沖縄旅行にジェットスターがオススメな理由
さて、国内便を運行するLCCは複数あるわけですが、東京発で沖縄旅行をするならジェットスターが断然オススメです。
実際、料金はLCC同士ならそれほど変わりませんし、サービスが最低限なのも各社共通。それなのに、なぜジェットスターが一番オススメなのでしょうか?
その答は、旅行先の那覇空港の環境にあります。
実は、那覇空港はLCC用のターミナルは国内線ターミナルから離れたところにあるのです。
那覇空港の敷地内ではありますが、空港内のシャトルバスを使って10〜15分という外れた位置にあります。
シャトルバスは約5分間隔ですが、混雑時は乗客の乗り降りに時間を要するため、案外、移動には時間がかかるのです。
そのため、LCC(格安航空券)を使う場合、空港内での移動にかなりの時間を取られることに…。身もふたもない言い方をすれば、那覇空港におけるLCCはかなり冷遇されている…といった印象を受けます。
しかしながら、那覇空港のLCCターミナルを利用している航空会社は、ピーチアビエーションとバニラ・エアの2社だけ。
「え、ジェットスターは…?」と疑問が湧いてきましたよね?
実は、ジェットスターはLCCであるにもかかわらず、通常の国内線ターミナルを使用しているのです。
要するに、LCCターミナルへの移動にかかる時間、労力は必要ありません。JALやANAの利用客と同じ場所で搭乗手続きを進めることができます。
そう、沖縄−那覇空港へのフライトでLCCを使うなら、絶対にジェットスターがオススメ…というのには具体的な理由が存在していたのです。ジェットスターを使っているだけで、20分ほどの移動時間が不要になります。
ロビーで身体を休めるなり、お土産屋さんを覗くなり、20分でもできることはたくさんあるはず。旅先の貴重な時間をめいっぱい有効活用するために、ぜひ、LCCならジェットスターを選んでください!
LCC航空会社であるジェットスターとはどんな会社か?
2012年、日本に3社の格安航空会社LCC(格安航空券)が誕生しました。
エアアジア・ジャパン、ピーチアビエーション、そしてジェットスター・ジャパンです。
そのため、2012年は日本におけるLCC元年とされています。エアアジアはマレーシアの航空会社、ジェットスターはオーストラリアの航空会社ですが、日本の航空会社と合弁して国内就航を果たしました。
エアアジア・ジャパンは2013年にANAが全株式を取得する形でバニラ・エアと社名変更しましたが、ピーチアビエーションとジェットスター・ジャパンは2016年現在も就航しています。2016年には、いったん撤退したエアアジアが、再び日本国内に参入。楽天などの企業と合弁して2代目エアアジア・ジャパンを興しました。
また、2014年には中国の航空会社である春秋航空も日本に参入し、春秋航空日本を設立。格安航空会社は続々と増えており、航空機による空の旅は今まで以上に身近なものとなっています。
こちらでは東京近郊にお住まいの方に向けて、LCC元年に就航した格安航空会社−ジェットスター・ジャパンを有効活用した“沖縄旅行のフライトプラン”を考えてみることにしましょう!
ジェットスターの那覇便は成田から出発!
LCC(格安航空券)はコストを抑えるため、混雑した空港を避けます。混雑する人気空港は、空港の使用料が高く、そのコストはチケット代に影響するからです。東京近郊では羽田空港が人気空港に相当するため、LCCの東京便は原則として成田空港を使用します。
さて、成田発の那覇便は2016年8月現在、1日に4〜5便です。1日5便の場合、以下のようなフライトスケジュールになることが多くなります。
6:40成田発 9:35那覇着
8:40成田発 11:35那覇着
10:40成田発 13:45那覇着
15:05成田発 18:10那覇着
18:55成田発 22:00那覇着
価格は変動しますが、基本的に人気のある便ほど価格が高くなります。
夏休みシーズンなどは当然高くなりますし、1日のうちでも搭乗希望者が多い便ほど価格が上昇するわけです。成田発の那覇便は、おおむね6,190〜14,190円で推移しており、午前中の便ほど高くなる傾向。
やはり、朝早くに出発したい…という旅行者が多いのでしょう。
ちなみに、15:05発の便が最安値になる傾向があります。
日によって異なるので一概には言えませんが、旅費を抑えたいなら15:05発の便を利用する旅行プランを立てる…という方針もオススメです。学生の友人同士で沖縄旅行をする場合など、“時間に融通は利くけれど、金銭的に厳しい”というケースでは一考の余地があります。ただ、人気のない便なので、1日4便になる場合、15:05発の便がなくなる傾向です。
では、次に復路のフライトスケジュール例を確認してみましょう。那覇発の東京便は2016年8月現在、1日に4〜6便が運行されています。1日6便の日は、以下のようなスケジュールになることが多いです。
7:10那覇発 9:45成田着
10:30那覇発 13:05成田着
12:15那覇発 14:50成田着
14:25那覇発 17:00成田着
16:40那覇発 19:15成田着
18:50那覇発 21:25成田着
往路より価格は高く、7,490〜26,990円程度で推移しています。夕方発の便が最高値になり、次いで最終便…というのがおおまかな傾向。やはり、最終日もなるべく沖縄を満喫して、夕方以降に帰るという観光客が多いのでしょう。
1日4便、5便になる日は、10:30発の便、または最終便がなくなる傾向にあります。あるいは、16:40発の便がなくなり、19:15那覇発〜22:00成田着の最終便にまとめられるケースもあるようです。
ただ、こちらで掲載したフライトスケジュールはあくまでも一例です。日によって変わりますから、具体的な旅行プランを立てる際には公式サイトを確認してください。
ジェットスターの料金システム〜ちゃっかりPLUSのススメ
ジェットスターに限らずLCC(格安航空券)全般に言えることですが、受託手荷物はチケット代に含まれません。
チケット代だけだと、7kg以内の手荷物を機内に持ち込みできる…というだけです。受託手荷物がある場合、別料金で手荷物を預けることになります。
LCCの低運賃は徹底したサービス削減のもとに実現されたものです。チケット代に含まれているのは“目的地まで移動する”という最低限のサービスだけと考えてください。
たとえば、2016年8月下旬にジェットスターで沖縄旅行をするなら、受託手荷物15kgで往路1,750円、復路1,550円の追加料金がかかります。ちなみに、オンライン予約のページでは初期表示が“受託手荷物20kg”となっているので注意が必要。
受託手荷物20kgだと、往路1,900円、復路1,750円になります。普通、1人あたりの手荷物は15kg以内に収まりますから、きちんと15kgに変更しましょう。往復350円と些細な違いですが、やはり、安さが売りのLCCを使うなら、無駄な出費は避けたいところです。
有料なのは受託手荷物だけではありません。座席の指定にも460〜660円の別料金がかかります。家族連れ、友達同士、カップルなどは当然、隣の席に座りたいでしょう。
また、1人旅でも“3列シートの真ん中で知らない人に挟まれる”という状況を嫌がる方は多いです。そのため、座席指定料金に関しては大半の方が支払うことになるのではないでしょうか。
もちろん、飲み物を含めた飲食物などもすべて別料金。ただ、沖縄は国内線ですからフライトは長くても3時間程度です。必ずしもフライト中に飲食をする必要はないでしょう。
ただ、チケット代+1,750〜1,950円で利用できる“ちゃっかりPLUS”という運賃だと、10kg以内の受託手荷物が無料になる上、スタンダードシートの座席指定も無料になります。
受託手荷物15kgと座席指定を別々に頼むと2,000円を超える計算になるので、受託手荷物が10g以内であれば“ちゃっかりPLUS”のほうがリーズナブルです。
後から重量が超過すると追加料金がかかるので、事前に受託手荷物の重さを確認することが必須ですが、可能なら受託手荷物を10kg以内に抑えて“ちゃっかりPLUS”を利用するほうが賢いでしょう。
LCC(格安航空券)利用の沖縄旅行なら、ジェットスターが便利。そして、受託手荷物10kg以内なら“ちゃっかりPLUS”の利用が最もリーズナブル…といった現状を解説しました。
ジェットスターをはじめとしたLCCを賢く利用して、リーズナブルで快適な沖縄旅行をあなたもぜひ、楽しんでくださいね!
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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
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