押さえておきたい！航空券の注意点！！

 

細かいルールに制限が多い航空券。安易な気持ちで国際線航空券を使うと、意外なところで痛い思いをするかもしれません。そこで今回は、ここだけは気を付けたい！という国際航空機使用時の注意点を紹介します。

 

 

 

予約名の誤り

航空券の予約をする際に気を付けなければいけないのは、正しくパスポートに記載のある名前で予約をしなければいけないということです。国際線ではテロなどを防ぐためにも確実に本人確認をする必要があり、スペルミスも一切認められません。

 

予約名に関して一番間違いが多いのが姓名が逆に予約をされてしまっているということです。

これは海外の予約サイトを使って航空券を購入したときによくあることで、自身で誤って入力した場合や、予約会社のミスの２つの可能性が考えられます。いずれにせよ、航空券に記載のある名前とパスポートの名前が一致していないと、本人確認ができていないということになるので、当日空港にて搭乗手続きができない場合があります。

ですので、航空会社のホームページで予約が確認できなかったり、手元にある航空券を見て予約名が違っていることに気が付いたら、すぐに対応することが必要です。

 

 

まず、一つ目の対処法としては、航空会社に直接問い合わせることです。各航空会社は予約センターを設けていますので、そこに電話をしてみましょう。

発券手続きがまだであればそこで予約名を正しく変更してくれる可能性もあります。

しかし、すでに発券がされてしまっていると航空会社としても再発券という手間を要すので、対応してくれないことがほとんどです。そのため、予約元に問い合わせてください、という回答をもらうことになるでしょう。

 

 

次に、予約元に問い合わせてみましょう。

しかし、正直に言いますと、予約名の変更はほぼ１００％断られます。ここでも航空会社がいいっていえばいいですよ！という回答になるので、たらい回しのようになるのです。

一度発行してしまった航空券の変更は手間がかかるので、どこも引き受けたくないのです。そして最終的には、キャンセルをして新券購入をしてください、という案内になるのです。

そうすると、キャンセル料と、余分な航空券代がかかるので、無駄な出費が増えてしまうのです。ですが、連絡のタイミングなどによっては変更してくれる可能性もあるので、ダメもとであっても一度は連絡をしてみましょう。

 

 

そして、もし予約名が違っていることに出発当日まで気が付かなかった場合、航空のチェックインカウンターにて航空会社係員から知らされることになるでしょう。

この場合、基本的には、このままでは搭乗できないので、新券を購入してください、といわれることでしょう。

ただ、航空会社によってはそのほかの手段（eチケットや予約時に登録したパスポート情報）で、本人であることが確認できれば、搭乗させてくれることもあります。ですので、当日の航空会社判断ということで運任せになってしまうということなのです。

しかし、乗り継ぎなどで他の航空会社も使う場合は、その航空会社が受け付けてくれるかもわからないため、全旅程で新券購入という可能性が大幅に上がります。

 

 

結婚で姓が変わった場合

結婚をして姓が変わった場合でも、パスポートにある姓名と航空券に記載のある名称が一致、という大原則は変わりありません。ですでの、パスポートが旧姓であれば、航空券の予約も旧姓でするようにしましょう。

しかし、もし新姓で予約をしてしまった場合は、受け付けが不可になってしまいます。その場合は、パスポートの姓変更手続きをする必要があります。

 

ただこのパスポートの氏名変更手続きをするには１週間から２週間ほど時間を要す加えて、戸籍謄本の準備、本人の受け取りなどの手間が生じます。ぎりぎりの旅行を予定している人にとっては、十分な時間がないでしょう。

パスポートは結婚後でも旧姓のまま使用することができます。ですので、氏名変更手続きの手間を省くためにも、航空券の予約は旧姓で取るようにしましょう。

 

 

ご結婚などにより、姓が変更になった場合

旧姓のパスポートをご利用の場合は、旧姓でご入力ください。

 

復路放棄

この復路放棄という言葉を知らない人がほとんどかもしれませんが、旅行慣れしている人の間では、よく知られている言葉です。復路放棄とは航空券を往復で買って、復路の分を使用しないということです。

 

そんなのもったいないじゃないか！と最初は思うかもしれません。ですが、そんなことは全くありません。復路放棄をする人は、元は片道航空券を購入したかった人なのです。

ですが、片道航空券より、往復割引のきいた往復航空券を購入してしまったほうが安く済むため、それを買ってしまおうという魂胆です。

 

ですが、実際には復路放棄時は航空券のルール上禁止をされています。片道しか利用しない人に往復割引は提供できないですし、当日キャンセルが増えれば、他のお客に対して提供できるはずだった座席も空席になってしまうからです。

 

ですので、もし復路放棄が発覚した場合は、正規運賃を請求するといった内容の記載をしている航空会社、旅行会社もあります。実際にそういう請求があったという話は聞いたことがありませんが、ホームページ上に記載があるのであれば、いつ起こってもおかしくないことです。

 

ですので、こういったルール違反をするのではなく、片道のみ必要であれば、片道航空券を購入するのが一番いいでしょう。ただ当日乗り遅れてしまった、急用ができてしまったなどといえば、いくらでも言い逃れができてしまうのも事実です。ですので、そこは自身の判断に拠るとことが大きいでしょう。

 

 

いかがでしたでしょうか。

今回は航空券の注意点２点を紹介しました。正しく使っている分には問題なですが、予約ミスやルール違反で思わぬ金額を請求されることもある航空券。ぜひ正しい知識を身に付け、トラブルを起こさないようにしましょう。

 

 

 

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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
航空会社規定等は航空会社の判断により随時変動しておりますので
最新情報はお客様ご自身にてご確認頂けますよう

お願い申し上げます。予めご了承くださいませ。
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