たまったマイルの使い道として一番人気なのは、特典航空券への交換です。
言うまでもなく、国際線特典航空券への交換が一番人気ですが、交換できる航空券は12000マイルからと、ハードルは低くありません。
でもそこまで貯めるのは大変ですよね。それに、人気の国際線特典航空券は、マイルが十分にあったとしてもなかなか予約が取れないことでも有名です。
そんな時、ぜひ国内線の特典航空券の利用を検討してみてはいかがでしょうか?
国内線であれば、少ないマイルでも交換することができますし、数日休みを取るだけで、すぐ旅行に行くこともできますよね!
そこで今回は、国内線特典航空券の利用の仕方について紹介します!
国内線特典航空券 対象便
国内線特典航空券は、ANA運航のすべての国内線が対象です。
また、コードシェア便でANA以外が運航する便に関しても、ANA便名で購入すれば、特典航空券として購入することができます。
ですが、一度に交換できる区間は2区間までとなっています。ですので、複数都市を訪れたい場合は、個別に予約をしなければいけません。
しかし、沖縄(那覇)からさらに宮古・石垣などに乗り継ぐ場合は、1区間としてカウントされません。ですので、往復で考えると、実質4区間での特典航空券の交換が可能となるのです。
例;羽田→那覇→石垣、石垣→那覇→羽田
那覇空港を含むときのみ、上記の例の通りの特典航空券の交換が可能。
通常であれば、
羽田→伊丹、広島→羽田
で2区間になるので、これ以上旅程を追加することはできません。
必要マイル数
必要なマイルは、各区間のマイレージと、シーズンチャートによって決められます。シーズンチャートとは、その時期の予約率の高さによって決められ、ロー、レギュラー、ハイの3つに分けられます。
では、まずはそのシーズンチャートから確認をしてみましょう。
2016年
L(ローシーズン) | 1/5~2/26、4/1~4/27、12/1~12/22 |
R(レギュラーシーズン) | 2/27~3/17、5/10~8/9、8/23~11/30 |
H(ハイシーズン) | 1/1~1/4、3/18~3/31、4/28~5/9、8/10~8/22、12/23~12/31 |
2017年
L(ローシーズン) | 1/5~2/28、4/1~4/28、12/1~12/22 |
R(レギュラーシーズン) | 3/1~3/15、5/8~8/9、8/22~11/30 |
H(ハイシーズン) | 1/1~1/4、3/16~3/31、4/29~5/7、8/10~8/21、12/23~12/31 |
2018年
L(ローシーズン) | 1/8~2/28 |
R(レギュラーシーズン) | 3/1~3/15 |
H(ハイシーズン) | 1/1~1/7、3/16~3/31 |
※4月以降は2017年3月ごろ発表予定
表からわかる通り、年末年始や学校が休みの時期は、ハイシーズンに含まれます。
シーズンチャートを確認したところで、実際に何マイルが必要になるかというところを見ていきましょう。表にある通り、一番マイル数の多い区間のハイシーズンでも、必要なのは11,500マイル。国内線の最少マイルである12000よりも低いのです!
区間マイル | 対象路線 | 特典交換必要
マイル数 |
0~600マイル区間 |
東京⇔秋田、庄内、仙台、新潟、大島、八丈島、 富山、小松、能登、名古屋、大阪 大阪⇔萩・石見、松山、高知、福岡、大分、熊本、 宮崎 名古屋⇔新潟、松山 札幌⇔利尻、稚内、女満別、根室中標津、 オホーツク紋別、釧路、函館、青森、秋田 仙台⇔小松 福岡⇔対馬、五島福江、宮崎 長崎⇔壱岐、五島福江、対馬 沖縄⇔宮古、石垣 宮古⇔石垣 |
L 5,000 R 6,000 H 7,500 |
601~1,600マイル区間 | (上記・下記以外の往復同区間旅程) | L 6,000
R 7,500 H 9,000 |
1,601~2,000マイル区間 | 東京⇔沖縄
大阪⇔石垣、宮古 静岡⇔沖縄 名古屋⇔沖縄 札幌⇔福岡 |
L 7,000
R 9,000 H 10,500 |
2,001~4,000マイル区間 | 東京⇔石垣、宮古
名古屋⇔石垣 札幌⇔沖縄 沖縄⇔仙台、新潟 |
L 8,500
R 10,000 H 11,500 |
予約方法
特典航空券の手続きは、ANAウェブサイトからや、ANAマイレージカードセンターへの電話で簡単に予約をすることができます。
予約は搭乗日の2か月前から、4日前まですることができます。2カ月前の月に同一日が無い場合(31日など)は、2カ月前の月末日が申し込みの締め切り日となりますので、注意が必要です。
予約の変更に関して
搭乗者や区間の変更は一切受け付けていません、ですので、その場合は一度キャンセルをして再度予約をし直す必要があります。
そのキャンセルには手数料として3000マイルが発生します。国内線特典航空券を利用するのであれば、この3000マイルは大分大きい割合になるので、極力キャンセルする必要がないよう、予約のミスには気を付けましょう。
しかし、区間が同じであれば、搭乗日もしくは便の変更をすることが可能です。
ですが、その際も変更期限が設けられており、もともとの搭乗予定の便の出発前か変更後の出発日の4日前の早い方が期限として設けられています。しかし、同日運航のより早い便など、当日の空港での空席状況によっては変更をしてもらうことも可能です。
特典利用登録者のみが搭乗する場合
特典航空券を利用するのが、マイルの保有者ではなく、特典利用登録をした家族である場合、搭乗手続きをする際に、「確認番号9桁」と「予約番号」を提示する必要があります。
ですので、一人で空港に向かう場合は、しっかりと上記の2つをメモしていきましょう。
しかし、予約の段階に自身のマイレージカード番号を登録した場合や、あらかじめ2次元バーコードを取得している場合は、搭乗手続きカウンターに立ち寄らずに、直接保安検査場に進むことができるスキップサービスを利用することができます。
ちなみに、自身のマイルを使って特典航空券に交換をした場合は、通常の航空券を購入したときと当日の流れは全く一緒です。
注意事項
・このマイルを使った特典航空券は、エコノミークラスのみの取り扱いとなります。
プレミアムクラスに特典航空券を使って搭乗することはできません。
・12歳以下の小児、幼児であっても特別運賃は用意されておらず、特典航空券を利用する場合は、大人と同じだけのマイルが必要となります。
・特典航空券に関しては、1年の中でも特に予約が多い日にちに、使用制限を設けています。
それは、毎年3月に発表されます。ちなみに2016年2017年に関しては、以下の日程が使用不可の日として設定をされています。ゴールデンウイーク、年末年始などの多くの人が飛行機をする時期にはもちろん制限がかけられているのあきらめましょう。
出発空港 | 東京(羽田/成田)・名古屋(中部)・大阪(伊丹/関西/神戸)
|
2016年 | 4/29、5/3、8/11~8/13、12/29~12/30 |
2017年 | 5/3、8/11~8/13、 12/29~12/30 |
2018年 | - |
到着空港 | 東京(羽田/成田)・名古屋(中部)・大阪(伊丹/関西/神戸)
|
2016年 | 1/2~1/3、5/5、5/8、8/13~8/15 |
2017年 | 1/2~1/3、5/6~5/7、8/15~8/16 |
2018年 | 1/3~1/4 |
上記のように国内の主要空港をつなぐ路線に制限がかけられます。
いかがでしたでしょうか?
国内線であれば意外と少ない金額で特典航空券を利用できることが分かってもらえたと思います。
ANAのプレミアム会員等であれば、家族全員分で特典航空券を利用して旅行をすることも可能かもしれないですね!
日本各地には、魅力的な場所がたくさんあります。ですので、マイルの使い道に困っているときなどは、ぜひ特典航空券を利用して、日本の魅力を探して旅行をするのもいいかもしれません。
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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
航空会社規定等は航空会社の判断により随時変動しておりますので
最新情報はお客様ご自身にてご確認頂けますよう
お願い申し上げます。予めご了承くださいませ。
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