JAL国際線利用時の手荷物トラブルについて
国際線を利用するとき、ほとんどの人が手荷物を預けますよね!
通常通りに便が運航すれば、荷物も何の問題もなく届くことでしょう。
しかし、遅延や欠航によって便を振り替えたり、乗り換え時間が少なくなってしまった場合などは、
荷物の接続がうまくいかずに、到着空港に届かないこともあります。
これは、手荷物トラブルのほんの一例で、実際にはいろいろなトラブルが起こりかねないのです。
そこで今回は、JAL(日本航空)の国際線を利用した時に手荷物トラブルに遭遇してしまった場合に、
どう対応すればいいのか、というのを紹介していきます。
手荷物の破損が破損した場合
もし預けた手荷物に破損があった場合が、荷物を受け取った日から7日以内にJALに申告をする必要があります。
その際に、免責事項に当てはまらない、かつJALの運送上による大きな破損だと判断がされれば、
修理をしてもらうことができます。
そして、もし修理をしても元の状態に戻せないようなほど破損が多き大きいようであれば、
新しいものを交換をしてもらうこともできます。
いずれの場合も、8日を過ぎた場合は補償の対象外となってしまうので、
なるべく荷物を受け経った時に荷物の状態を確認して、空港で申告をするようにしましょう。
以下の免責事項に該当する場合は保証はされないので、申告する前に1度内容を確認するようにしましょう。
免責事項
・楽器、スポーツ用品などの場合
・陶磁器・ガラス製品・酒類などの壊れやすいものの場合
・過重量・過容量による手荷物破損の場合
・老朽化など手荷物固有の不具合に起因した破損の場合
・着脱式キャスター・ストラップ・フック・名札・ベルトなど突起した付属品の欠損の場合
・軽微な破損(擦り傷・切り傷・へこみ・汚れ)の場合
・米国TSA(Transport Security Administration)※など各国の実施する保安検査等に起因した破損の場合
※米国TSA(Transport Security Administration)
米国TSA(Transport Security Administration)とは、アメリカを出発する便の荷物に対し、
アメリカの税関がランダムに荷物を選んで、検査をすることです。
これは実際にスーツケースのカギを開けて中身まで細かくチェックをされます。
その際に、TSAに対応していないカギなどだと、壊されて開けられることになります。
手荷物の紛失
もしもターンテーブルで手荷物が流れてくるのを待っていても一向に流れてこなかったら、
空港に到着していな可能性があります。
ですので、すぐにJAL国際線の係員に問い合わせましょう。そうすると、
その場ですぐに荷物の捜索を開始してくれます。その際に、以下のパターンによって対応方法が異なります。
① 手荷物が発見された場合
無事に荷物の場所が分かれば、すぐに一番早い便で荷物を送ってもらいましょう。
この際は、荷物の配送先などの情報をJALに伝える必要があります。
また、荷物が届いた際にJALの係員によって代理通関が行われることになるので、
その際に必要な税関申告書をここで記入する必要がありあます。
② 荷物が見つからなかった場合
手荷物番号を使っても荷物の場所がわからなかった場合は、さらに捜索を続ける必要があります。
ですので、荷物の詳細を伝え、JALの手荷物捜索システムに登録をすることになります。
この際に、スーツケースのブランド名などがわかると捜索の大きな手がかりとなるので、
把握しておくといいでしょう。
そして、翌日以降、毎日荷物の捜索結果をJALが報告をしてくれます。
もしも手荷物が1か月以上見つからない場合は、捜索は中止し賠償をしてもらうことになります。
しかし、希望をすれば、捜索を最大100日まで延期をしてもらうことも可能です。
賠償の内容は、専門の担当者との相談になるので個人個人で大きく差が出ることでしょう。
また、JALカードなどの保有ステータスによっても補償額が異なることもあります。
また、以下の手荷物検索サービスを使って、自分でも荷物を捜索することができます。
毎日電話されるのは仕事などで対応できない、という人はこういったサービスをうまく利用するといいでしょう!
手荷物検索サービス
https://www.jal.co.jp/inter/baggage/search/
荷物の引き取り忘れ
手荷物を引き取り忘れてしまったら、すぐに空港に戻りましょう。
ですが、一度到着エリアに進んでしまうと、もうターンテーブルがあるエリアには戻ることができません。
ですので、空港に戻ったらJALの係員に問い合わせをしましょう。
荷物は税関エリアに残されているはずですから、まずはその荷物を通関する必要があります。
この際は、JALの係員に同行をしてもらって、係員立会いのもと通関を行うことになります。
旅客だけでは税関エリアに戻ることは禁止されていますので、無理に戻ろうとせず、
必ず最初に係員に事情を説明するようにしましょう。
もしも、すでに遠くに行ってしまっていて空港に戻ることができない場合は、
JALの係員に代理通関をしてもらって、荷物を配送してもらう必要があります。
その際は、代理通関に必要である、“願い書・委任状”とパスポートのコピーをJALに送付する必要があります。
“願い書・委任状”はJALの公式サイトからダウンロードができます。
送付する際は、必ず原本を送るようにしましょう。また、パスポートのコピーは鮮明である必要があります。
そして、すべての書類の確認ができると、JALにより代理通関がなされ、
着払いで旅客の元に手荷物が配送されるという流れになります。
いかがでしたでしょうか?
手荷物トラブルといっても、いろいろな種類があることが分かってもらえたと思います。
そして、意外と免責項目が多く、補償をしてもらうことができないことも多いのです。
飛行機の輸送に関しては、いったい何があるかわかりません。
特に国際線では、想像もしないようなところに手荷物が行ってしまうこともあるかもしれません。
ですので、特に国際線で手荷物を預ける際には、破損や紛失があっても困らないものだけにし、
本当に大事なものは機内に一緒に持って行くようにしましょう!
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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
航空会社規定等は航空会社の判断により随時変動しておりますので
最新情報はお客様ご自身にてご確認頂けますよう
お願い申し上げます。予めご了承くださいませ。
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