ANAより運賃ルールの変更点について

こんにちは。本日も当サイトへアクセスいただきありがとうございます

さて、8月も折返しとなります、11月以降や年末年始の航空券はいつから取れるのか？という問合せが時々来ていますが、

先日航空会社より発売期間とその開始日が発表されました！

概ね、8月30日が各社一斉発売となる見通しですが、今回は2016年10月30日（日）搭乗分からANAの運賃ルール変更に焦点を当てたいと思います！

１．　特割A/B/Cを、搭乗日3日前まで予約可能な「特割3」、搭乗日前日まで予約可能な「特割1」にリニューアル！

これまで、特割は共通で特割A/B/Cと称して発売されていましたが、搭乗日3日前まで予約可能な路線と搭乗日前日まで予約可能な路線が両方ある路線と片方だけしかない路線が混在しており、何日前まで予約できるかがわかりませんでした。

それが、10月30日搭乗分から数字を付け足して特割３、特割１という名称に変わり、何日前まで予約できるかがよりわかりやすくなります！

２．　旅割の購入期限（＝予約保持期間）短縮！

プレミアム旅割28・旅割75・旅割55・旅割45・旅割28・旅割21・乗継旅割については予約日を含め2日以内の購入が必要となります

これまで、ANAの航空券は全ての運針種別が原則として予約日を含め3日以内の購入となっていましたが、10月30日搭乗分からは旅割系の運賃種別は2日以内に短縮されます！

つまり、予約を取ったら次の日に支払期限が来るという意味なので、支払までの猶予も短くなりますから、絶対に乗るという意志が要求されるということになります

なお、特割に関しては予約日を含め3日以内に支払いという原則に変更はありませんが、特割と旅割を一緒に予約すると購入期限の早い方が優先になるため予約日を含め2日以内となります

また、当社でANAと他社便を一緒に予約された場合も同様で、購入期限の最も早い日付で購入期限のメールが配信されます。購入期限は忘れずにチェックしてくださいネ♪

３．　予約日が発売期間最終日の場合の購入期限（＝予約保持期間）延長！

これまで、旅割や特割を予約した際、今日が75日前など、その運賃が発売期間最終日にあたるのでその日のうちに支払いが必要というご案内をいただいたことはありませんか？

急なご案内で驚かれた方もいらっしゃると思いますが、10月30日搭乗分からは旅割に関しては予約日の翌日まで、特割3に関しては予約日が発売期間最終日またはその前日の場合でも、航空券お支払い期限は予約日を含め3日以内になります。（特割１は従来通り。このほか、一部対象外の運賃種別があります）

例として、旅割45を搭乗日45日前に予約した場合、これまでは購入期限が同日でしたが、10月30日搭乗分からは購入期限が搭乗日44日前までＯＫということになります

なのでざっくり言ってしまえば、予約保持期間が短縮される代わりに、急な支払いを避けることが可能になるということです。間際で予約しても安心ですね^^

４．　購入後のキャンセル料が変更！　乗り遅れた場合、変更できない運賃種別は全て払戻し不可！！

これまで、購入後からすぐにキャンセル料が発生する旅割でしたが、10月30日搭乗分からのプレミアム旅割28・旅割75・旅割55・旅割45・旅割28・旅割21・乗継旅割については、搭乗日55日前までは取消手数料がかからなくなりました！（ただし、430円の払戻手数料は引き続き取られますので完全無料ではありません）

ソラシドエアやスターフライヤーの一部運賃で導入されているこのルールがANAにも波及するようですが、キャンセル料は引き続き搭乗日が近づくにつれて段階的に上がっていくので、

境目は必ずチェックしておきましょう！！　境目を越えてしまうと、ご自身の損失が大きくなりますのでお気をつけください・・・

ちなみに、このシステムは航空券とホテルがセットになったパッケージ商品のキャンセル料と同じですが、航空券のみであればANAのみが設定しているものです

また、特割系（プレミアム特割・特割3・特割1・特定便乗継割引・乗継特割）に関しても購入後のキャンセル料が変わります。これまでは取消手数料がA～Dの4区分に分けられていましたが、10月30日搭乗分からはこの区分が廃止され、運賃の約5％となります