ペットと共に旅行を楽しみたい方へ!

ANA国際線でのペットの受託方法!!

 

旅行を大好きなペットと一緒に楽しみたい、旅行中に誰かペットを預けるのは心配!という人は多いのではないでのしょうか?

実はANAではペットも受託手荷物として預けることが可能なのです。

ですが、預けるまでの流れがなかなか想像がついにくいですよね。

そこで今回は、予約から引き取りまでの一連の流れを紹介していきます。

 

 

 

 

申し込みをする前に…

 

ペットの受託を申し込む前に、安全にペットを輸送するためにいくつか確認をしておくべきことがあります。

また、あらかじめどういうリスクがあるか、というのも理解をしておく必要があります。

 

 

 

【預けられるペットは?】

 

犬、猫、小鳥、うさぎ、ハムスターなどを預けることができます。ペットは1つの檻に1匹が原則ですが、小鳥に関しては1つがいを1檻で預けることができます。

カメやトカゲなどの爬虫類や魚類は一切預けることはできません。

 

 

また、6月1日~9月30日の気温が高い時期には、フレンチ・ブルドッグ、キングチャールズ・スパニエルなどをはじめとした短頭犬種を預けることはできません。

というのは、短頭犬種は高温に弱いため、熱中症や呼吸困難を起こす心配があるからです。上記の期間以外にも、気温が極端に高いと感じられる場合や渡航先によっては、受託を検討する必要があります。

 

 

 

 

 

【健康状態は?】

 

受託をするペットは健康でなければいけません。心臓疾患、呼吸器疾患などの病気を持っている、妊娠している、若齢、老年などの場合は、輸送には適していないため、受託をすることはできません。

その他にも、長時間飼い主と離れることになれていない場合や、暗闇になれていない場合などは、極度のストレスにつながるため、受託は控えたほうがいいでしょう。

 

 

 

【どういう環境で輸送されるの?】

 

フライト中は貨物室に搭載をされて輸送されます。この貨物室とは一般のスーツケースを保管する場所とは異なるので、スペースなどは十分にあります。

ただこの貨物室はフライト中はずっと暗い状態にあります。

過ごしやすいように気温は調整しているものの、外気温の影響によっては高温になることも考えられ、客室と同じ環境とは限りません。フライト中は、機械の操作音が響き渡り、静かな環境とはいうことができないでしょう。

 

 

 

【どういうリスクがあるの?】

 

貨物室の高い温度により、熱中症になってしまったり、極度のストレスにより衰弱してしまう可能性が考えられます。

また、ストレスでケージ内で暴れまわったことから、死傷してしまったケースも実際に発生しています。

 

 

 

【少しでも安全に輸送するには?】

 

ストレスを少しでも軽減させるためには、快適な環境を作ることが重要です。そのため、ANAではノズル式給水器の設置を勧めています。これを設置することにより脱水症状、熱中症を防ぐことにつながります。

そして、極度の気温の変化などに対応するためには、クールマットや毛布などを用意し、厚さや寒さを我慢する必要がないようにしましょう。

 

 

 

 

予約方法

 

以上の確認をして問題がないようであれば、予約をしましょう。

予約は電話のみでの受付が可能です。その際は、預けるペットの種類、ケージのサイズ、重さなどの情報を伝える必要があります。なお、ケージのサイズは3辺の和が292cm以内、総重量が45kg以下である必要があります。これ以上大きいものはスペースの問題から預けることができません。

そして、予約が完了したらANAのホームページから同意書をダウンロードをして、内容を把握したうえでサインをしておくようにしましょう。

 

 

 

受託料金

 

ペットを受託する際は、無料手荷物許容量に含まれず、必ず受託料金が発生します。

料金の決め方ですが、世界各国は3つのエリアに分けられています。そして、受託料金はこのエリアをまたぐかまたがないかで変わってきます。

エリア1は北米・中南米・ハワイ、エリア2は欧州・アフリカ・中東、エリア3はアジア・オセアニアというようになっています。

フライトがエリアをまたがない場合は25000円、またぐ場合は40000円の受託料金が発生します。また、支払い通貨は出発国のものが適用されます。

http://www.gsa.co.jp/jetairways/dl/iatareso302.pdf

 

 

 

出発時の手続き

 

出発当日になったら、ペットをケージに入れて搭乗手続きカウンターまで持って行きましょう。

そこで、ケージのサイズ、重量、ペットの健康状態の確認が行われます。また、この際にあらかじめ用意しておいた同意書と検疫が済んでいることを証明できる書類、動物の輸出入に必要な書類を提出します。さらに、ケージには検疫が済んでいることを証明する緑色のタグを張っておく必要があります。

 

当日空港でも検疫検査を受けることも可能ですが、カウンターには必ず検査をすませてから行くようにしましょう。

ペットを受託した後は、普通のスーツケースとは違った経路で飛行機に搭載されます。この途中でもちろんペットもx-ray検査にかけられるので、あらかじめ把握しておきましょう。

 

 

 

到着時

到着時は、普通の荷物とは違った大型手荷物用のターンテーブルから流れてきます。到着後は特に必要な手続きはないので、そのまま帰宅することができます。

 

 

 

乗り継ぎがある場合

 

乗り継ぎがある場合は、乗り継ぎ航空会社がANAもしくは提携航空会社であれば、そのまま預けることができます。

 

その際、ANAの係員に乗り継ぎ地での餌や水の補充、検疫手続きをしてもらう必要があります。

まず、乗り継ぎ地に飛行機が到着すると、そこでANA係員が待っています。

その係員に、検疫書類や餌などをすべて預けましょう。そうすると、乗り継ぎ時間の間にすべての手続きを終えてくれるとともに、次のフライトへの搭載まですべて行ってくれます。そして、次の便に搭乗する際に、書類と餌を返してくれるという流れになります。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

このように、書類の準備などには手間を要しますがペットを受託することが可能です。

しかし、フライト中の環境などは決していいとはいうことができず、ペットにとっては苦しい時間となります。

ですので、受託する際には、過ごしでも過ごしやすい環境を作るように、事前準備をしっかりとしておきましょう。

 

 

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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
航空会社規定等は航空会社の判断により随時変動しておりますので
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