運賃タイプを確認! エアドゥの変更とキャンセル

 

運賃タイプを確認! エアドゥの変更とキャンセル

 

エアドゥは北海道を拠点とする地域航空会社です。大手航空会社より安い運賃でありながら、充実しているサービスが魅力的ですね!

厳密には違う表現かも知れませんが、エアドゥLCC(格安航空券)会社と位置づけている人も多いです。

 

せっかくエアドゥの航空券を購入していても、予定が変わってフライトを変更したりキャンセルする必要が生じてしまうことがあります。

 

そんなとき、エアドゥではどのような対応を受けられるのでしょうか。

エアドゥでは予約している「運賃タイプ」によって、フライトの変更やキャンセル時に受けられる対応が大きく異なります。

 

エアドゥには非常に多様な運賃タイプが存在するため、初めてエアドゥで旅行される方は、その違いが分かりづらいかもしれませんね。

 

そこで、エアドゥ予約変更とキャンセルについて、これから詳しく見ていきましょう!

 

 

1.予約の変更

 

LCC(格安航空券)エアドゥの航空券を変更する場合の条件は、運賃タイプによって次のとおりに異なります。

 

①無料で予約の変更が可能な運賃タイプ

 

次の運賃では予約の変更が無料で可能になります。

 

(1)片道運賃

(2)往復運賃

(3)北海道発往復割引

(4)道民割引

(5)AIRDOスカイメイト

 

しかし、通常は変更可能なのが日程に限られています。別の路線へ変更したい場合は、一度「オープンチケット」への変更が必要になります。

 

オープンチケットとは予約のない航空券のことで、有効期限内(購入日から90日)のフライトへ予約しなおすことが出来ます。

 

上記の運賃タイプは「変更可能な運賃タイプ」のため、このようなフレキシブルな対応が可能になるのです。ただし、変更先の運賃との差額が生じる場合は、差額を支払う必要があります。

 

予定の変更やキャンセルが考えられる場合は、ぜひともこれらの運賃タイプで予約しておくと安心ですね!

 

 

②予約の変更が不可能な運賃タイプ

 

多くの航空会社がそうであるように、エアドゥでも運賃が非常に安い「割引運賃」では、予約の変更ができません。次の運賃タイプがそれに該当します。

 

(1)DOバリュー1

(2)DOバリュー3

(3)AIRDOスペシャル21

(4)AIRDOスペシャル28

(5)AIRDOスペシャル45

(6)AIRDOスペシャル55

(7)AIRDOスペシャル75

 

これらの運賃タイプでは、残念ながら購入後の変更はできません。どうしても変更する必要がある場合は、払い戻しを受けてから新たに航空券を購入しなおす必要があります。

 

そのため、あらかじめ予定の変更が考えられるような場合には、先ほどの「変更可能な運賃」を選択しておくほうが無難です。

 

その日に確実に旅行することが決まっている場合に、これらの「割引運賃」を利用することをおすすめします。そういうときにこそ、これらの運賃タイプは絶大な威力を発揮することになります!

 

 

予定の変更方法

 

以上が各運賃タイプごとの予約の変更条件となります。

 

予約の変更は、空港カウンター・予約案内センター・公式ホームページ・旅行会社から簡単に行えます。との方法でも別途手数料などは発生しないので、状況に応じて便利な方法を選択しましょう。

 

 

2.予約のキャンセル

 

LCC(格安航空券)エアドゥではどの運賃タイプでも予約のキャンセルが可能で、払い戻しも受けられます。ただし、運賃タイプによってその条件に細かな違いがあります。

 

エアドゥの航空券をキャンセルする場合の条件は、運賃タイプによって次のとおりに異なります。

 

①出発時刻までなら無料でキャンセルが可能な運賃タイプ

 

次の運賃では、出発時刻までに手続きをすることによって、無料でキャンセルが可能になります。

 

(1)片道運賃

(2)往復運賃

(3)北海道発往復割引

(4)道民割引

(5)AIRDOスカイメイト

 

先ほどの「予約の変更が可能」な運賃タイプと同じグループなので、とても分かりやすいですね。

 

ただし、払い戻し時には430円の手数料が発生します。つまり、これらの運賃タイプでは、予約のキャンセル時に航空券の料金から430円を差し引いた金額が、払い戻されるということです。

 

また、これらの運賃タイプでは、出発日から10日以内であれば出発後の変更も可能ですが、その場合は6,000円のキャンセル手数料が必要になるので、注意が必要です。

 

予定が流動的でキャンセルの可能性が考えられるような場合では、ぜひともこの運賃タイプで予約しておくと安心です。ほぼ全額が返金されるので、新たに航空券を予約しなおすことができますね!

 

 

②有料でキャンセル可能な運賃タイプ

 

多くの航空会社がそうであるように、エアドゥでも運賃が非常に安い「割引運賃」では、予約のキャンセルには厳しい条件が設けられています。次の運賃タイプがそれに該当します。

 

(1)DOバリュー1

(2)DOバリュー3

(3)AIRDOスペシャル21

(4)AIRDOスペシャル28

(5)AIRDOスペシャル45

(6)AIRDOスペシャル55

(7)AIRDOスペシャル75

 

やはり、先ほどの「予約の変更が不可能」な運賃タイプと同じグループなので、とても分かりやすいですね。

 

これらの運賃タイプでは、出発時刻までの手続きであっても、キャンセル手数料が生じます。キャンセル手数料は運賃タイプによって、次のとおりになっています。

 

DOバリュー1: 1,500円

DOバリュー3: 3,000円

AIRDOスペシャル21: 3,000円

AIRDOスペシャル28: 運賃の40%相当額

AIRDOスペシャル45: 運賃の40%相当額

AIRDOスペシャル55: 運賃の40%相当額

AIRDOスペシャル75: 運賃の40%相当額

 

これらのように、運賃が安いほどキャンセル時の手数料が高額になっています。また、これらの運賃タイプでは、出発時刻後のキャンセル条件に大きな違いがあります。

 

DOバリュー1: 6,000円

DOバリュー3: 6,000円

AIRDOスペシャル21: 6,000円

AIRDOスペシャル28: キャンセル(払い戻し)不可能!

AIRDOスペシャル45: キャンセル(払い戻し)不可能!

AIRDOスペシャル55: キャンセル(払い戻し)不可能!

AIRDOスペシャル75: キャンセル(払い戻し)不可能!

 

これらのように、AIRDO28・45・55・75運賃では、出発時刻後のキャンセルが不可能・つまり払い戻しはいっさい出来ないということになるので、予約の際は注意が必要です!

 

また、払い戻し時には430円の手数料が発生します。つまり、予約のキャンセル時に航空券の料金から430円を差し引いた金額が、払い戻されるということです。

 

これらの割引運賃タイプを利用する場合は、あらかじめ予定に変更のないことを確認しておくことをおすすめします。もし変更やキャンセルの可能性が予想されるなら、「変更可能な運賃タイプ」で予約しておくと安心ですね!

 

 

払い戻し方法

 

以上が各運賃タイプごとの予約のキャンセル条件となります。

 

返金手続きが可能な場所は、購入方法によって次のとおりに異なります。

 

・空港カウンター: 空港カウンター、予約案内センター

・予約案内センター: 空港カウンター、予約案内センター、インターネット

・インターネット: 空港カウンター、予約案内センター、インターネット

・旅行会社: 旅行会社のみ

 

なお、旅行系運賃(団体航空券・パッケージ旅行など)については、購入した旅行会社での手続きが必要となります。

 

搭乗予定日の翌日以降は、インターネットでの払い戻し手続きができなくなります。また、一部搭乗済みの予約は、インターネットでの払い戻しができないので、あらかじめ注意が必要です。

 

払い戻し手続きの際には、認証コード(確認番号・購入時に使用されたクレジットカードなど)が必要となります。

 

返金方法は支払い方法によって、次のとおりに異なります。

 

 

(1)クレジットカードで支払った場合

 

支払いに使用したクレジットカード口座への返金となります。返金までの日数は、払い戻し手続きを行った日と、クレジットカード会社の締切・返金処理手続きのタイミングによって異なります。

 

また、購入分の請求と払い戻しの精算が同時に行われる場合があります。

手数料のみが引き落とされる場合と、購入分の引き落としが行われた後に、別の月に運賃額から手数料を差し引いた残金を払い戻す場合とがあります。詳しくは各クレジットカード会社への問い合わせが必要になります。

 

 

(2)現金で支払った場合

 

現金または銀行口座への払い戻しとなります。口座振替を希望する場合は、予約・案内センターまたはインターネット(PC・携帯・スマートフォン)サイトでの手続きが必要となります。

 

払い戻し手続き後に14日以内を目安に、指定した口座への振込み手続きが行われます。ただし、年末年始などは、返金までに14日以上かかる場合があります。金融機関のシステムの障害時や、天候不良等で多数の便が欠航になった場合なども、返金が遅くなる場合があります。

 

また、銀行口座への振込手数料は搭乗者の負担となります。

 

 

(3)株主優待割引を利用した場合

 

「株主優待割引」は、航空券の払い戻しにともなって、空港カウンターで「未使用証明書」が発行されます。そのため空港カウンターでの払い戻しとなります。

 

 

3.変更・払い戻しの特例

 

万が一病気などのやむを得ない事情で旅行が不可能な場合、次のような特別な対応を受けられます。

 

・搭乗予定日の翌日から起算して、30日間以内の便への予約変更が可能になります。

・変更や払い戻し時の手数料は、どの運賃タイプでもいっさい必要ありません。

・予約済みの場合は、予約便出発時刻前までの予約のキャンセルが必要です。

・病気などの理由で変更や払い戻しをする場合は、「医師の診断書」等の提出が必要です。

・口座振込による払い戻しを希望する場合は、振込手数料は搭乗者の負担となります。

 

詳細は「予約・案内センター」に問い合わせて、手続きを行いましょう。

 

 

3.大幅な遅延や欠航時

 

エアドゥでは大幅な遅延や欠航時に、どの運賃タイプでも手数料なしで振り替えや返金手続きを受けることが出来ます。

 

ただし、他社の便への振り替えや、交通費や宿泊費などの補償は、機材故障などのエアドゥ側が原因の欠航の場合にのみ受けられます。悪天候時にはそれらの補償は受けられません。

 

 

大幅な遅延や欠航時の対応の詳細については、別の記事で解説いたしますので、ぜひご覧くださいませ。

 

 

4.AIR DOキャンセルのまとめ

 

エアドゥは「格安航空会社」ではなく「地域航空会社」に属するので、予定の変更やキャンセル時の融通は十分に充実していると言えます。

 

ただし、「AIRDOスペシャル」シリーズや「DOバリュー」シリーズのような割引運賃では、予約の変更ができなかったり、キャンセル時に高額な手数料が必要になったりするので、予約の際にはぜひ慎重に予定をご確認ください。

 

もし事前に変更やキャンセルの可能性が考えられるような場合には、普通運賃での予約をおすすめします。変更やキャンセル時の融通が利くので安心できますね!

 

豊富な運賃タイプを上手に選んで、万が一の変更やキャンセルに備えておくと、エアドゥでの旅行をさらに安心に楽しめるようになりますね!

 

 

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※本記事は現時点の情報にてご案内いたしております。
航空会社規定等は航空会社の判断により随時変動しておりますので
最新情報はお客様ご自身にてご確認頂けますよう

お願い申し上げます。予めご了承くださいませ。
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