飛行機に乗る際に一番重要なのは座席ですよね!

 

頻繁にお手洗いに行きたい人、窓から外の景色を眺めたい人など、それぞれどんな席がいいかの希望があるはずです。

しかし、いざ搭乗手続きカウンターに行ってみると、希望通りの座席が割り振られていないことがよくあります。

 

 

 

では、ANAでは旅客からの申告でどの程度座席変更が可能なのでしょうか?

そこで今回は、出発前日、搭乗手続きから出発までの座席調整について紹介します。

 

 

ANAでの座席調整

 

まず、ANAはすべての便に対して、前日までに座席調整を行います。

この座席調整とは、赤ちゃん連れや車いす利用者を足元の広い席に配置したり、家族が一緒に座れるように近くの席を確保したりなどを指します。

 

また、旅行会社などから事前座席指定のリクエストがあると、この時点で席を確保します。

 

基本的にこの時点で座席が決定されるのは、上記のような特別な理由のある人のみで、旅客からリクエストがない場合や航空券が事前座席指定不可な場合は、座席は決定されません。

 

ちなみに、ANAのダイヤモンド会員をはじめとするプレミアム会員にもこの時点で、通路側など人気の席が割り当てられているのです。

 

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搭乗手続きカウンターにて

 

搭乗手続きまでに座席が決まっていない場合は、搭乗手続きをした際に、システムによって勝手に座席が割り振られます。

 

この際は、購入した航空券の種類やANAのステータスによってシステムがふさわしい席を判断します。つまり、航空券が安いものだと、後方の中央席などが割り振られてしまう可能性があるのです。

 

逆に高い航空券を購入している人やANAカード会員などには、前方の通路側など乗り降りがしやすいような、一般的に人気の席が割り当てられます。

 

 

 

 

座席変更のリクエスト

 

上記のようにシステムによって割り振られた座席には不満を持つ人も多いことでしょう。

その際は、搭乗手続きカウンターにてすぐにANA係員に座席変更希望の旨を伝えましょう。そのタイミングで希望する席に空席があれば、すぐに変更をしてくれます。

 

しかし、予約率が高い時などはなかなか希望通りの席を獲得することが難しいのも事実です。

 

そういう際は、めげずにラウンジや搭乗口でも空席状況を確認しましょう。常に座席には変動がありますし、ギリギリのキャンセルにより一気に空席が出ることもあります。

ですので、タイミングよく空席状況を確認すると希望通りの席に座ることができます。

 

 

この際にANAのウェブサイトやANAアプリからも座席の状況確認、変更ができるので、わざわざ確認のためにカウンターに行く必要がありません。

しかし、自分で座席変更をした際は、必ず搭乗を最新のものに発行し直してもらうようにしましょう。古い座席番号が記載されたままの搭乗券ですと、搭乗時に改札を通ることができないので注意が必要です。

 

 

 

 

プレミアム会員のみの空席待ち

 

上記で、希望の席がなかったときは、何度も空席状況を確認しましょう、という話をしました。

しかし、ANAのダイヤモンド会員やプラチナ会員になると、そのような手間を取る必要がなく、空席待ちのような形でリクエストを受け付けてくれます。

 

 

ANAのハイステータス会員が座席をリクエストしてすぐに確約できない場合、通常なら断られるところ、そのリクエストは一旦保留として預かってくれます。

そして、他の旅客の座席変更やキャンセルにより、希望の席が空席になった場合、すぐにその席を確約してくれるのです。

 

 

そうすると、タイミングを逃して他の旅客に、取られてしまう心配もなく、確実に希望の席に座ることができます。そして、座席変更ができた場合、搭乗券の差し替えのみで手続きが完了し、旅客自身ですることがほぼないのです。

 

このように、ANAではプレミアム会員が少しでも快適な旅ができるように特別なサービスを提供するとともに、通常の旅行者とは差別化をしているのです。

 

 

 

 

座席変更は出発の30分前まで

 

座席変更ができるのは、目安として便の出発の30分前までです。

 

というのも、飛行機は出発する前に、機内の重さが前後左右でバランスがとれるようにしなければいけません。

そのため、旅客の位置を確定する必要があり、その時刻が大体便の出発の30分前なのです。

 

 

もしもその時間以降に座席変更が実行されると、もう一度機内の重さを計測しなおし、荷物の搭載市位置の変更など、バランスを保つために再調整をしなければいけなくなります。

そして、もしもこれに時間を要す様であれば、便の遅延にもつながりかねません。

 

ですので、出発の30分前の段階で希望する席が空いていなければ、座席変更は諦めるしかありません。

 

 

 

機内での座席変更は一切不可?

 

飛行機にのる際は、自分の搭乗券に記載のある席に着席するのが原則で、特にアメリカではテロなどの関係から厳しく定められています。

 

しかし、家族や友人と一緒に座りたい、などの理由から旅客同士で席を交換している人もいます。

実際、スペシャルミールをオーダーしていたり、ANAプレミアム会員などで、客室乗務員が旅客を特定する必要がある時以外は、他の旅客が座席変更を変更していても気づきません。

 

 

ですので、ルール違反になるのでおすすめはしませんが、機内での座席変更も全く不可というわけでもないのです。

しかし、やはり安全面などからも、席を変更する際は水平飛行になってからするのが良いでしょう。離着陸時は、特に機体のバランスが重要なので、安易に座席変更をするべきではないのです。

 

 

 

 

 

希望通りの席を獲得するために…

 

希望通りの座席を獲得するためには、オンラインチェックをすることがおすすめです!

 

オンラインチェックインとは便の出発の24時間前になると、ANAのウェブサイトやANAアプリから搭乗手続きができるサービスのことです。

このオンラインチェックインの際には、購入した航空券に関係なく、空いている席から自由に座席を選ぶことができます!

 

24時間前などは、まだ多くの人が座席を指定していないので好きな席を選ぶことができます!一度決定した席は後で何度でも変更可能ですので、この際にひとまず良さそうな席をおさえておくといいでしょう。

 

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いかがでしたでしょうか?

機内に進むまで、座席はあまり気にしないという人も多いかもしれませんが、色々な手段を使って希望通りの席を獲得することも可能なのです!

 

特に10時間以上にも及ぶ長いフライトでは、座席はとても重要です。ですので、少しでも快適にフライト時間を過ごすためにも、積極的に座席変更をしてみましょう!!

 

 

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