業時間は9:30〜17:00で、入館料は700円です。館内には18世紀以降のアンティーク家具、骨董、彫刻などがギッシリと展示されており、まるで近代ヨーロッパにワープしたかのような感覚に浸ることができます。

それほど大きな建物ではありませんが、ちょっとした迷路くらいに入り組んだ館内をすべて回るのには最低でも30分は必要でしょう。幻想的なアンティークに囲まれているうち、時が過ぎるのを忘れる…。イタリア館では、誰もが芸術の持つ無限の可能性と、その甘美な魅力に気づくはずです。

神戸観光地 イタリア館

 

・英国館

英国館は、コロニアル様式の洋館。イングランド人の居住する家だったことから、英国館と呼ばれています。営業時間は4月〜9月が9:30〜18:00、10月〜3月が9:30〜17:00。入館料は750円です。

17世紀−バロック時代のアンティーク、19世紀−ヴィクトリア時代の調度品が見られる…というのも重要ですが、実際のところ、英国館が魅惑的である理由はほかにあります。

2階は通常の異人館ですが、17時以降、1階フロアはバー営業を開始。

そう、歴史ある異人館の中で洋酒を傾ける…という映画の登場人物だけに許されるようなシチュエーションが、現実になるわけです。骨董品に囲まれた空間で、1,000種類の洋酒とカクテルから至高の1杯を選ぶ夜…。

記憶に刻み込むべき旅の最高潮として、これほど相応しい瞬間はほかにありません。異人館としての営業終了後も、バー営業は深夜1時まで続きます。

神戸観光地 B英国館

 

スカイマークをはじめとしたLCC(格安航空券)を有効利用して、なるべくリーズナブルに神戸異人館街の旅を楽しんでくださいね!

 

 

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