JAL、S7航空とのコードシェア路線を拡大
JAL(日本航空)の国際線では、
2017年02月15日に同じくワンワールドアライアンスに加盟しているロシアの航空会社、
S7航空とのコードシェア便を拡大したことを発表しました。
現在JAL国際線ではモスクワへの直行便を運航していますが、
今回のコードシェア便の拡大により、ロシア国内へのアクセスが容易になります。
そこで今回は、
どの都市への路線をコードシェアするのかを、ロシアの都市やコードシェア便のメリットと併せつつ紹介してきます。
S7航空とは
まだまたロシアへの旅行がメジャーではない日本では、S7航空がどんな航空会社か知らない人も多いことでしょう。
S7航空は首都モスクワやノヴォシビルスク、イルクーツクを主な拠点としており、
ロシア国内では最大のシェアを誇っている大手航空会社です。
S7航空では、すべてのフライトにおいてビジネスクラスおよびエコノミークラスを設定しており、
国内線であってもゆっくりとくつろぐことができます。
また、ネットワークもヨーロッパ、中東、アジアの 30 か国、100 以上の都市へフライトを運航しており、
信頼のある航空会社として知られています。
これまでのJALとのコードシェア便
JAL国際線とS7航空は、2013年1月に初めてコードシェアを開始しました。
その際は、S7航空の運航する東京(成田)-ウラジオストク線、
東京(成田)-ハバロフスク線の2路線をJALがコードシェアをするという形でした。
その後、徐々にコードシェア便を拡大し、
現在では当初の2路線に13路線を加えた計15路線をコードシェア便として運航をしています。
以下がその15路線の一覧となります。
ロシア全域にわたってコードシェアをしているのが、下の図からもわかります。
■コートシェア便一覧
東京(成田) ―ウラジオストク/ハバロフスク
モスクワ(ドモジェドボ) ―サンクトペテルブルグ/サマラ/ペルミ/ウファ/カザン/
チェリャビンスク/エカテリンブルク/ボルゴグラード/ニジニ・ノヴゴロド/
クラスノダール/ロストフ/ソチ/ニジネカムスク
JAL公式サイトより引用:http://press.jal.co.jp/ja/items/uploads/S7.jpg
新規コードシェア便
今回新しくコードシェアをするのは以下の4路線になります。
モスクワ(ドモジェドボ) ―ノボシビルスク / チュメニ / カリニングラード / オムスク
といっても、名前の聞いたことのない都市ばかりで、何が有名なのか全くわからないですよね。
では、具体的にどんな都市なのかを見ていきましょう。ぜひ、今後の旅行や出張の参考にしてみてくださいね。
■ノボシビルスク
ノボシビルスクはシベリアの中心的として、“シベリアの首都”とも呼ばれています。
モスクワとサンクトペテルブルクに次ぐ都市でもあり、
産業、教育、文化、それぞれのレベルも非常に高くなっています。
交通手段も非常に充実しており、アルタイ山脈などもある自然豊かな都市となっています。
■チュメニ
チュメニとはシベリア西部の都市であり、トゥラ川の河畔にある美しい都市です。
1885年にシベリア鉄道が開通したことをきっかけに発展し、当時の歴史的建築物が多く残っています。
チュメニ国立大学や、劇場、博物館があり、文化的にも楽しめる都市となっています。
また、学生が多いことからも比較的治安がよく、観光しやすい都市といえます。
■カリニングラード
カリーニングラードとは、ロシアの最西端であり、飛び地にある少し特殊な都市です。
南はポーランド、北はリトアニアと国境を接していることもあり、ヨーロッパの影響も受けています。
ソヴィエトの家や戦争の後も多く残っており、歴史を感じることができます。
モスクワなどに比べてずっと物価なども安いですが、まだまだ外国人も少なく観光地としては開拓されていない都市です。
■オムスク
オムスクとはシベリアではノヴォシビルスクに次ぐ2番目に大きな都市です。
ロシア革命以前には日本領事館があり、日本とも親交のある都市となっています。
オムスクはロシア切っての演劇都市として知られており、日本人作家の作品も多く上映されています。
その他にも豪華な建築群や礼拝堂、ショッピングモールなど、観光としての見どころも多くあります。
コードシェア開始日
2017年2月16日(木)
上記の日程ものものから、すでに予約をすることができます。
JAL公式サイトの国際線ページより予約をすることができるので、ぜひこれをきっかけにS7航空を利用してみましょう。
コードシェア便のメリット
では、JALがコードシェア便を拡大することで、どういったメリットがあるのでしょうか?
まず、コードシェアをすることにより、他社運航便であっても、
JALの公式ウェブサイトより予約をすることができるようになります。
日本からのロシアへのフライトはまだまだ少ないため、航空会社にもなじみがないですよね。
そういったときに日本の航空会社を通じて予約をすることができれば安心ですよね。
次に、JALを通じて予約をすることになるので、JALのマイルを貯めることができます。
積算率は通常のJAL便を利用する際よりも少なくはなりますが、他社便での利用でもマイルが貯まると、
海外旅行の際のネットワークも広がりますよね。
いかがでしたでしょうか?
今回ロシアへの新しいコードシェア便について紹介しましたが、
正直どんな都市かよくわからない、というのが本音ではないでしょうか?
ですが、このように日本の大手航空会社が海外航空会社と提携しネットワークを広げていくと、
私たちもその国に対して親近感を感じることができますよね。
ロシアも1度行ってみると、おいしい食べ物や歴史的な建築物、文化など魅力的なものが多くあります。
ぜひ、JAL国際線を通じてS7航空を利用して、ロシアへの旅行を計画してみてはいかがでしょうか?
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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
航空会社規定等は航空会社の判断により随時変動しておりますので
最新情報はお客様ご自身にてご確認頂けますよう
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