どこに行けばいいかわからない?
成田空港のANA国際線チェックインカウンター構成!
空港に行って一番初めにしなければいけないのが、チェックイン。しかし、どのカウンターに行っていいか悩む人は多いのではないでしょうか?
現在、成田空港ではターミナル、ウィングごとに使用航空アライアンスを分けており、第2ターミナルはワンワールド、第1ターミナル南ウィングはスターアライアンス、第1ターミナル北ウィングはスカイチームというようになっています。
しかし、このようにすみわけがされていても、
各ウィングにはA~Gなど、数多くのカウンターが存在し、なかなか自分の行くべき場所が見つけられないのも事実です。
また、2016年の6月より、第1ターミナル南ウィングの航空会社のカウンター振り分けが刷新されました。そのため、以前に利用したことがある人は、次回空港に行った際に、あれ?となってしまう人も多いでしょう。
そこで今回は、ANAを利用する人に向けて、2016年以前と比較しつつ、カウンターごとに対象者は誰なのかを紹介していきます!
まず、ANAは現在成田空港第1ターミナルのA~D、Zカウンターを使用しています。以前はA、C、D、E、F、G、Zカウンターを使用していましたが、
2016年6月より、大幅に変更されたのです。
では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
Zカウンター
このカウンターは普通のカウンターの並びではなく、保安検査場のわきの少し外れた位置に存在します。斜め前にSUBWAYがあるのが目印です。
入り口はまるでラウンジへの入り口のようにシックなつくりになっています。というのも、このZカウンターとは、別名ANA SUITE CHECKIN COUNTER。
ANAの最上級旅客のみが利用することができるカウンターなのです。
このカウンターの利用対象者は、ANAのファーストクラス利用者、もしくはANAダイヤモンド会員のみです。入った瞬間からジンジャーの香りが広がる扉の奥には、まさに異空間ともいえるような航空間で、ANA係員が待ち構えています。ここにはソファなどもあり、待ち合わせの場所としても使うことができます。
そして、おしぼりや飴のサービス、コンシェルジュによる至れり尽くせりの対応など、抜け目のないサービスがここでは提供されるのです。わざわざ発券カウンターに立ち寄る必要もなく、ここでは予約の変更やアップグレードの支払いなどもすることができるのです。
そして、専用の保安検査場もあり、このカウンターから直結しているため、
チェックインを済ませたらそのまま保安検査場、出国審査とスムーズに進むことができるのです。
ファーストクラス利用者、ダイヤモンド会員が“特別感”を感じられるように、細かいサービスまでこだわっているカウンター、ここは旅客からの評価も抜群です。
このカウンターに関しては、2016年6月以前も以降も変わりなく同じように使用されています。
Aカウンター
このAカウンターは、以前はスターアライアンスゴールドメンバー専用のカウンターでしたが、現在はオンラインチェックイン済みの旅客専用のカウンターとなっています。
つまり、チェックインはすでに済んでおり、荷物の預けのみ必要な旅客が立ち寄るカウンターです。
そのため、比較的待ち時間も短く、荷物だけさっと預けてお土産の購入などに時間をゆっくりととりたい人には大変便利です。よりスムーズにチェックインを行うためにも、あらかじめメールで配信されている搭乗券を用意して列に並ぶようにしましょう!
以前は、一般旅客とオンラインチェックイン済みの旅客が同じカウンターを使用していましたた。しかし、同じカウンターだと、旅客がどのカウンターに並んでいいかわからず、
オンラインチェックインの優位性が損なわれていたのですが、このようなカウンター配列になったおかげで、より利便性が増すようになりました。
ぜひ、旅行の前は空港に来る前に、ウェブサイトかアプリでオンラインチェックインを済ませてしまいましょう!
Bカウンター
以前はBカウンターを使用していなかったANAですが、6月からはビジネスクラスカウンターとして使用するようになりました。
また、このカウンターはスターアライアンスゴールドメンバーも利用することができます。スターアライアンスゴールドメンバーとは、ANA会員でいうと、ダイヤモンド会員、プラチナ会員、スーパーフライヤーズ会員が該当します。
その他にもANAワイドカード会員、
ANAワイドゴールドカード会員、
ANAダイナースカード会員、
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード会員、
ANAカード プレミアム会員
は利用クラスに関係なく、ビジネスクラスカウンターを利用することができます。
また、プレミアムエコノミークラス利用時にもこのカウンターを利用することができます。
C、Dカウンター
以前はビジネスクラスカウンターであったC、エコノミークラスの団体以外を受け付けていたDカウンターが、今ではすべてエコノミークラスカウンターとして統一されました。
以前はエコノミークラスの中でも、FカウンターとDカウンターで団体旅客か個人旅客かでカウンターを変えていましたが、それがなかなか旅客に浸透しなかったために、今回はこのように一か所にまとめられています。
ANAは17時台に出発便が集中しているため、チェックインカウンターは15時前後がもっとも混む時間となっております。特にこのC、Dカウンターはカウンターの外まで長蛇の列が伸びることもよくありますので、少し時間をずらしていくのがいいでしょう。
もしくはオンラインチェックインをあらかじめ済ませ、Aカウンターを利用するようにするのがお勧めです。
お手伝いが必要なお客様カウンター
このカウンターはAカウンターの正面に位置し、座ったままチェックインをすることができます。
対象者は2歳以下の小さな子連れの旅客、妊婦、高齢の方、体に不自由のある方など、旅行にあたってお手伝いが必要な人であればだれでも利用することができます。
このカウンターを利用すれば、他のカウンターのように長蛇の列に並ぶこともないですし、座りながらチェックインができるので、係員に気軽に相談事ができたり、旅行に対する不安を解消することができたりします。
また、このカウンターには子供用のおもちゃや絵本、筆談機などもそろえているので、子供の暇つぶしもできると共に、コミュニケーションに困ることもないでしょう。
このカウンターのわきには車いすやベビーカーも用意をしているので、必要であればここのものを借りましょう!なお、車いす、ベビーカーの貸し出しの予約は受け付けていないので、当日チェックインカウンターで申し出るようにしましょう。
VIPカウンター
これはおまけになりますが、
Aカウンターのわきにある曇りガラスの奥にあるのがANAのVIPカウンターです。このカウンターは、外に車を寄せるとすぐにカウンターに入ることができ、空港内をさまよう必要はありません。
ここのカウンターには、有名企業の社長や世界的な著名人など、ANAの重要顧客や人目につくことをなるべく避けたいような人が利用します。常に緊迫感漂うカウンター。
利用する機会はないとは思いますが、うんちくとして知っていると面白いかもしれませんね!
以上が現在ANAによって使用されているカウンターのすべてになります。以前と違ってANAはANAで1つの場所に凝縮されたので、前よりはわかりやすくはなったのではないでしょうか?
また、各カウンターのオープン時間は朝の7時、Zカウンターのみ7時30分のオープンになります。朝一ですと、人もほぼいないので、ラウンジなどを使う人は早くってもいいかもしれないですね!
ですが、保安検査場は7時30分オープンと若干の時差があるので、あらかじめ覚えておきましょう!
ぜひ、次にANAを成田空港から利用する機会がある場合は、この記事を参考にして迷わずにスムーズにチェックインを行ってくださいね!!
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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
航空会社規定等は航空会社の判断により随時変動しておりますので
最新情報はお客様ご自身にてご確認頂けますよう
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