ANAファーストクラスの座席とは
誰もが一度は乗ってみたいファーストクラス。
しかし、往復航空券代が100万円を超えることもよくあるファーストクラスは、なかなか手が届かないはずです。
では、ファーストクラスでの旅行とは、どんなに快適なものなのでしょうか?
普段はエコノミークラスしか利用しない人も、ファーストクラスがどんなものか気になっている人は多いはずです。そこで今回は、ANAのファーストクラスの座席について紹介します。
【ファーストクラスのある路線】
ファーストクラスは、欧米線などの長距離路線に設定をされています。
ANAでファーストクラスを導入している路線は以下の通りです。アジア路線では、唯一シンガポール線のみファーストクラスが設定されているのが特徴です。
NH6 ロサンゼルス/NH8 サンフランシスコ/NH178 シアトル/NH2 ワシントンD.C. /NH10ニューヨーク/NH106 ニューヨーク/NH74 ヒューストン/NH1 シカゴ/NH114 シカゴ/NH845 シンガポール/NH801 シンガポール/ NH211ロンドン/NH203 フランクフルト/NH223フランクフルト
【ファーストクラス・シートについて】
まず、ANAのファーストクラスが設定されている機材は、B777-300ER。
ANAのファーストクラスのシートは、ANA FIRST SQUAREと呼ばれています。
シートの周りには壁があり、半個室のような空間が作られているのです。
そのため、プライバシーがしっかりと守られており、夜もゆっくりと眠ることができます。また、中央の2つ並んだ席の間にはパーテーションがあり、隣の人と会話をしたり、閉じていればプライバシーを維持することもできます。
リクライニングはもちろん180度で、まるでベットの上かのように、横になって寝ることができます。
では、このファーストクラスの座席にはどんな機能があるのかを見てみましょう。
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・大型液晶スクリーン
まず、座席に行って一番最初に目が入るのは、23インチ大型液晶ワイドスクリーンです。
エコノミークラスのものの3倍以上の大きさがある液晶画面では、フライトの間にゆっくりと映画やドラマなどを楽しむことができます。
また、この液晶画面はタッチ画面式になっているので、スムーズな操作ができる点も特徴です。
ファーストクラスでは、イヤフォンではなくノイズリダクションヘッドセットが用意されているので、周囲の雑音が気になることなく、ゆっくりと自分の時間を楽しむことができるのです。
まさにちょっとしたミニシアターのような空間を作ることができ、長いフライドの間、エンターテインメントを満喫ずることができます。
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・読書灯
ファーストクラスの座席には、読書灯が2つ設置されています。LEDパーソナルライトが使用されているので、暗い機内の中でも十分な明るさを維持することができます。
読書灯に加えて、足元ライト、モニター横ライトの設置もあるので、個室内全体を明るくすることも可能です。
また、周囲が壁でおおわれているため、周囲に気を使う必要もありません。忙しいビジネスマンなどは、機内で仕事をすることもできます。
・大型ダイニングテーブル
ダイニングテーブル、モニターの下から引き出すようになっています。
常に美しく磨き上げられたこのダイニングテーブルでは、いつでも気持ちがよく食事をすることができます。ファーストクラスの食事は、食器を使って提供されるので、この広いダイニングテーブルで広々と食事を楽しむことができるのです。
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・カクテルテーブル
ファーストクラスの座席には、大型ダイニングテーブルとは別に、カクテルテーブルが用意されています。
ビジネスクラスでは隣の席の人と共有ということもよくありますが、ファーストクラスではもちろん独占をすることができます。
そして、このカクテルテーブルは、ベストポジションに設定できるよう可動式にしてあり、邪魔にならないように形や大きさなど細部までこだわって作られています。
ファーストクラスでは、搭乗してすぐにウェルカムドリンクが提供されます。
そういったときに、このカクテルテーブルを使って、出発までの時間を優雅に過ごすことができるのです。また、エンターテインメントの映画をワインやシャンパンを片手に楽しむのもおすすめです。
・国際電話
なんとファーストクラスには、それぞれの座席に国際電話が付帯しています。
液晶モニター付プレミアムハンドセットが専用の国際電話となり、追加料金などなく国際電話を利用することができます。
半個室のファーストクラスでは、好きな時間に電話をすることができます。ただ、フライトの状況によってはつながらないことも多いので、通信状況などはその都度客室乗務員に確認をするようにしましょう。
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・収納スペース
ファーストクラスには、とにかくたくさんの収納スペースがあります。
まず、壁側にはジャケットやシューズの専用の収納スペースがあります。
木目調の美しいこの収納スペースには、スーツをかけるほどの十分な広さがあり、ビジネスマンの人には大変ありがたく、スーツなどしわにならずに収納をすることができます。
次に、オットマン下にはスーツケースの収納スペースがあります。エコノミークラスやビジネスクラスでは、スーツケースなどの大きな荷物は座席上の収納スペースに入れることになります。
そうすると、出し入れも容易にできませんし、毎回席を立つ必要があります。しかし、ファーストクラスでは、個室内の足元にそのまま収納することができるので、必要な時に必要なものをすぐに取り出すことができるのです。
その他にも、個室内の壁には、ヘッドフォン、めがね、小物類などの収納スペースが用意されています。すべてが手の届く範囲の設置されており、大変機能的に作られているのです。
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・USB接続端子
エコノミークラスにもUSB接続端子はついていますが、そこでは基本的に携帯端末の充電しかできません。
しかし、ファーストクラスでは、このUSB接続端子に接続をすると、自分の携帯端末の写真や音楽を大型液晶スクリーンで楽しむことができるのです。
ですので、自分のお気に入りの映画などを自分の携帯端末にあらかじめダウンロードして持ってくるのもいいでしょう。
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・Do Not Disturbライト
このDo Not Disturbライトをオンにすると、座席の壁側にあるライトが点灯し、プライベートな時間を保つことができます。
ファーストクラスを利用すると、客室乗務員からの声掛けが頻繁にありますが、そういったものが苦手な人はDo Not Disturbライトを有効活用しましょう。
このライトをつけておくだけで、完全なプライベートを維持することができるので、ホテルのような空間を作ることもできます。
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以上がファーストクラスの座席のすべての機能になります。
このように、ファーストクラスの座席は、利便性だけではなく、快適性にも徹底的にこだわって作られているのです。
そのため、長時間のフライトでもあっても苦痛になることがなく、スケジュールの忙しいビジネスマンであっても、ゆっくりとくつろいで現地に到着することができるのです。
といっても、1機材に5席前後しかない最高級のファーストクラス。
普通航空系を購入するのは簡単ではないので、アップデートポイントをうまく活用して、ファーストクラスに搭乗するのが一番の近道でしょう!
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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
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