ANAジュニアパイロットとは?
最近長期休暇になると増えているのが、子供の海外への一人での旅行。海外にいる親せきを訪ねたり、一人で短期留学に行ったりなど理由は様々ですが、それを見送る親としては心配ですよね!
そんな人のために存在するのが、ANAエアポートサービスの一つであるのANAジュニアパイロットです。
2016年3月まではキッズらくのりサービスという名称でしたが、2016年4月より、ANAジュニアパイロットという名称として生まれ変わりました。
これは、子供の一人旅であっても安心して、出発、到着ができるようにANAの係員が出発から到着まで大事なお子さんのケアを行い、安全な旅をサポートするというサービスです。
そこで今回は、このANAジュニアパイロットの予約からサービスについて紹介します。
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利用条件
まず、このANAジュニアパイロットを利用するには、満5歳から11歳である必要があります。12歳以上、もしくは他に一緒に旅行者がいる場合は利用することができません。
また、出発、到着空港で見送り人と出迎え人がいない場合も利用は不可となっています。
更に、乗り継ぎがある場合、その乗り継ぎ時間が24時間以上など長い場合は、利用できない場合もあるので、その都度予約センターに問い合わせしましょう!
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適用運賃
日本出発の旅程でANAジュニアパイロットを利用する場合は、小児運賃で航空券を購入することができません。付帯するサービスなどの料金もかねて、大人運賃で航空券を購入することになるので注意が必要です。
また、旅程が海外出発の場合は、運賃が一定ではなく、出発地によって異なります。ですので、予約の際に確認をするようにしましょう。
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予約
ANAの航空券は、通常インターネットで購入しますが、ANAジュニアパイロットに関してはインターネットでは予約をすることができません。
そのため、電話での予約が必要となります。その際に、ANAジュニアパイロットの利用の旨を伝えると、スムーズに予約ができます。
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出発までの準備
まず、ANAジュニアパイロットを利用するには、事前に同意書を用意する必要があります。
この同意書はANAのウェブサイトからダウンロードできるので、それをプリントアウトし内容に同意ができればサインをしましょう。そして、これは当日空港に持っていきます。
もう一つ用意しなければならないのが、申込書です。これには搭乗する子供の情報や見送り人、出迎え人の名前、住所、連絡先などの情報を記入する必要があります。
ANAの係員はこの情報を現地到着空港と共有し、出迎え人を確認するので必ず正確な情報を記入するようにしましょう。場合によっては英語での記入が必要な個所もあるので、よく注意事項を読みながら記入するようにしましょう。
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出発
出発当日は、遅くとの搭乗予定の便の出発の2時間前には空港に行くようにしましょう。
そして、このANAジュニアパイロットを利用であれば、通常の搭乗クラスに則ったカウンターではなく、お手伝いが必要なお客様カウンターを利用することができます。
このカウンターには椅子が用意してあり、ゆっくりと時間を気にせずにチェックインをすることができます。
そして、チェックインの際には通常の手続きに加えて、プラスでいくつかの手続きがあります。
まず、申込書、同意書の提出です。
これはあらかじめ記入してきたものをそのまま提出しましょう。そして、ANA係員と共に誤りがないかの確認をします。
もし、当日忘れてしまったり、記入をしていなかったりした場合は、その旨を係員に伝えましょう。空港にも申込書、同意所の用意があるので、その場で記入をすれば問題ありません。
そして、次に搭乗する子供にはANAジュニアパイロット専用ホルダーが配られます。これはANA係員がANAジュニアパイロットと一目で判断できるように、首から下げておくものです。
この専用ホルダーには、名前やニックネーム、年齢、搭乗便名を記入するようになっているので、これがあれば万が一迷子になってしまった際も安心です。
また、こちらの専用ホルダーは、以前はポケモンの柄のものを使用していましたが、名称の変更に伴い、飛行機のデザインのものに変更しています。
これらの追加手続きもすべて完了すると、搭乗手続きがすべて終わったことになります。
そして、チェックインした時間が大分早ければ、後で改めてケア係員と待ち合わせをして、一緒に搭乗口に向かうことになります。この待ち合わせの時間は大体便の出発の1時間前に設定されます。
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機内
機内では常に、客室乗務員が気を配ってくれます。そのため、客室乗務員の目が届きやすいように、ANAジュニアパイロット利用時には通路側の席があらかじめ設定されていることがよくあります。
もし、窓側が良ければ、チェックインの際に確認をするようにしましょう。
また、機内ではおりがみや飛行機型の風船なども用意しており、長時間のフライトでも子供が飽きないように、客室乗務員が楽しませてくれます。
チャイルドミールもかわいくデコレーションされたものが用意されているので、子供も楽しく、そしておいしく食べることができるでしょう。
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到着
飛行機が到着し、旅客降機が始まると、客室乗務員が声をかけてくれます。そして、飛行機のドア付近で待っているANAケア係員の元まで案内してくれます。
そして、そこからは係員が、入国審査、荷物の引き取り、税関審査まで、書類の記入方法も含めサポートをしてれます。
そして、到着ロビーで出迎え人に子供を引き渡せば、このANAジュニアパイロットのサービスは終了となります。
引き渡しの際は、出迎え人の身分証明書の確認と、署名が必要になります。この身分証明書がないと引き渡しができない場合もあるので、注意が必要です。
また、乗り継ぎがある場合は、次の搭乗口までケア係員が案内することになり、便が出発するまで付き添ってくれます。
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注意点
夏休みやお正月の時期になると、このANAジュニアパイロットの利用者が急増します。そのため、1人のケア係員が複数の子供を同時にケアすることもあります。
また、フライトは急に欠航になることもあります。ですので、見送り人である保護者は必ず便が出発したことを確認してから、空港を去るようにしましょう。
いかがでしょうか?
ANAジュニアパイロットを利用すれば、搭乗口への行き方や出国入国の手続きなどの心配も解消されます。また、機内での様々なサービスにより、1人であっても大きな不安やさみしさを感じることなく旅をすることができるでしょう。
このように子供の一人旅でもサポート体制が整っているANA。ぜひこれを利用し、子供を海外へ一人で旅行させてみてはいかがでしょうか?
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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
航空会社規定等は航空会社の判断により随時変動しておりますので
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