ANA(全日空)の今年の国際線路線計画は?
こんにちは!
先日、JAL(日本航空)が発表した2017年の路線計画の一部をご紹介したのは読んでいただいてましたか?
35年ぶりの東京・羽田=ニューヨーク・JFK線再開など魅力的な情報が盛りだくさんだったと思います。
しかし、ANA(全日空)の路線計画はいつ発表されるのだろう? と思われた方々もいたかもしれません。
正直、私もANAが発表するのを待っていました。
しかし、数日前、ようやく2017年ANA路線計画が発表されました!
そこで今回はJALの時と同様に、2017年のANAの国際線路線計画を解説していきたいと思います。
新規路線
今回は残念ながら新たな新規路線は発表されませんでした。
しかし、だからと言って今年は新規路線が就航しないわけではありません。
例えば、数週間後にはANAはすでに発表済みのメキシコ合衆国の首都、
メキシコシティーへの運行をB787-8で開始します。
この路線についてはまた別の機会に詳しく解説したいと思いますのでお待ちください!
次は減便・増便路線、をご紹介します。
減便路線
今回減便が決定された唯一の便は東京・羽田=香港線です。
おそらく、ANAの経営が順調なので減便対象の路線が少ないのかもしれません。
対象になったのは深夜早朝時間帯に運行されるNH821便とNH822便です。
これらの便は成都線同様に2017年3月26日から月曜日と土曜日の週2往復で運行されます。
増便路線
増便路線① 東京・羽田=ジャカルタ線
ANAは羽田空港の枠を活用し東京・羽田=ジャカルタ線を増便します。
これはすでに存在する東京・羽田=ジャカルタ線の「羽田空港午前発」と「羽田空港朝着」便に加わる形で
「羽田空港深夜発」と「羽田空港夕方着」便が2017年8月1日より運航開始します。
この便の就航で羽田空港からASEAN加盟国の主要都市へのアクセスが便利になるだけではく、
国内線への乗り換えをスムーズにすることができます。
下記は今回増便された東京・羽田=ジャカルタ線の詳細です。
路線 | 東京・羽田=ジャカルタ |
運行スケジュール | NH871便 東京・羽田 23:30 ― ジャカルタ 05:05 (翌日着)
NH872便 ジャカルタ 06:55 ― 東京・羽田 16:30 |
使用機材 | B787-8 |
増便路線② 東京・成田=成都線
次に、東京・成田=成都線の増便も決定しています。
この路線については、新たな便が運航を始める形ではなく、
今存在する便の週間便数を2017年3月26日から週4往復から週7往復に増やすとの事です。
中国の成都はここ数年、航空路線を著しいペースで増やしてきています。
最近ですと、ブリティッシュ航空のロンドン線やユナイテッド航空のサンフランシスコ線が就航したり、
エチオピア航空がアディス・アベバから直通便を開通する意向を発表しています。
今後の発展に期待ができる場所の一つだと思います。
それでは今回の国際線路線計画で機材変更になった路線をご案内します♪
機材変更路線
機材変更路線は下記になります。
路線 | 変更開始日 | 変更前 | 変更後 | |||
機材 | 週間便数 | 機材 | 週間便数 | |||
東京・成田=マニラ | 2017年3月26日 | B777-200ER | 7往復 | B787-8 | 7往復 | |
東京・成田=
上海・浦東 |
A320neo
B767-300ER B787-9 |
B767-300ER
B787-9 |
14往復7往復 | |||
東京・成田=抗州 | B767-300ER | A320neo | 7往復 | |||
東京・成田=ムンバイ | 2017年4月28日 | B787-9 | B787-8 | |||
東京・成田=
デュッセルドルフ |
B787-8 | B787-9 | ||||
東京・成田=バンコク | 2017年5月1日 | B777-200ER
B787-9 |
B787-8B787-9 | |||
東京・成田=ホノルル | 2017年6月1日 | B767-300ER
B787-8 |
B787-9B787-8 | |||
東京・成田=北京 | 2017年7月24日 | B767-300ER | B787-8 | |||
東京・成田=大連 | B787-8 | B767-300ER | ||||
東京・羽田=マニラ | 2017年7月24日 | B787-8 | B787-9 | |||
東京・羽田=
クアラルンプール |
2017年8月1日 | B787-8 | B787-9 | |||
東京・成田=
ホーチミン |
2017年9月1日 | B767-300ER | 14往復 | B767-300ERB787-8 |
今年中に機材変更が行われる路線は基本的に中距離路線です。
やはり、欧米路線だけではなく、その他の路線にも力を入れてきたのでしょう。
そう思われるのも、変更後に導入される機材が比較的新しいA320neoやB787-9と言うところです。
このような機材を導入することで、ANAはJALとは違い、
中距離路線にもできるだけアップグレードされたシートを旅行客に使用してもらおうとしているのでしょう。
これは嬉しい変更ですよね!
さらにANAは2017年10月末までに、
最新のフルフラットシートを搭載したビジネスクラスとプレミアム・エコノミーを提供するアジア路線を、
8路線11便に拡大することを目標に掲げているとの事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
さらに快適に、便利になっていくANA国際線に期待が広がりますね!
ゆったりと快適な空間での海外旅行を味わえるのはフルサービスキャリアのANAならでは、
といったところでしょう。
LCCにはLCCの良さがありますが、
ワンランク上のANA国際線での海外旅行も検討してみてはいかがでしょうか!?
それではまた!
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