もう購入時に迷わせない!!航空券の種類を全部紹介します!!
最近よく耳にすることが多い、LCC(格安航空券)という言葉。けど、格安航空券って何なの?普通の航空券と何が違うの?と、違いがよく分かっていない人もきっと多いと思います。
どういう原理で安くなっているのか、どれくらい値段が違うのか、など知らないことばかりですよね。“格安”という言葉から、不信感を抱く人も多いことでしょう。
そこで今回は、航空券の種類から、それぞれのメリット、デメリットまで、一通り航空券について説明をします。
まず航空券は、一般的に3つに分類されます。それが、普通運賃航空券、PEX航空券、LCC(格安航空券)の3つです。まずは、用語の説明も兼ねて一つ一つについてじっくり見ていきましょう。
1.普通運賃航空券
これは正規運賃航空券よばれ一切割引のない一番高い航空券です。航空会社から直接購入することができます。
旅行の365日前から予約することができ、使用するまでに旅程の変更、キャンセルなどができ、一切の制限がありません。金額が高いだけに、一番融通が利くのが特徴です。
ただ、今ではほとんどの人が割引のある航空券を購入するので、この普通運賃航空券を購入する人はほとんどいません。航空会社にもよりますが、一般的にはエコノミークラスで日本とアメリカの西海岸の往復、
40万から50万程度です。購入するのは会社が航空券代を負担してくれるビジネスマンくらいでしょう。
しかし、高い航空券を購入しているので、イレギュラーが発生した時の対応の優先順位が高かったり、補償内容が充実していたりなど、安心感があるのもこの普通運賃航空券なのです。
2.PEX航空券
PEX航空券とは正規割引航空券のことで、このPEX航空券はさらに2種類に分類されます。
- IATA PEX(イアタ ペックス)航空券
PEX航空券の一つが、IATA PEX航空券と呼ばれるものでIATAの通称で知られる国際航空運送協会が取り扱っている航空券です。
この航空券を購入すれば、IATAに加盟している航空会社であれば、どこの便でも搭乗することができるという便利な航空券です。現在ではおおよそ260の航空会社がIATAに加盟をしているので、どの航空会社でも使用できると考えてもいいでしょう。
航空会社の組み合わせも自由なので、多くの都市を訪れたい人には、融通が利き非常に便利です。その際、常に一定の運賃が設定されているので、航空会社によって運賃が変わるということはありません。
しかし、予約変更が不可であったり、キャンセル手数料が発生することもあるので、そのあたりはしっかりと押さえておきましょう!
- ZONE PEX
2つ目はZONE PEX航空券と呼ばれるもので、上記のIATA PEX航空券よりも安く購入することができます。
ZONE PEX航空券とは、それぞれの航空会社が割引をし、個人や旅行会社に対して販売をしています。航空会社のホームページやCMでよく聞く航空会社のキャンペーンなどが、このZONE PEX航空券に該当します。
購入時期やキャンペーンの内容によっては、格安航空券と同等の金額で購入することができます。それでいて、あくまでZONE PEX航空券という扱いなので、格安航空券よりも優位性を保つことができるのです。
たとえば、マイルの加算率が高かったり、事前座席指定ができたりなどです。キャンセル料や変更手数料は取られますが、それも格安航空券よりも低めに設定されていることがほとんどです。そのため、安い金額で購入ができれば、一番便利でお得な航空券ということができるでしょう。
しかし、そんなZONE PEX航空券にもデメリットはあります。それは、ZONE PEX航空券は、航空会社から直接購入するので、往復で同じ航空会社を利用する必要があるということです。
しかし最近では、同じ航空同盟間でのコードシェア便が増えているので、フライトの選択肢も増えています。
ちなみにこのコードシェア便とは、一つのフライトに対して、複数の航空会社が便名を付けることができ、それぞれがそのフライトの座席を販売できるというものです。
たとえば、ANAのシンガポール行き、NH801便はUA7935、SQ5901という便名も持っており、ユナイテッド航空、シンガポール航空のホームページからも航空券を購入することができるのです。
そのため、コードシェア便であれば、すべて一つの航空会社からの購入が可能なので、ZONE PEX航空券として購入ができるという仕組みです。
3.格安航空券
もっとも安い金額で販売をされており、最近主流なのがこの格安航空券です。
この航空券は、元は航空会社がツアーなどの団体旅行用に特別な割引運賃を定めて旅行会社にたいして販売していたものでした。ですので、直接航空会社から購入することはできず、個人旅行のために手に入れることはできなかったのです。
しかし最近では、旅行会社がそれをツアーとしてではなくばら売りするようになり、個人であっても旅行会社や、航空券予約サイトを通して、LCC(格安航空券)という名で購入することができるようになったのです。
つまり、格安航空券とは元は旅行会社のためにされた割引が個人にわたるようになったということです。そして、この格安航空券にも2つの種類があります。
FIX(フィックス)チケット
もっとも一般的なのがこのFIXチケットです。格安航空券とは元はツアー用のものなので、数々の制限があります。旅行期間も設定されており、予約の段階で出発便も帰国便も決定しなければいけません。そして、原則変更、キャンセルはできず、払い戻しは一切ありません。
このように予約の段階からすべてを決定し、変更ができないことから、FIX=固定という名前が付けられているのです。しかし、旅行寸前でも購入することができるので、旅程が確実になってから購入すれば、そう不便を感じることはないでしょう。
OPEN(オープン)チケット
こちらのOPENチケットはFIXチケットと違い、帰国便を変更することができます。帰国日は出発をしてから一か月以内という規定はありますが、ほとんどの旅行者にとってここは問題にはならないでしょう。
ただ、予約の変更回数によっても手数料がかかるものもあるので事前の確認は必須です。
これらの格安航空券は非常に安く、旅行を安く済ませたい!という人にはもってこいなのですが、事前座席指定ができなかったり、マイレージの積算率が低い、
オーバーブッキングの時に他の便への変更を求められる、などのデメリットもあります。こういったマイナス要素があっても構わないという人は、ぜひ効率よく利用し、旅費を抑えましょう!
いかがでしたでしょうか?
航空券は大きく分けて3種類ですが、その中でもさらに分類されているものもあります。
それぞれの航空券によって、条件が異なったり、旅のスタイルによって向き不向きがあります。ですので、旅行会社や航空券予約サイトでの注意事項にもよく目を通し、自分に最適な航空券を選ぶようにしましょう!
そして、少しでもお得に航空券をゲットして、旅のエキスパートを目指しましょう!!
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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
航空会社規定等は航空会社の判断により随時変動しておりますので
最新情報はお客様ご自身にてご確認頂けますよう
お願い申し上げます。予めご了承くださいませ。
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