格安旅行で沖縄の八重山諸島に行く方法!

 

あちこち旅行には行きたいけれど、費用はなるべく抑えたい!これは、全国の旅行好きに共通する悩みだと思います。

そこで、今回は沖縄の離島八重山諸島になるべくLCC(格安航空券)で安く旅行するためのプランを紹介することにしました。

一般に沖縄旅行だと、3泊程度でも“1人7〜8万円はかかるんじゃないか…”という認識です。八重山諸島のような離島になれば、それ以上に費用がかさむ…。そのように考えるのが普通の感覚です。

 

しかし、工夫次第では費用を大幅に抑えることができます。LCCをはじめとしたリーズナブルな交通手段を駆使して、八重山諸島への格安旅行を実現しましょう!

 

 

 

八重山諸島 高速船からの景色

 

離島別!最安値で八重山諸島を旅行するには…

 

八重山諸島は10の有人島と、そして無数の無人島で構成されています。こちらでは、10の有人島すべてに関して“なるべく安く旅行する方法”を解説することにしました。

八重山諸島の離島に向かうためには、まず石垣島に行く必要があります。そのため、どこの離島に行くにしても、最初に石垣島への行き方を確認しなければなりません。そこで、以下の石垣島へのフライトプランを確認し、その上で目的の離島に関する項目をご覧ください。

 

 

石垣島に格安旅行!片道2万円で石垣空港にフライト

石垣島は八重山諸島で唯一の市になっており、島全体が石垣市となっています。本土との定期便が離発着する空港があるのも、八重山では石垣島だけです。

かつては滑走路が1.5kmしかなく、小型機しか発着できない石垣空港が玄関口でしたが、2013年3月に新石垣空港(南ぬ島石垣空港)が開港。2kmの滑走路を有する新石垣空港が開港したことで、ボーイング767、ボーイング787などの中型機が発着するようになりました。

ダイビングポイントがたくさんあるほか、鍾乳洞、川平湾といった観光地が数多く存在。また、ほかの離島に行くための高速船が出る離島ターミナルがあることから、八重山諸島全体の玄関としても機能しています。

 

 

《一般的な行き方》

東京(羽田空港)→ANA/JAL便→新石垣空港

普通運賃:約7万円 早期割引:約3万円

 

大阪(関西国際空港)→ANA/JAL便→新石垣空港

普通運賃:約5万5,000円 早期割引:約2万2,000円

 

《格安旅行の行き方》

東京(成田空港)→LCC→那覇空港

那覇空港→ソラシドエア→新石垣空港

最安運賃:約1万4,000円

 

大阪(関西国際空港)→LCC→那覇空港

那覇空港→ソラシドエア→新石垣空港

最安運賃:約1万4,000円

 

 

普通なら羽田空港から出発し、全日空(ANA)または日本航空(JAL)の直行便に搭乗するでしょう。しかし、直行便は値段が高く、羽田発の普通運賃では7万円近くに…。フライトの28日前までに予約する早期割引だとしても、約3万円になります。

 

関西国際空港から石垣島に向かうなら、距離が短い分だけ値段は下がります。しかし、それでも普通運賃で約5万5,000円、フライトの28日前までに予約する早期割引でも約2万2,000円とかなりの高額…。

 

 

それに対し、LCC(格安航空券)を駆使する方法を見てください。

出発地を問わず、航空券代を安くすることができます。ジェットスター、ピーチ・アビエーション、バニラ・エアなどのLCCなら、6,000〜7,000円で那覇空港まで移動できる日もあるのです。

LCCの航空券代は日によって値段が変わりますが、安い時間帯の便をうまく選べば1万円以内で新石垣空港に行くことは難しくありません。

 

そこから、さらにソラシドエアの那覇〜石垣便(早期割引:6,500円)を使えば、合計1万4,000円程度に抑えることも可能!

那覇から石垣まではANAやJTA(日本トランスオーシャン航空)の便も出ていますが、これらは早期割引でも7,400〜7,900円となっています。夕方に那覇空港を出発するソラシドエア便を予約しておけば、那覇空港を経由しても1日で石垣島まで移動することができるのです。

 

以上から、LCCとソラシドエアを組み合わせれば最安で1万4,000円程度、最大でも2万円以内で石垣島まで行くことができます。成田発でも、関空発でも、料金はほとんど変わりません。

ちなみに、那覇〜石垣便は3日前でも約8,000円、前日でも約1万円で搭乗できます。仮に早割を使えなかったとしても、2万円以内で石垣島に行くことは十分に可能でしょう。ANAやJALなら、早割を使えないと金額が跳ね上がります。

それに比べて、LCC+ソラシドエアを組み合わせる方法は圧倒的にリーズナブルと言えます。

 

 

八重山諸島を満喫!離島を目指す格安プラン

石垣島からは、八重山諸島を構成するほかの離島に行くことができます。

ここでは、それらの離島に行く方法を紹介することにしましょう。八重山諸島を120%満喫するなら、石垣島だけで満足せず、ほかの離島にも足を運ぶのがオススメです。

 

 

・与那国島

与那国島は日本最西端の島です。リゾート開発されておらず、手つかずの自然が残っている数少ない島。車で島をひと回りするのにかかる時間は約45分という小さな島です。

八重山諸島:与那国島

 

島内には祖内、久部良、比川という3つの集落があるだけ。しかし、見所は満載です。与那国島原産のヨナグニウマに乗ることができる牧場、見事な珊瑚礁を見られる隠れたシュノーケリングスポット−六畳ビーチなど、オススメの観光スポットがたくさんあります。

 

一般的なアクセス方法は、新石垣空港から1日3便が飛んでいる琉球エアコミューター便で与那国空港に向かう…という行き方です。しかし、片道の普通運賃は1万2,100円、往復割引でも片道7,400円がかかり、あまり経済的とは言えません。

石垣港のフェリー乗り場から出る“フェリーよなくに”なら、片道3,550円です。石垣港発は火曜、金曜の10:00、与那国港発は水曜、土曜の10:00と週2便ずつしか出ていないのがデメリットですが、旅費を大幅に抑えることが可能になります。

 

 

 

・波照間島

波照間島は、日本で最南に位置する有人島。無人島なら沖ノ鳥島など、もっと南の島があります。しかし、人が住んでいて自由に渡航できる島としては、波照間島が最南端なのです。

南十字星が観測できることで有名。泳ぐなら、遠浅の北浜ビーチが島内唯一の遊泳可能なビーチとなっています。

 

島内には波照間空港という空港がありますが、2016年現在、就航路線はありません。

要するに、空港自体が休止状態ということです。波照間島が属する自治体−竹富町が、第一航空という会社に石垣〜波照間便の再開を要請していますが、第一航空は別路線での事故で沖縄路線を休止中…。波照間空港に空の便が復活する目処は立っていません。

よって、現状のアクセス手段は船になります。石垣離島ターミナルから出る高速船なら片道3,090円ですが、もっと安く抑えたいなら石垣港のフェリー乗り場から出る“フェリーはてるま”がオススメです。

石垣港発は火曜、木曜、土曜の9:00、波照間港発は同じく火曜、木曜、土曜の14:00発となっています。週3便だけ…というデメリットはありますが、格安旅行を考えているなら、ぜひ、検討してみてください。

 

 

・西表島/由布島

西表島八重山諸島で最大の面積を誇る島です。シュノーケリングで珊瑚礁を見ることができる星砂ビーチは絶好の海水浴スポット。

八重山諸島:西表島

 

また、西表島から水牛車で移動する由布島は島全体が亜熱帯植物園になっています。日本では珍しく広大な熱帯雨林が存在することから、大自然を肌で感じたい方にうってつけの島と言えるでしょう。

アクセスは石垣離島ターミナルからの高速船。西表島の南東にある大原港、北部にある上原港の2ヶ所に高速船が出ています。大原港行きは片道1,570円、上原港行きは片道2,060円。往復割引があるので、あらかじめ往復のチケットを買っておくと良いでしょう。

 

 

・竹富島

竹富島は人口300名ほどの小さな島。竹富島には、琉球王国時代とほとんど変わらない街並みが今でも残っています。

八重山諸島:竹富島

 

遠浅のコンドイビーチは遊泳に最適ですし、ガジュマルの木の下でのんびりとした時間を楽しめる喫茶店−クチュアンドパラダイスカフェもオススメのスポットです。

八重山の離島ではもっともアクセスしやすく、石垣島の離島ターミナルから高速船で約15分。高速船のチケットは片道600円と非常にリーズナブルです。リゾート化されていない自然を手軽に楽しめる島なので、離島の入門として訪れてみてはいかがでしょうか?

 

 

・小浜島

小浜島は高度にリゾート開発が進んだ離島です。星野リゾートのリゾナーレ小浜島、リゾートホテル“はいむるぶし”といったリゾート施設が存在します。

リゾートホテルの宿泊者に向けたプライベートビーチがあり、島面積の20%をリゾート施設が占有しているのが特徴。どちらかといえば、リゾートホテルに宿泊するようなハイクラスの旅行者に好まれる島かもしれません。

アクセス方法は高速船です。石垣島の離島ターミナルから30分程度で、片道の料金は1,060円となっています。

 

 

・黒島

黒島は“牛の島”と呼ばれている島です。人口200名あまりに対し、牛が3,000頭近く飼育されているのが特徴。島の南側にある仲本海岸はシュノーケリングスポットとして知られていますが、水難事故が多いため注意が必要です。

アクセスは石垣島の離島ターミナルから高速船で30分程度。片道の船代は1,150円となっています。

 

 

・鳩間島

人口はわずか67名。徒歩で簡単に回りきれるほどの小さな島です。テレビドラマ『瑠璃の島』のロケ地になってことでも有名。宿泊施設も数えるほどしかなく、八重山諸島の中でも知る人ぞ知る島…という扱いになっています。

アクセスは高速船で、石垣島の離島ターミナルから45分程度。ただし、石垣島と鳩間島だけを往復する便はなく、西表島上原港に向かう高速船が行きか帰りに寄港する形式。西表島上原港を経由して鳩間島に向かう場合、片道で70分ほど要します。船代は片道2,060円です。

 

 

・新城島

新城島は別名でパナリ島とも呼ばれる小さな島。戸籍上の人口は10名ちょっとですが、実際に島に住んでいる方は誰もいないそうです。

昼間だけ島で観光業を営み、宿泊客がいなければ石垣島に帰る…といった生活を送っているんだとか。そう、新城島は“半ば無人島”という珍しい島なのです。まったく開発の手が入っていないため、見事な珊瑚礁が壊れることなく残っています。

石垣島の離島ターミナルからアクセスしますが、定期便は出ていません。

パナリ島観光という観光事務所に問い合わせ、パナリ島ツアーに申し込んだ人だけが島に上陸できます。ツアー代は1日1万円程度。ツアー代に船代が含まれており、ツアー参加者がいるときだけ、西表島に向かう高速船が新城島に寄港します。

 

以上、なるべくリーズナブルに八重山諸島を満喫する方法でした。

 

LCC(格安航空券)やフェリーを上手に使えば、あまり大金をかけなくても八重山諸島を回ることが可能です。沖縄の海は10月頃まで泳げますから、夏休みを逃しても大丈夫。

この際ですので、シルバーウィークに海水浴…という計画を立ててみては?

 

八重山諸島の格安旅行満喫に、ソラシドエアが大活躍

 

 

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