レイオーバーを楽しむ５つの秘密

 

レイオーバーとは、経由便などで止まった空港で次のフライトまでの待ち時間のことです。

 

 

用語としては、24時間以上乗り継ぎの飛行機を待つ状態のことを言いますが、そんなに長い待ち時間じゃなくてもレイオーバーと呼んだりもします。

 

安い航空券を購入すると、たまに乗り継ぎの待ち時間が5時間を過ぎることもあり、空港でひたすら待っていると安いチケットを買った自分に後悔したりします。

 

 

また夜着いて、朝出発など空港で一晩過ごさないといけないフライトも少なくありません。

 

そこでこのページでは、そんなレイオーバーを200％楽しむ秘密をご紹介します！

 

 

 

レイオーバーの秘密①　

 

空港から出ることができる！？

待ち時間が長い場合、空港から外に出て観光したりホテルに泊まったりすることが可能なことを知っていましたか？

 

 

国によってルールは違いますが、基本問題なく外に出ることができます。

観光ビザがいらない国なら、申請などいりません。

 

オーストラリアのように観光ビザが必要なでも、8時間以内の滞在や次の飛行機の航空券を持っている事や目的地のビザを持っている事などが条件で、オーストラリアに観光ビザなしで入国する事を許可しています。

 

 

カナダやアメリカの場合ビザは必要ありませんが、レイオーバーで国内の空港に滞在する場合やレイオーバーで外出する場合でも電子渡航許可を申請しなければいけませんので、注意してください。

 

どこの国でも一度出てしまうので、空港に帰ってきたらもう一度身体検査など受ける必要がありますので、国内線に乗り継ぎなら1時間前、国際線なら2時間前には空港に帰ってくださいね。

 

 

チケットも持っていますし、チェックインも済ましているので、搭乗ゲートに向かいましょう。

 

朝着いて夜発なら、観光する時間はたっぷりあります。

 

タクシーや電車で市内まで行って、美味しいものを食べたり綺麗な景色を見たりする事ができます。

買い物だってできちゃいますよ！

 

 

また夜着いて朝出るような便なら、近くのホテルに泊まってゆっくり体を休める事ができます。ホテルの近くのレストランでご飯を食べれば、ちょっとした観光気分は十分味わえちゃいます。

 

24時間以内のレイオーバーの場合、預け荷物は預けたままなのでホテルに一泊したり観光したりする場合は、必要なものは手荷物に入れておきましょう。

 

 

 

レイオーバーの秘密②

 

アメリカ便は荷物を一度受け取る。

 

アメリカでのレイオーバー、というより経由便は他の国と違い少しめんどくさいです。

 

 

テロ対策のため、アメリカを経由する場合は、すべての乗客が入国審査を受けなければいけないので、預け荷物も受け取り入港審査を経て、そのまま空港に残る場合なら再度カウンターで荷物を預けて、身体検査、荷物検査など受けます。

 

国内線への乗り換えの場合、ターミナルの移動をしないといけない空港もあるので、大変です。 一度完璧に外に出てしますのです。

 

しかし、そこまでして外に出たのなら、数時間のレイオーバーでも何かしたくなりますよね。

 

 

アメリカといえば、ハンバーガー！あの大きなハンバーガーをレイオーバー中に食べるのを、私はいつも楽しみにしています。

タクシーの運転手さんのお気に入りのバーガーショップに連れて行ってもらって、1時間後に迎えに来てもらえば、空港にも無事帰ることができます。

 

 

アメリカのタクシーは遅れることはあっても、先に着くと3分も待ってくれないので、タクシーがついたらすぐにお店を出ましょう！

LCC（格安航空券）で航空券代が安くなった分、美味しいハンバーガー食べるぞー！

 

 

 

レイオーバーの秘密③

 

空港のロビーで空港周辺のホテルの送迎車が待っている。

 

 

夜中に着く経由便で行くと、空港内に残ってロビーで寝る人と、空港の外に出てホテルで寝る人に分かれます。

 

中国経由などは深夜について朝出発の便が多いので、空港の外に出ると空港周辺のホテルの送迎車や呼び込みの人などが大勢いて、他の人を待っている送迎車でも、部屋が空いていたらホテルまで予約していなくても連れて行ってくれます。

 

ホテルの看板を持っている人は、呼び込みの人なので話しかけて見ましょう。

 

もちろん事前に予約すれば、空港に迎えに来てくれます。

 

空港の横にあるホテルは一泊一万円ほどすることもありますが、少し離れれば安く泊まることができますし、空港近くのホテルはどこも無料送迎サービスがあるので、自分のフライトの時間を伝えれば、空港まで送ってくれます。

 

一人じゃなければ、治安が良い国なら夜ホテル周辺を歩いてレストランを探したりできますし、治安が気になるようならタクシーを利用して移動しましょう。

 

LCC（格安航空券）を利用した分、航空券代が安いのでレイオーバーでホテルに泊まる余裕も十分できますよね。

 

空港内で寝るのは無料ですが、やはり体力的にも辛く、寝そべれるような場所もないので、床で寝ていたり、椅子の隙間で小さくなって寝たりしないといけません。

 

風邪を引いてしまうと旅行が台無しになるので、なるべくホテルに泊まるようにしましょう。

 

 

 

レイオーバーの秘密④

 

お金は両替しない。クレジットのみで時間を過ごす。

 

空港の外に出るのを嫌がる理由で『両替するのが嫌だ・・・』という人もいます。確かにたった数時間のレイオーバーでお金を両替しても、お釣りをもらっても困るし、使い切るのも大変です。

それなら、クレジットカードのみを使ってレイオーバーを過ごして見ませんか？

 

 

どんな国でも、空港周辺はクレジットカードが使えるレストランやホテル、お店が多いです。

 

できる事が限られるかもしれませんが、クレジットカードをうまく使えば両替しなくても大丈夫です。

 

また両替レートよりクレジットカードのレートの方が良いので、買い物にはクレジットカードがピッタリです。

 

海外では、クレジットカードは身分証明書の代わりになったり、資金証明の一つとして、ホテルの予約の際やレンタカーを借りる時に掲示を求められたりしますので、旅行の際には一つは持っておきましょう。

 

クレジットカードには付帯の海外保険が付いているものも多いですので、旅行の時に海外保険に加入する必要がなくなり、無駄な出費がなくなります。

 

LCC（格安航空券）で旅行しているのに、旅費がもっと安くなりますね！

 

もしもクレジットカードだけで時間を過ごすのが不安だったら、アメリカドルを財布にしまっておきましょう。

 

アメリカドルは比較的受け入れてくれる国の人が多いです。

 

 

 

レイオーバーの秘密⑤

 

レイオーバーとストップオーバー

 

よく『レイオーバーとストップオーバーの違いはなんですか？』と聞かれますが、レイオーバーとストップオーバーの違いはなく、同じ意味でレイオーバーがアメリカ英語で、ストップオーバーがイギリス英語です。

 

 

どちらも24時間以上飛行機の乗り換えの為に、滞在する事を意味していますが、最初にも言いましたが最近は数時間の乗り換え時間の事もレイオーバー、ストップオーバーと言います。

（航空会社の説明などでは24時間以上の滞在を意味します。）

 

国によっては、決まったホテル内での滞在を許されていたり、空港から出るのを禁止したりしている国もありますので、事前に必ず確認する事が大切になります。

 

 

今回は短い時間のレイオーバーについて書いていきましたが、この仕組みをうまく利用すれば2カ国滞在が可能になり、数時間ではなく、2泊、3泊、する事も可能です。

 

例えば、オーストラリアに行く時に、シンガポールにレイオーバーで3泊して、オーストラリアに行くことができます。

 

 

チケットの取り方次第でこんな風に旅行ができるようになり、休みが短くても、いろんな国に行ってみたい人にオススメです。

 

あまり空港から離れると移動が大変なので、なるべく空港の近くの都市に滞在するのがいいですが、移動したい人は好きなところに行けます。

 

行きと帰りの経由する国を変えれば、3カ国滞在もできちゃいます。

 

たった1日だけでも、その国に降りて歩いて、何か美味しいものを食べるだけで、その国を旅行した気分は味わえてしましますよね。

 

安いフライトには、経由便が多いので『嫌だー！』と思わずに、『◯時間もあるから、ここに行ってみよう！』とプラスに考えれば、あなたの旅はもっと楽しくなるはずです。

 

ちなみにトランジットとは、この乗り換えしたりする行為や経由便で目的地以外の空港に行く事で、トランスファーは飛行機を乗り換える行為を指します。

 

 

 

まとめ

 

レイオーバーを楽しむ5つの秘密を紹介しましたが、いかがでしたか？

憂鬱なレイオーバーも考え方一つでワクワク、ドキドキする旅行プランに変わります。

 

LCC（格安航空券）で安く旅をするには、レイオーバーやトランジットは付き物です。

空港で時間を潰すより、思い切って外に出たほうが楽しいです！

 

私は、レイオーバーで一泊した国は『行った事のある国リスト』に入れます。

パスポートにスタンプも押してもらえるのも嬉しいですよね。

短い時間でもできる事は沢山あります。

 

次はどこにレイオーバーできるか楽しみになってきますね！

 

HAVE A NACE FLIGHT!

 

 

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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
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